豪議員の呆れた認識
日本の調査捕鯨船への不法侵入で逮捕されたシー・シェパードの抗議船の船長ピーター・ベスーン容疑者が5つの罪状で起訴されました。これをを受けてオーストラリアのボブ・ブラウン上院議員が「日本の調査捕鯨団員こそ、オーストラリアの法律のもとで絶滅危惧種の捕獲について、嫌疑を受けるべき。」と発言しているようですが、2つの点で誤っています。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100403-00000002-scn-int
1つ目は日本の調査捕鯨は国際捕鯨委員会で認めらた正当な権利であり、しかもこのケースでは南氷洋と言う公海上で行われ、日本船籍の船上では日本の法律が適用されるのでオーストラリアの主権とは無縁の話です。
2つ目はミンククジラは世界で100万頭以上生息していることが科学的に確認されています。1%未満の捕獲数は自然環境下の生存率に何ら影響を及ぼすものではありません。他の種類についても科学的な根拠に基ずいて捕獲数が決められており、捕獲予定数も公表されていて、かつて米欧が鯨油目的に乱獲したこととは全く次元の違うものです。
エイプリル・フールのつもりなのかも知れませんがそれは4月1日限定です。ボブ・ブラウン上院議員は味噌汁で洗顔したほうがよさそうです。
| 固定リンク
コメント