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前近代国家?

上海万博が開幕しましたが、予想通りマナー欠如による混乱が連日報道を賑わせています。しかし自国内は仕方ないとして外国に迷惑が及ぶのは迷惑千万です。自国の方針を主張するのはいいとしても、その都度論拠が変わるようでは世間を納得させることは出来ません。

事例その1
2009年3月8日中国海南島沖のEEZ(排他的経済水域)内の公海上で活動中の米海軍の海洋調査船インベッカブルに対し、中国海軍の情報収集艦や漁業監視船、国家海洋調査局の艦艇、トロール船2隻が異常接近し、うち2隻は進路を塞ぐように舳先15mまで近づいた。さらには進路に木材を投入するなどして航行を妨害した。この行為に対し、米国は中国側の妨害行為は「国際法違反」と非難した。

一方中国側はインベッカブルは中国のEEZで中国側の許可を得ずに、不法な測量活動を行い、国際海洋法条約に違反していると米国を非難した。

http://www.afpbb.com/article/politics/2580051/3897797

事例その2
2010年5月3日
奄美大島沖の我が国EEZ内で海上保安庁の測量船が調査活動を行おうとしたところ、中国の海洋調査船が3時間にわたって1キロの距離まで接近追跡し調査活動を妨害し、これに抗議した外務省に対して中国外務省は「中国の調査船がこの海域で法執行活動を展開するのは正当で合法だ」とする談話を発表した。
しかし、これ以外の海域でも中国の調査船は我が国のEEZ内でたびたび無断で海洋調査や地質調査を行っています。

事例その3
広州日報、新華社など中国メディア(中国政府のコントロール下にあり)は2010年5月6日、南沙諸島付近に出動した中国護衛艦隊の活動をマレーシア海軍が妨害したと報じた。中国海軍から漁政局に転籍した軍艦に対し、4月29日にマレーシア海軍から追跡を受けたと言うもの。中国メディアによると同海域は中国のEEZ内であり、漁場内で正常な活動を続けているだけと主張した。南沙諸島はベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、台湾、中国が互いに領有権を主張し、台湾、中国、フィリピン、ベトナムがいくつかの島を実効支配していますが帰属は確定していません。

はぁ?、中国はその都度言うことが変わりますね。その場その場でまったく矛盾する自国に都合のいい主張を繰り返しています。俗に言う他人のものは自分のもの、自分のものは自分のものを地でいっていますが、中国は国連常任理事国と言う責任ある立場にあることをまさか忘れた訳じゃないですよね。
国際法を順守するのは近代国家として当然のことですが、ダブルスタンダードで自分に都合のいいようにしか解釈しないのでは法治国家としてあるべき姿ではありませんし、大国としての振る舞いが出来ない大国は周辺国の迷惑国家でしかありません。

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