ウェルカメクリーン作戦に参戦
毎日多くの観光客が訪れる中田島砂丘を始め、遠州灘は日本有数のアカウミガメの産卵地です。中田島海岸には産卵した卵が無事海に帰れるように自然保護団体によって孵化小屋が設置されています。これからの産卵シーズンを前に、今日は毎年恒例の海岸の清掃作業その名も「ウェルカメクリーン作戦」に自治会の一員として参加しました。この催しも今年で21回を数え、今年は天竜川西岸から浜名湖今切れ口まで約7000人が参加しました。
漂着した流木は野鳥の止まり木となるため対象外です。それ以外の人工物をゴミとして可燃物、不燃物に分けて回収しましたが、大勢の人で広い海岸もゴミよりも人の方が多いくらいです。
空き缶などの金属系のゴミはほとんどなく、石油由来系のゴミが大半です。ポリ袋やシートは砂に埋まっていると目立ちませんが、拾おうとすると結構大きかったりします。掘り出しに使ったミニスコップもゴミとして落ちていたものです。
海岸には砂地特有の植物が見られます。これは数が少ないハマボウフウ。
ハマニガナ、半ば砂に埋もれています。
ハマエンドウ。海岸に育つ植物はハマがつくものばかりです。
おなじみハマヒルガオ。環境の厳しい砂地にも結構花を見つけることができました。
午前9時から10時まで、みんなで汗をかきましたが、チリも積もれば山となるの喩え通り沢山のゴミが集まりました。あとはクリーンな海岸にアカウミガメさんの訪問を待つばかりです。
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