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ガンバレ、はやぶさ

本日、小惑星探査衛星「はやぶさ」が地球への帰還に向けた軌道修正に成功し、また一つ難関を乗り越えました。

2003年5月9日M-Vロケット5号機で打ち上げられた小惑星探査衛星「はやぶさ」は20億Kmを旅し、2005年11月20日に小惑星「イトカワ」に見事着陸することに成功しました。言うまでもありませんが、イトカワは日本の宇宙ロケットの開発に貢献した故糸川博士の業績にちなんで名付けられた天体です。

その後イトカワの岩石サンプルの採取を試みましたが、長期間の飛行によって通信や推進機構に不具合を生じ、まさに満身創痍の状態ながらプロジェクト担当者の執念によって2007年4月25日地球への帰還にに向けた飛行を開始しました。「はやぶさ」長期間の飛行を可能にするために3基のイオンエンジンを搭載していましたが、その内の2基が使用不能となり、残る1基のエンジンを使って綱渡りとも言える軌道修正を繰り返してきました。2009年2月からはイオンエンジンの連続運転による第2期軌道制御を行ってきましたが、日本時間の本日午後3時17分この作業を終了し、地球から約2万Kmの位置を通過する軌道に乗せることに成功しました。

これで地球への帰還はほぼ確実なものとなりました。今後は軌道修正を繰り返し、正確に大気圏内に再突入する軌道に精密誘導して、今年6月にオーストラリアの砂漠に帰還させる予定です。岩石のサンプルを持ち帰ることが出来たかどうかはカプセルを回収してみないとわかりませんが、なんとか無事回収して欲しいものです。

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