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雨上がる

久しぶりの雨は大雨洪水警報が発令された程の雨量をもたらしてやっと上がりました。おかげで、ほとんど干上がっていた我が家の天水備蓄も150リットルの満水を回復できましたし、家庭菜の野菜達もたっぷり水を吸って今朝は生き生きしています。

ところで、雨で収穫できなかったトマトを収穫に行ってビックリ。せっかく赤く色づいた実が全部はぜてしまっていました。おそらく今まで水分が不足していたところへたっぷり水分が供給されたので、皮と実の部分の成長の差で皮が破れたものと思いますが、良い出来だっただけに残念です。そんな訳で今朝の食卓はトマトの塩和えの大盛りとなりました。
今日はこれから暑くなりそうですが、きっと青いトマト達が自分たちの出番を待ちかねていることでしょう。

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千葉法務大臣

昨年9月の就任以来、死刑執行を拒んできた千葉法務大臣が死刑執行を承諾し、本日およそ1年ぶりに死刑が執行されました。このことについて自民党の川崎国対委員長と公明党の山口委員長代表が早速文句を付けています。

いわく、選挙に落選した人間が法務大臣を続けるのが問題なのに、執行する資格があるのかと。

ブ、ブーです。憲法68条を知らないとは言わせません。特に山口さんは弁護士資格をお持ちの筈ですから、ちょっとまずいのではないでしょうか?国務大臣は国会議員でなければならない必要はありません。選挙で落選したからといって辞任しなければならないとはどの法律にも規定されておらず、大臣の半数以上が国会議員でなければならないとされているだけなのです。
また、落選、落選と言われていますが、千葉氏は70万票あまりを得票しています。もし、これを問題にするのであれば、これ以下の票数で当選した議員の正当性を問わなければ公正を欠くと言うものですが、このことについて全くふれないのはどうしてでしょうか。

川崎二郎さん、あなたは先の選挙で選挙区では落選しながら、比例区で復活当選していますが、そんなあなたは千葉氏のことをとやかく言える立場なんでしょうか。あなたの所属する政党は責任と言うワードを掲げている筈ですが、その言葉が最も似合わない人だとと思ってしまうのは私の品性の故でしょうか。

最後に一つ、刑法は死刑の執行を6ヶ月以内と定めています。これまで執行しなかったのは千葉氏の重大な責任ですが、弁護士の同期生でもある山口氏の今回の主張はこれをないがしろにしろと言っているように受け取れます。これは看過できませんので、私からレッドカードを差し上げたいと思います。

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愚図

またまたF-Xの話題です。読売新聞Web版は、防衛省は平成23年度概算要求で老朽化したF-4E後継のF-X予算の見送りを決めたと報じました。F-Xは有力な候補機だったF-22の米議会による輸出禁止やF-35の開発が遅れに遅れていることから、空自は本来21年度に決定するところを先送りにしていましたが、これが本当であれば3年続けての見送りとなる訳ですが、無策にも程があります。

先送りしたところで、F‐22が解禁になる保証はどこにもありませんし、F‐35の本当の性能も果たして狙い通りになるのかも分かりません。1年先送りはまだいいとして、この期におよんでも決断できないのは軍事責任者として失格で、愚図としか言いようがありません。

海自では潜水したままの航行距離を延ばしたAIP動力搭載の「そうりゅう型」潜水艦の配備を開始しましたが、5番艦からはより電池性能に優れたリチウムイオン電池を搭載する予定になっています。つまり、将来より性能の良い電池が手に入るのが分かっていても、それまで配備を遅らせることのデメリットを考えて、あえて従来型の電池での早期配備に踏み切ったのです。
一隻毎に仕様を変えられる艦船と違い、一定のバージョンを量産する戦闘機の場合は一旦決めれば一定数を覚悟しなければなりませんので、全く同一には論じられませんが、何を何時採用するのかぐらいは決めておかなくては話になりません。

F‐35はまだ完成機が存在していません。仮にF‐35にこだわり続けた場合、A400Mのように量産の目途が立たなくなる可能性もない訳ではありません。可能性は非常に低いとは思いますが、要求性能を満たすことが不可能となったり、何とかモノにしたとしても機体価格の高騰で量産放棄になる可能性が全くない訳ではないのです。米軍は大量のF‐15、16、新型のF‐15E、F/A‐18、そしてF‐22を保有していますから、これらをやりくりして急場をしのぐことができますが、持ち駒の少ない我が国のF‐4E後継分50機は完全に穴が開いてしまいます。
又、その時になってあわててBAEに泣きついたとしても、一旦袖にされたタイフーンのライセンス許可を出してもらえる保証はありません。

一定の性能を備え、現段階で確実に導入できる機体を決定する、こんな簡単なことがどうして空自は決められないのか、本当に不思議でなりません。

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遭難者救助ヘリが墜落炎上

25日、奥秩父雁峠に突き上げるブドウ沢で滝壺に滑落した登山者を救助中の埼玉県の防災ヘリ「あらかわ1号」が墜落炎上し、パイロットなど乗員5名が死亡する事故が起きました。ヘリは救助要請に基づき、現場上空で救助隊員2名をロープで降下させましたが、直後に墜落し、炎上したもので、現場にはバラバラになったローターが散乱していたと言うことです。
「あらかわ1」は県が所有していますが、実際の飛行運用は民間の本田航空に委託していて、墜落したパイロットは飛行時間の長いベテランだったそうです。

事故当時現場の天候が悪かったとの情報もありますが、今現在は現場の詳しい状況が分かっていません。私の勝手な推測となりますが、墜落の状況からは周囲の樹木か尾根にローターが接触して破損、一気に墜落に至ったものと思われます。昨年北ア、涸沢岳で遭難者を救助中の岐阜県の防災ヘリが岩場に接触して墜落していますが、今回の事故はその状況に似ているような気がします。北アの事故では山岳飛行に慣れたパイロットが、当日はたまたま所用で飛行できる状態でなかったため、墜落したパイロットが代わりをかって出たのですが、飛行時間そのものはベテランの領域でしたが、山岳飛行の経験はほとんどなかったとのことです。

山岳地帯では気流が不安定で、機体の姿勢を保つのが極めて難しいそうで、かつては槍ケ岳でバランスを崩して横転、墜落する事故も起きています。今回のパイロットは民間会社の社員だった訳ですが、防災ヘリであることから危険な飛行を強いられる場面が多かったのではないかと思われます。つい先日も浜名湖で、県から運営の委託を受けた民間会社が採算重視の姿勢からカッターボートを転覆させ、訓練生1名が水死する事故が起きましたが、任務をこなす為には、それなりの訓練飛行が必要と思われます。果たして民間社員の立場で十分な訓練飛行が行えていたのか疑問が残ります。

救助依頼者の無事救出がベストですが、登山では引き返す勇気を持てと良く言われます。現場のことは現場にいた者にしか分かりませんが、もし機体や乗員の安全が確保できないと判断された時は、登山と同様に無理をせずに引き返す選択肢も認められるべきではないでしょうか。

謹んで亡くなられた関係者のご冥福をお祈り致します。

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防衛大綱改定、潜水艦増強か

我が国の防衛大綱は国防の基本方針を纏めたもので戦闘機や戦車の定数などが盛り込まれており、昨年新防衛大綱が決められることになっていましたが、政権交代によって今年に先送りされていました。

本日は中日新聞が日米共同開発の弾道ミサイル防衛用のSM-3ブロックⅡAを欧州向けに輸出することに政府が同意する方針であることを1面で伝えていますが、産経新聞もまた防衛大綱ネタを取り上げています。
記事によれば、増強著しい中国の海軍力、とりわけ潜水艦の近代化に対応するため、これまでかたくなに守ってきた潜水艦16隻の枠を拡大し、20隻台を目指す方針を固めたと言うものです。我が国の16隻に対し、中国は現在56隻ほどの潜水艦を保有しています。
一見領土面積に見合っているように思えますが、実は領海とEEZ(排他的経済水域)を合わせた面積は中国の877、019km²に対し我が国は4、479、358km²と4倍近い海域を保有しています。核戦力を持ち、原潜を保有する中国とは運用方針の違いがありますから単純には比較は出来ませんが、実効支配海水面積を保有隻数で割ってみると、我が国の潜水艦1隻が担当する面積は中国の実に18倍にもなり、このような観点からも、潜水艦の定数増が求められていました。

我が国は太平洋戦争で、米軍の潜水艦によって軍艦はおろか輸送船まで大量に失うことになり、物資の補給を完全に止められて国家運営が崩壊した経験から、潜水艦の保有を重視し、建造能力を維持するために川崎、三菱の2つのメーカーに対し交互に1年置きに発注する体制を維持してきました。ところが、防衛大綱が定めた定数が16隻のため、結果的に16年で1隻という他の国であれば半分程度の艦齢で除籍しており、あまりの運用年数の短さに運用年数を延長すべく定数の増加を求める意見がありましたが、長年見直しされることなく放置されてきましたが、もし報道が本当であれば、改善されることになります。

海上自衛隊はこの6月にさわかぜ、はつゆき、ゆうばり、ゆうべつの4隻が新造艦がないまま退役しており、純減となっています。ソマリア沖の海賊対処など任務の多様化、国際化が進む中、装備体系の見直しは効率化の観点からも必要なことと考えます。

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車内は52℃

連日の猛暑でげんなりです。各地から記録的な温度が伝えられていますが、これはあくまで測候所が記録した公式な記録であって、その地域の最高温度である訳ではありません。例えば、ある市の最高気温が39℃だったとしてもその市に住む山田さんの家の前の道路上では42℃であったりする訳です。

昨日仕事を終えてマイカーに戻ると、当然ながら車内は熱気でムンムン、温度計を見ると何と52℃で今年の最高値でした。もっとも、私が車内で使っている温度計は52℃までしか目盛がないので、本当はもっと高かったのもかも知れませんが、それは神のみが知ることです。
ところで、マイカーのバンパー裏には車外の温度を測るセンサーが付いています。駐車中は車体の温度が上ってしまうので、走行前は外気温ではなく、車体の温度が表示されてしまうのですが、こちらはなんと39℃もありました。きっとルーフトップでは軽く60℃を超えていたことでしょう。

エアコンの風で一息入れながら走っていると、道路脇に普段見慣れぬ鳥が見えました。あれ、あの鳥に似ているけどまさか暑さのせいで見間違えたのかなあと思いましたが、近くまで行くとやっぱり雄のキジでした。暑いのか嘴を開いていましたが、面倒くさそうにゆっくりと草むらに姿をかくして行きました。この暑さ、エアコンに頼れない野鳥達は本当に大変です。我々も文句を言わずに我慢、我慢ですね。 (@Д@;

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お前が言うな

拉致被害者、横田めぐみさんや田口八重子さんと過去に接触したことがあるとされる北朝鮮の元工作員、金賢姫元死刑囚の訪日について自民党がパフォーマンスだと噛みついていますが、世論分裂の印象操作としか思えない愚行です。

拉致被害者救出については我が国が出来る手は限られています。拉致が国家の手で行われ、今も継続している以上何らかの圧力で北朝鮮政府を動かすか、国家の消滅を待つしかないのです。

この問題の共犯とも言える社会党は社民党となった今も公式には自党の責任を認めていませんが、行方不明者としての捜索や北朝鮮による拉致としての捜査を長年放置してきた自民党も同罪です。しかも千載一遇のチャンスであった金正男の不法入国では、拉致被害者との解放交渉することなく安易に出国させたのは自民党政権の取り返しのつかない大失態です。そしてその後も積極的な手を打つことなく今日に至っているのに、正にお前が言うなです。

今回の来日で事態が急転する訳ではありませんが、日本政府は自国民救出に手を打っていることを内外に表明することが何より大事だと考えます。彼女の招聘にいくらかかったのかを問題にしている人もありますが、連日マスコミがトップニュースで扱っただけで、十分効果は得られたのではないでしょうか。また、もっと有効な手立てがあると言うのなら、その方策を是非聞かせてもらいたいものです。
25日からは韓国哨戒艦撃沈事件を受けて日本海で米韓軍事演習が行われますが、拉致問題解決に向けて北朝鮮の軍事的体力が少しでも消耗することを願うばかりです。

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超音速対艦ミサイルを開発と報道

今朝の中日新聞が、防衛省が本年度予算で中国に対抗して超音速対艦ミサイルを開発していることが分かったと1面で報じましたが、正直意味が分かりません。しかも空母保有を目指している中国海軍に向けたものではないかと余計な解説まで付けています。そもそもこの内容は防衛省の概算要求の決定段階から明らかになっていたことで、年末の政府案の閣議決定で確定的になり、3月24日に本年度予算が参議院で可決されて決定していたもので、今まで極秘裏に行われていた訳ではありません。

それなのに今になって開発を始めたのが分かったと言うのは、自分達の取材がいい加減で今年度予算にどんな項目が含まれていたのか全く把握していなかったことを公にしたのと同様なのですが、もし本当にそうであれば大変に恥ずかしい話でわざわざ1面で取りあげて公表するのも憚られると思うのですが、編集責任者も思い切ったことをしたものです。

この対艦ミサイルの開発のことはもう何年も前から明らかになっていることで、秘密でも何でもありません。護衛艦や戦闘機の保有数を削減され続けた自衛隊が、防衛力維持のためにロケットとジェットエンジンを組み合わせたインテグラル・ロケット・ラムジェットを搭載した超音速の対艦ミサイルの研究試作を開始したのは1992年からで、本来2002年からの本開発を予定していたのですが何故か自民党政権下では予算が付かず、防衛政策に消極的と思われていた民主党政権になってやっと予算が付いた状況です。

開発内容については防衛省主催の昨年11月の防衛技術シンポジウムでも写真付きで取り上げられており、この時期になって「分かりました」と報じることこそが分かりません。ただし、記事中ではこれまで公表されていない全長や重量が明らかにされており、これは関係者に取材しなければ入手できない情報です。現在は来年度予算の概算要求作成作業の真最中です。このミサイルの開発予算枠は既に決まっているのですが、何らかの意図をもった関係者が不勉強の記者を使ってパフォーマンスを演じてみせたと考えるのが自然なのかも知れません。

それにしても担当記者は・・・。

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はやぶさ2号

はやぶさフィーバーが続いています。劇的な帰還を果たしてから1ヶ月以上経ちましたが、CG映像で7年間の活動を綴った記録映画が異例の大入りを続けています。次々と襲いかかる致命的とも思える困難にも負けず、けなげにミッションを遂行しようとする姿に感涙を流す大人の観客が多いのだそうです。
このような国民的大人気の前には流石の仕分け人も立ちふさがる訳にはいかず、参院選の敗北もあって、現在真っ盛りの来年度概算要求でもはやぶさ2号の予算化は間違いないものと思われます。

ところで、はやぶさ2号が既に存在していることを昨日初めて知りました。夕方地元テレビのニュースを横目でちらちらと見ていたのですが、突然「はやぶさ2号」のフレーズが流れました。えっ、と思って良く見るとそれは静岡県警が熱海、網代管内に配備している警備艇の名前で、JAXAがこっそり組み立てた隠し玉ではありませんでした。で、ついでに調べると警視庁のヘリコプターにも「はやぶさ2号」の名前がありました。あまりマスコミでは取り上げられませんが、本家?はやぶさ2号の追い風になればいいのにと思わずにはいられませんでした。

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再びF- Xについて

産経新聞が本日付の記事で、選定が遅れている航空自衛隊のF-4E戦闘機の後継機種について防衛省がF-2の追加発注を検討中と伝えました。但し、ソースは明らかにされておらず、防衛省もプレスリリースを発表していないので、いわゆる思い込み記事の可能性もあるのですが、F-4Eの退役が50機であるのに対して何故か追加発注数が20機となっていて、そこに何か思惑があるのではないかと憶測を呼んでいます。

F-2はF-16を母体に我が国の技術で開発し、多用途任務に対応するマルチロール機として141機の生産が予定されていました。ところが当時の石破長官の小型機ゆえに将来の発展性がないとの思い込みで、98機での生産打ち切りが決まってしまい、2011年度納入分で生産が終了することになっていました。ところが大誤算でF-Xの本命とされていたF-22は、軍事機密の漏えいを心配されて米議会が輸出禁止としてしまい、それではと次点繰り上げの多国間共同開発のF-35は開発がダダ遅れて現時点での配備開始が2016年以降になる見通しです。
参加国はどの国もお国の事情を抱えて、完成を今か今かと待ち構えていますから共同開発国でもない日本に順番が回ってくるのは相当先になるのは当然です。また、F-2や現在開発中の次期輸送機のC-2や哨戒機P-1も他国には我が国が要求する機体がないとして自国開発をしていますから、完成品をそのまま輸入することも考え難いとも思えます。

そして50機に対する20機の意味するところですが、二つの事が考えられます。我が国は戦闘機の国内生産基盤の維持を希望しています。つまり今後導入する機種はどれであっても国内で生産したいとの思惑です。仮にユーロファイターを選定した場合でも、実際の生産に取りかかるまでライン整備が必要です。この時間を20機分で稼ごうとしている可能性が一つです。
もう一つはF-35の導入のケースです。こちらは現在の状況ではかなり難しいと思われるのですが、主契約者のLMは米国政府が許可すればライセンス生産は可能との見解です。ただし、対艦攻撃用途としてF/A-18を保有している米国はF-35に対艦ミサイルの搭載を考えていないようで、ウェポンベイに収まるミサイルも開発されていません。そこでF-4Eがもっている任務のうち、対艦攻撃任務をF-2追加分に担わせると言うものです。
こちらもその間にラインを準備しておけば、開発完了を待って量産に入ることが可能です。

どちらにしても20機のみ増産すると言うのがこの記事のミソなのですが、その後この報道を後追いする記事は上がっておらず、取材対象者も防衛省と言う漠然とした表現以外一切明らかにされていませんので、猛暑故の勘違いだった可能性が高いのかも知れません。

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がっかりした話

アウトドアショップからバーゲンセールの案内ハガキが届いたので、超久しぶりに顔を出すことにしました。以前は月に一度位は顔を出していたような気がするのですが、失業が長引いてしまったので、ついつい足が遠のいてしまっていました。
実は外出時や毎日のワンコの散歩の時に愛用して履いているキャラバンのハイキングシューズC-2が、酷使の結果傷んでしまったので、新しいのに買い替えるつもりでした。

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とうとう踵の部分がすり減ってしまいました。

ところが・・・・・・・・・・・・・・・。

あれキャラバンのC-2は?

ありません。

はぁ?

生産が終了したので、もうありません。

そんな話聞いていませんが。

最近のメーカーはいちいちアナウンスしてくれませんが、既に生産が終了しているのでもう入ってきません。

と言うような押し問答をした結果、どうも他の定番品はそのままなのですが、C-2だけがカタログから落ちてしまったようです。キャラバンのC-2はローカットでありながらホールドが良く、ソールのグリップもしっかりしていて、しかもゴアテックスのブーティを使っているので防水力に優れたとてもコストパフォーマンスに優れた商品でした。そのC-2が廃番になってしまったのは、私にとっては最高の靴だったのですが、残念ながら一般の人にはそれほど受けが良くなかったみたいです。

仕方がないので、泣く泣く買ったのがこちらです。↓

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今までのC-2に一番近い履き心地のキャラバンC1-02です。

C1-02

C-2よりもシャフトが長いのですが、それ以外はC-2とほぼ同じ形状です。ワンコの散歩に履くのにはちょっとオーバースペックかとも思いますが、大は小を兼ねるのでこれから長い付き合いになりそうです。

おまけ

こちら↓も廃番になってしまったエバニューの0.4Lのヤカンです。山を思いながら家でコーヒーを入れるのに買おうか止めようか今まで迷っていたのですが、これが最後の一個ですと言われて思わず買ってしまいました。森田製作所が撤退し、登山用食器やコッフルの雄であるエバニューも品数を絞らなければならないというのは、かつて様々なメーカーから多くの登山商品が発売されていたことを知る身としてはさみしい限りです。

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左側が今は無き森田、右側が新しく買った0.4Lのヤカンです。

これからのアウトドアシーンはどうなって行くのでしょうか、豊かな社会になった筈が、ちょっと気がかりな出来事でした。

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えッ!!!

健康がとっても気になる年代なので、たまに血圧チェックをしています。以前は保険のおまけでもらった家庭用の上腕式のタイプを使っていたのですが、電池が006Pタイプで消耗が早いのと、結構かさばるので2年ほど前に手首で測るコンパクトなタイプに切り替えました。当初から測定結果が少し高めに出るような気がしたのですが、カミさんは逆に低く出るとでした。血圧というものは常に一定ではなく、一日の間でも変動するので、まあそんなものかと思っていました。事実、私の場合は検診や健診で測定すると家で測定するよりも低い数値となるのが普通です。

そして昨日、いつものように測定すると最高血圧(収縮期)が157mmHgと出ました。一般には最高血圧で140mmHg、最低血圧(拡張期)で90mmHg以上が高血圧とされて治療の対象とされています。157であれば境界を17もオーバーしていますので、驚いて再測定しました。すると次は141でしたので、高めに出る傾向を差し引けば正常な範囲かなと納得しました。昨日は検診日だったので、医師にそのことを告げて測定してもらうと106ですね、とのことです。あまりの違いに反対の腕でも測定してもらいましたが、こちらは110でした。
う~ん、これはどう考えたらいいのでしょう。家庭と専門家、それとも手首と上腕の測定方法の違いでしょうか?ネットで調べてみたら、医師や救急救命士が上腕式と手首式で同じ被験者で比較したところ、その誤差の範囲は+20~-17となり、人によって高かったり低かったりしましたが、思ったより差は少ないと言う評価でした。

家庭用の自動血圧計はモーターでカフにエアー圧をかけて、コロトコフ音を音響センサーで感知して算出した値を表示部に表示する仕組みです。日本高血圧学会の「家庭血圧測定条件設定の指針」では測定部位は上腕部を推奨、手首、指血圧計の使用は避けるとなっています。手首式は手軽なのですが、心臓から遠い位置にあることや高さの設定が必ずしも正確ではないことから誤差が出易いようで、どうやら利便性に囚われて手首式にしたことが結果としてあまり良い選択ではなかったようです。それにしても51もの測定誤差は何だったのでしょう?

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物足りない

ヤマハが電動バイク「EC-03」を9月から発売すると発表しました。サンヨー製の50Vのリチウムイオンバッテリーを搭載し、30km/h定地走行で43Km走ることが出来、価格は25万2000円で1回当たりの充電コストは18円と言うことです。ヤマハは以前にも電動パッソルや「EC-02」を発売しましたが、リチウムイオンバッテリーの安全性の問題などから市場から撤退していました。昨今のエコブームで、EV人気が高まったので再参入に踏み切ったようです。原付に代表される小型2輪車は手軽に乗れる反面、以前は図体に似合わず汚い排ガス源でもありました。EVは無公害なので時代に合った乗り物と言えますし、ランニングコストの安さでエコノミーでもあります。

ただ、航続距離43Kmでは構内での移動や通勤駅までと言った近距離用途に限定されてしまいます。また、折角のEVなのにスタイルにインパクトがありません。機構的にデザインの自由度は広く取れると思われるので、プリウスのように一目でそれとわかる、もっと未来を強く感じさせるスタイルが良かったのではないかと思います。

辛口コメントになってしまいましたが、ヤマハでは今後数機種を発売する予定のようです。EV2輪のパイオニアとして未来に向けて順調に離陸できることを期待したいと思います。

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10式戦車

昨夜BSフジのBSプライムニュースで、自衛隊の次期主力戦車である10式戦車の配備の是非についての2時間特番がありました。与野党の防衛関係者と元陸自幹部、軍事ライターとの討論形式でしたが、フジ側の資料映像がほとんどなく、各自の意見の羅列で消化不良の印象でした。

10式戦車は現行の90式戦車が北海道での戦車戦を想定し、大きく重くなりすぎて、結局本州以南に配備されなかったことを教訓に1世代前の74式を更新するために開発されました。90式の打撃力と防御力を向上させながら、74式並みのコンパクトさと俊敏さ、C4Iと呼ばれるデータリンク機能が売り物です。

2年前に初めて報道陣に試作車両が公開された時には大きな話題となり、中国国営テレビまでが特番を組みましたが、中国の方が10式戦車の特長や能力を的確に把握して冷静に論評していたように思います。番組中、視聴者からの意見として周辺国への脅威となるから配備しない方が良いとの意見が紹介されましたが、今までどこの国からもそのような声は上がっておらず、いい加減国情を考慮しないその手の考え方からは脱却した方が良いと思います。そもそも周辺国の保有台数は実働分に限っても桁が一つ違います。

事実中国は日本同様大きくなりすぎたことを反省して、小型軽量に新規設計した0910工程戦車を開発中しており、韓国は90式に近いサイズと重量ですがK1戦車の能力向上を目指したK2戦車を開発しています。どちらも搭載砲やデータリンク機能など10式戦車とほぼ同じような仕様となっています。つまりはどこの国も同じ方向を目指しており、普通の運用をしている限り他国への大きな脅威とはなり得ませんが、我が国が今のままで留まれば逆に脅威は増してしまうことになります。
軍事ライター氏は新戦車を作るより、既存戦車を改良した方がコストパフォーマンスが良いとの自説を展開していましたが、それなら中国や韓国が何故そうしないかについては説明がありませんでした。

我が国は防衛大綱で今後の戦車の定数を600両としています。各師団への配備数は機密事項で明らかにされていませんが、公開された資料から推測して北海道と九州の配備数を引き算すれば、本州への配備数は250両あまりとなります。これでは、今後脅威が高まった時に原発などの重要施設や空港、港湾施設への警護で展開をしようとしても単純計算で1県当たり6両程度しか配備できません。更に減数を望むような意見もありましたが、何故それで対応が可能なのか、数を踏まえた検証は見られませんでした。

物足りなさが残る内容ではありましたが、2時間枠でこの手の問題を論じることは大変意義があると思いましたので、今後の第二、第三の企画に期待したいと思います

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再び一票の重さについて

自民党が与党の時代、選挙結果を分析すると奇妙なことが分かりました。それは自民党と野党の得票を比べると、野党の得票の方がはるかに多いのに、獲得議席となると自民党が圧倒的に多いと言うものでした。つまり、自民党の支持基盤であった農村部の1議席当たりの人口と野党支持者が多い都市部の人口が全く釣り合っていなかったのです。
1票の重さに何倍もの格差があるとして多くの選挙無効の訴訟が起こされ、1票の重さに差があることは法の下での平等を謳った憲法に違反するとの判例が幾度となく出されましたが、混乱を招くとの理由で選挙無効は認められることはありませんでした。

そして迎えた今回の選挙ですが、もう無茶苦茶としか言いようがありません。高知県1人区の当選者は民主党の広田一氏で得票数137、306票でした。ところが、現職閣僚でありながら落選してしまった千葉法相は696、739票と実に広田氏の5倍以上の票を獲得しながら落選と言うのはどう考えても理不尽です。
つまり、神奈川県民の一票の重さは高知県県民の1/5以下でしかないことを当然のごとく放置しているもので、重大な人権の侵害です。自民党は自党の不利益になることなので、この問題を放置しましたが、民主党も折角与党になりながら是正の努力をしなかったのは同罪です。552、187票の東京選挙区の共産党の小池氏、567、167票の北海道選挙区の藤川氏と多くの票が死に票となってしまったのは民意軽視そのものです。仮に当選ラインが14万票であれば、この3氏の得票で実に12名が当選できたことになるのです。

事実、選挙区でも比例代表でも民主党の得票が自民党を上回っていたのに、獲得議席は自民党の方が多いのでは選挙の有効性が疑われても仕方ありません。選挙区では民主党2275万票に対して自民党1949万票と民主党の方が326万票も多く得票したのに実際の獲得議席は逆に自民党の39議席に対して民主28議席と逆転しています。各々の得票を獲得議席で割ってみると自民50万票/議席に対し、民主は81万票/議席となり、1議席あたり31万票が無駄になってしまったことになり、公正な選挙とはとても呼べません。

勿論民主党には反省すべき点が多いのは事実ですが、こんな不平等な定数配分では素直に選挙結果を受け入れることは出来ません。定数削減の話もあるのですが、もしこのままズルズルと次回選挙の1年前までにこの不平等が是正されないのであれば、不作為への罰として今回の選挙結果を無効とし、その間の歳費は全額国庫に返納することにしたら少しは本気で取り組んでくれるでしょうか。 ヽ( )`ε´( )ノ

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脳水大臣?

宮崎県の口蹄疫問題はやっと終息の方向に向かい出しましたが、全頭処分を強いられた畜産農家の再建問題が待ち構えています。特に肉牛については宮崎ブランドの遺伝子を持った種牛が県が保有する5頭のみとなってしまい、今後必要になる子牛をどのように手当するのかが問われます。

ところが全頭処分された筈の区域で飼育されていた民間保有の種牛が生存していることがわかりました。所有者は県に寄贈する意向のようですが、国は殺処分を命じています。
素朴な疑問なのですが、これまで感染もしておらず、周囲の家畜は全て処分されて感染の危険性も低下し、感染源となる可能性が極めて低い種牛をどうして処分しなければならないのでしょうか。しかも感染が終息状態で、今後不足した種牛をどう手当てするかが問題になる時に、おそらくは管理も厳重であろう非感染の種牛と感染のリスクが高い一般飼育牛を同列に扱う農水省の判断はどうにも理解できません。どうもお上が決めたことに従わないのはけしかんと言っているようにしか聞こえません。

大臣が官僚の操り人形と化しているとの声がありますが、今回の問題はどうもその典型のような気がします。民主党は民意を尊重すると言うのであれば、畜産農家の意見を尊重すべきだと思いますが、霞が関の意向を押し付けているようにしか見えません。大臣の人相もあって、まるで越後屋に操られる悪大臣のように思えるのは私だけでしょうか?

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私のお気に入り

連日各地で梅雨の大雨による被害が伝えられています。雷が鳴ると梅雨が明けるとの例えがありますが、雷注意報が出たと思ったら週末にも梅雨明けとの予想が聞こえて来ました。
昨年は中々梅雨が明けず、うんざりしましたが、今年も雨もさることながら、蒸し蒸しする湿度の高さに辟易していましたので梅雨明けは大歓迎です。

ところで、最近機能性衣類の低価格化が進んでいます。ユニ○ロが東レと共同開発したヒートテックは大ブレークして去年の冬の商戦では早々に品切れとなってしまいました。汗対策として有名なのはデュポンが開発したオーロンで、即乾性に優れ、濡れても暖かく感じるのでアウトドア用の下着やTシャツとして好まれていましたが、何分高価でした。ユニ○ロでも夏向けとして即乾機能を謳った商品を出していますが、以前に買った商品は実際に着てみると蒸し暑く感じられてオーロンのような着心地はありませんでした。最近ではドライシルキーなる商品名のTシャツが990円で出ていますが、そんなことがあったので試す気にならずにいます。

ところが、TVのCMでおなじみの○インズホームの吸汗即乾Tシャツは胸ポケットまで付いて580円で販売されているので、駄目もとで試しに使ってみました。すると意外にも着心地バッチリです。抗菌防臭も謳っていますが、そもそもあまり汗にならないのでほとんど臭いも気になりません。もしかしたらユニ○ロの商品も同じような効果かも知れませんが、こちらは半値近い値段なので勝負ありです。残念ながらカラーは単色無地のみでプリント柄はありませんが、機能重視で割り切れば仕方ありません。蒸し暑い梅雨の時期もこのTシャツでなんとか乗り切ることが出来そうです。 (^-^;

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首相を使い捨てにするな

本日は出勤前にあわてて参院選の結果を記事にしましたが、落ち着いて考えたら抜け落ちていたことがいくつかあったので補足します。

衆参のねじれについてですが、円滑な国会運営の観点からは衆参で同一の会派が過半数を制していることが望ましいのですが、多数党は先の国会終盤でもそうでしたが、数に任せて往々にして強引な議会運営をします。自公政権下でも衆議院での再可決を行使して強行採決を乱発しました。
多数党の数を頼りの強硬策をけん制する意味合いからは、衆参のねじれも好機と考えたほうが良いのかも知れません。参議院を揶揄して衆議院のカーボンコピーと言われていますが、参議院の全国区制が廃止され衆議院とほぼ同じような選出方法であれば、参議院の持つチェック機能は形骸化し、不要論が勢いを増してきます。

この際、与野党でとことん議論を尽くし、誰もが納得する法案を作り上げればねじれも関係なくなります。もし、野党が反対だけを目的にとことん抵抗をするようであるならば、自ら参議院を葬り去ることになるだけです。また同じく与党への問責決議も考え物です。かつて民主党もこの戦術を使いましたが、4代続けて首相が1年持たない状況は我が国の立場を著しく弱めてしまいました。もしここで、サミットに出席したばかりの菅氏が首相の座を降りるようなことになれば、どこの国も日本の首相の発言をまともに聞いてはくれないでしょう。

そこで提案です。我が国は議員内閣制で、衆議院で首班指名選挙に勝った国会議員が首相となり、政権運営打開の手段として解散総辞職が認められていますが、最近のように内閣がころころ変わるのを防止するため、総選挙から2年間は辞任や総辞職を認めないようにするのです。個人の犯罪は別として、内閣が行き詰るのは与野党双方に原因があるからで、首相退陣は国会全体が責任を負うべきです。よって2年以内の辞任や解散があった場合はペナルティとして翌年の政党助成金は全額カットとするのです。

本来議員は法案を立案し、議会で論戦を繰り広げるのが仕事の筈ですが、昨今は国民そっちのけで、いかに選挙に勝つかだけに汲々としており政治屋と言われても仕方ない有様です。
米国では大統領の能力に疑問符がついたとしても誰も辞任を迫りません。かつて民主党から選出されたF氏や共和党からの息子のB氏など批判の嵐にさらされましたが、任期中は大統領の任にある個人としてではなく、あくまでも国を率いる大統領として遇しています。

我が国も大局的見地から、せめて2年は首相を支える様にして欲しいものです。

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審判下る

参院選は民主惨敗、自民復調、みんなの党の躍進で幕を閉じましたが、剛腕で押し切った小沢戦略は全く効を奏しませんでした。敗因についてマスメディアは菅総理の消費税発言を挙げていますが、それだけでしょうか。
鳩山前代表と小沢前幹事長の二重権力構造と政治資金についての説明責任、政策決定の不透明性さと政策優先順位の疑義も大いに影響したのではないでしょうか。特に党内の意思決定機関である政策調査会の一方的な廃止は「民主」の名前を冠した政党とは思えませんでした。子供手当の財源問題や高速無料化などマニフェストとの乖離も問題とされました。
また、正式な機関決定を経ないままの放言も目立ちました。普天間問題における鳩山前首相の迷走発言や参院選を前にしての突然の消費税発言、仙石官房長官の韓国との戦後処理見直し発言など、首を傾げたくなるものばかりで、勝手に自滅にひた走っているようにさえ思えました。責任ある政権政党として大いに反省を望みたいと思います。

参院の過半数は失いましたが、依然与党が衆議院の過半数を握っている状況は変わりません。衆参のねじれ解消のため、早期の衆議院解散は避けられないと思われ、これからが各党の正念場となってきます。党利党略でなく、国家国民のための政治、政策論議を期待します。

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今日は投票日です

本日は参院選の投票日です。衆議院で過半数を制している民主党が、連立を組む国民新党と過半数を制することが出来るかが注目となっていますが、さてどんな結果になるのでしょうか? ところで選挙期間中にちっとも争点にならなかった我が国の安全保障問題ですが、関心を示さない有権者にも大いに問題があると思います。普天間問題がこんなにこじれてしまったのも、一つには国民の安全保障に対する無関心な態度があります。日米安保条約をいいことに本来自国が担うべき防衛負担を米国に押し付け、防衛経費を抑制することが国の方策として望ましいとされ続けて来ました。その結果、基地は迷惑施設なので自分の居住地周辺にあるのは許せないと言う考えが蔓延してしまいました。普天間飛行場は太平洋戦争末期に占領されて米軍に接収されたもので、日本政府が借り上げて米軍に提供している基地とは異質のものです。本来であれば単に返還要求すべきものですが、沖縄の軍事的プレゼンスを考えた場合に代替施設の提供も止むなしと考え、事故が起きる前に解決して欲しいところです。 さて、ここで我が国の国防予算の妥当性について考えてみたいと思います。今年度の防衛省関連予算は約4兆9000億円、GNP比で1.0%です。この金額については高額なので、その分を他に回せと主張する考えもありますが、果たしてそうなのでしょうか?人口の大小や経済の状況によって各国の国防費はまちまちですが、主要国の国防費を対GNP比で見た場合以下のようになっています。 中国2.0%、米国4.0%、インド2.9%、ロシア3.7%、韓国2.6%、ドイツ1.4%、フランス2.5%、イギリス2.6%、平均で2.5%となります。世界の警察官を自負する米国や数字の信ぴょう性に疑問が残る中国を別にすれば、韓国・フランス・イギリス当たりの国が平均的な予算額となりますが、北朝鮮と休戦中の韓国、旧植民地を抱え、核戦力を保持する英仏はちょっと特殊な部類かも知れません。そうなると、ドイツの1.4%あたりが望ましい数字になるのかも知れませんが、実はドイツは世界第3位の兵器輸出国なのです。あまり知られていませんが、戦車や潜水艦を自国で開発できる国はごく限られており、しかも高性能であることから各国垂涎の的となっており、2008年の統計では総額85億ドルとなっています。 米国は戦闘機やミサイルで他を圧倒して世界最大の輸出国となっていますが、潜水艦に関しては原子力推進のものしか建造されておらず台湾への輸出も出来ませんでした。皮肉にも通常動力やAIP動力の潜水艦についてはドイツが最大の輸出国となっています。ドイツの国防予算は450億ドル規模ですが、各国とも大半が人件費です。ドイツがそれ以外に85億ドル分も生産できることは開発費を薄め、兵器メーカーの経営を助けますから新たな兵器開発へのハードルが低くなり、益々輸出にドライブがかかるようになります。 ドイツの国防費における研究開発費の割合については手元に資料がありませんが、英仏では7%台なので先の理由によって同等もしくはそれ以上と考えるのが妥当ではないでしょうか。翻って我が国のそれはと見れば国防予算の3.7%で対GNP比で英仏の1/4でしかありません。 よく評論家からは兵器開発が遅れている、能力が低い、価格が高い等の指摘がありますが、こうして見ると我が国の国防予算がとても妥当だとは思えません。特にNATOのような地域軍事機構が存在せず、離島や長い海岸線を抱え、しかも国際協力で海外での任務が増えてきており、今のままでは予算不足で急速に装備の陳腐化が進んでしまいます。 幸い我が国は四方を海で囲まれていますので、侵攻には元寇のように大量の艦船を必要とします。これを洋上で迎え撃てば、上陸を許すことはありませんがその為には対艦ミサイルが必要です。現在自衛隊の主力ミサイルは国産のターボジェットエンジンを搭載したもので150Km以上の射程を持っていますが、亜音速の速度です。これは開発当時は、艦船相手の場合には相手の速度の方がはるかに遅いので、これでも十分な速度と考えられたのとコストの問題でした。 ところが、その後の技術の進歩によって防御側の対抗策が向上したため、より突破力に優れた超音速型が求められるようになり、早くから超音速型を配備していたロシアにならって各国とも超音速型の配備を進めるようになっています。防衛省でも対抗上同種タイプの技術開発を始めていたのですが、自民党政権下では何故か開発予算が認められず、未だ配備に至っておりません。ところが民主党政権となった今年度予算でやっと研究・開発費が認められ、総額325億円で6年間をかけて量産型を開発することになりましたが、今年度の開発費はなんと22億円で単純平均の半分です。 開発には手順があるでしょうから、予算を増やせば早く完了するというものではないと思いますが、1年あたりの半額以下の予算では担当者の士気も上がりません。兵器を国産化した場合、その経費のほとんどが国内に落ちる為、形を変えた公共事業的な意味合いがあることも事実ですし、材料や電子技術の他の産業への波及効果も期待できます。景気低迷の折、景気刺激と防衛力向上の一石二鳥を兼ねて集中投資することも意義のあることではないかと考えます。 投票時間も残りわずかですが、有権者の審判はどう下るのでしょうか。

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今日のカルガモ君

昨日は梅雨本番モードのものすごい雨でした。一夜明けた今日は雲が多いながらも朝から晴天で、ワンコの散歩もゆったり歩くことが出来ましたが、途中でいつものカルガモ達がのんびり羽を休めているのを見かけたので急いでカメラを取りに戻りました。

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鳥と言えども身だしなみが一番?

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食後?でちょっと眠そうな感じです。

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人家の近くとは言え、やはり人間(私のことですが)は気になるようで、しきりと警戒しています。

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とうとう他の4羽は飛び去ってしまいましたが、どういうわけかこの1羽だけがのんびりとカメラの相手を務めてくれました。感謝感謝です。m(_ _)m

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ロシア軍の杞憂

以前にも触れましたが、現在ロシア軍はシベリアにおいて地上軍が、極東海域において海軍が空軍を交えてボストーク2010なる大規模演習を繰り広げていますが、その規模は兵士2万人、戦闘機70機、艦船30隻とロシア自らが今年最大規模の演習と呼んでいて4日にはメドヴェージェフ大統領がわざわざウラジオストックを訪問し、直接演習を視察しています。その一環なのか、3、4、5日とロシア機が日本海および太平洋側の広い空域で領海ぎりぎりの領空を長時間の偵察飛行を行いました。三沢の早期警戒機E-2Cや浜松のAWACSが随時捕捉し、各地の基地から戦闘機のスクランブルを行って対処したものと思われます。

ソ連解体以後、経済の落ち込みによってロシア軍は兵器の更新がままならず、新型戦車の配備が滞ったり、空母の建造を取り止めたりしており、特にウラジオストックを本拠とする太平洋艦隊は稼働する艦艇が大幅に減少しているとのことです。そのため、苦肉の策としてプライドを捨ててフランスから強襲揚陸艦ミストラル級を輸入およびライセンス生産し、その一番艦を極東に配備するとしています。理由は我が国の自衛隊が保有するおおすみなどの揚陸艦やへり空母型艦船を投入して北方領土奪還作戦を行った場合に、対抗し得る戦力がないからと言うものです。

我が国にとって北方領土返還は悲願ですが、憲法9条の規定によって国際紛争解決の手段として武力行使することは禁止されており、ロシア側の完全な杞憂なのですが、かつて日ソ不可侵条約を一方的に破棄して侵攻したり、中ソ紛争や最近ではグルジアで国境紛争を体験しているので、相手国に勝る兵力を保持していないと心配なのでしょう。よくある話では予算や新兵器獲得の手段として相手側の脅威をあおると言う手がありますので、今回も我が国がダシにされた可能性もあるのですが、北海や黒海艦隊の旗艦を招集してまで演習を行い、択捉島で上陸阻止演習まで行ったとなると笑い話で済まされない気もしてきます。それにしても冷戦下では我が国がソ連軍の侵略を大いに心配していましたが、今度はロシアが日本の侵攻を心配するなど一体誰が予想し得たでしょうか。


現行憲法断固支持派があれほど自画自賛した平和条項が隣国にまるで信用されていないのも困ったものですが、こんな事態を招いてしまった外務省の外交努力なるものも褒められたものではありません。何にしても領土問題の平和的解決に向けて武力侵攻に対する備えは十分にしつつ、善隣友好を進めるしかありません。

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夢の続き

小惑星探査機はやぶさが感動の帰還を果たして早3週間が経ちました。無事回収されたカプセルには微量のガスと微小な粒子が入っていることが確認されました。微粒子は大きさが0.01ミリほどのものが2個見つかり、打ち上げ前に地上で混入した可能性もあるものの、イトカワで採取出来た可能性が残されており、今後数カ月をかけて電子顕微鏡などで更に詳しく調査を進め、宇宙由来の物質であるかを見極めることになっています。

今日は七夕です。織姫と彦星のデートが叶うか、お天気が気になりますが、はやぶさカプセルの中身の方も今後の行方が気になります。なお、7月30、31日には相模原市の市立博物館ではやぶさの耐熱外殻、パラシュートなどが一般公開されることになっていますので、はやぶさ人気はまだまだ続きそうです。

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命の値段

7月1日富士山が山開きを迎えました。例年、この季節は梅雨の末期で降雨の中で山開きを迎えることが多いのですが、今年は幸運にも何年振りかで好天に恵まれました。ところが、世の中おかしな人間が多いもので、とんでもない男が現れました。

7月2日午後9時45分8合目付近から警察に救助要請がありましたが、22歳の青年が単独で入山したものの、装備は全くなく9合目付近まで登ったものの、灯火もないので、救助して欲しいとのトンデモナイ内容でした。例年開山当初は上部に残雪が多く、年によっては入山規制が行われる場合もあり、当日も8合目付近は2℃位まで気温が低下していました。幸い青年は自力で下山し、23時30分頃に救助隊と合流して事なきを得たのですが、一歩間違えば生還が危ぶまれる事態でした。事後の事情聴取に対し青年は、登山の経験は全くなく、装備もないまま思いつきで登山してしまったと語ったそうですが、無責任にも程があります。
2℃と言えば乾燥状態でも凍死の危険性がありますし、もし降雨でもあれば雨具のない者はたちどころに体温を奪われて行動不能になり、やがて凍死を招いてしまいます。

1977年当時の福田首相は人命は地球よりも重いと言って、日航機をハイジャックした過激派の要求に屈し人質151人の身代金として16億円を支払いました。単純に計算すれば1人当たり1000万円強となる訳です。さて、仮にこの青年の命の重さを計算するといくらになるのでしょうか?青年の月収を20万円として保険金の算出で有名なホフマン方式で計算してみました。

20万円×12か月×0.7×23.23(新ホフマン係数)=3903万円

結果は3903万円でした。勿論命の重さなどお金に換えられる訳などないのですが、意外と安い感じがします。ところで、彼はこんな物があることは知らなかったのではないかと思います。

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写真左側が私が最近愛用している980円の小型ヘッドランプです。従来使っていた単3電池1本使用のものが90gでしたが、これは小型ボタン電池使用の高輝度LEDタイプで29gと更に軽量で、持ち歩くのに全く負担になりません。

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小型の機種なので長時間使用前提の場合はそれなりのタイプの方が向いていますが、不意に必要になった場合にはこれでも十分実用になります。命はプライスレス、金で命を買うことはできませんが、わずか980円で約4000万円の命が救えると思えば安いものです。

大きなお世話かもしれませんが登山の準備は万全に、他人に迷惑をかけず、安全に、そして楽しく登るに限ります。

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私はだあれ?

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庭の片隅で今年もこの花が花開きました。単身赴任で家を離れていましたので、何時植えられたのかもはっきりしませんが、少なくともここ数年手入れもしていないのに勝手に花を咲かせてくれています。
ところでこの花、名前がわかりません。花の色・形からは、カンゾウ、ハマカンゾウの系統のように思われるのですが、中心部の茶色の部分のような品種が見当たりません。多分園芸種ではないかと思うのですが、未だ品種名を特定できません。

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この手の花を見るとどうしてもニッコウキスゲを思いだして、山への気持ちが強くなってしまいます。それにしても誰かこの花の名前をご存じないでしょうか?

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いー加減にせんかい

11日は参院選の投票日、テレビで各政党のCMが良く見られるようになりました。前回の参院選、衆院選と退潮が目立つ自民党は起死回生の策として谷垣総裁単独バージョンとは別に、人気抜群の小泉進次郎議員登場バージョンを流すことを決めたそうです。
そうですと言うのは、私自身はまだこれを実際には見ていないからです。実は大手キー局は民放連の放送基準に抵触するとして放送しないことにしているので見ようにも見られないのです。放送基準では「政党出演者は党首またはこれに準じる者」としていますので、1年生議員で無役の小泉議員の出演は次回選挙に向けた事前運動になりかねないと判断されるからのようです。

自民党は小泉純一郎政権で選挙に大勝したことを忘れられないようで、以後の総裁選でも選挙に勝てる候補を担いで来ました。その結果、首相がわずか1年で辞任する醜態を3代続けて引き起こしてしまったのです。自民党が政権を追われたのは、このことに象徴される無責任体制を取り続け、自浄能力、改革意欲がまったく見られず、国民の信任を失ったからです。谷垣総裁は盛んに責任政党を謳っていますが、それなのに今回再び客寄せパンダ作戦を取るようでは再生自民も当てになりません。党首が前面に出ない政党に果たして未来があるのでしょうか。

一方の民主党ですが、こちらも情けない状態が続いています。マニフェストに振り回されて右往左往しているように見えるのは私だけでしょうか。新しい制度が根付くのには相応の時間がかかるのは仕方ないと思いますので、国民の側は一歩引いて見ているのですが、どうも自縄自縛に陥っているように見受けられます。今まで実現出来なかった政策を一気に何もかも実現させることなど出来る筈がありません。優先順位を明らかにして確実に実行できることを唱えるべきです。

また、菅首相は従来各TV局で放送してきた全党首参加による討論番組の出演を拒否しているとのことですが、情けない限りです。この先6年間を託す選挙に臨んで、自らの主張を繰り広げられない人間に国政の舵取りを任せられるでしょうか。
我が国の首相のひ弱さに対しては、短期間の選挙で選出される選挙方法に問題があることは良く指摘されています。恥ずかしながら過去はルックスや話術の巧みさ、表面的な注目度の高い候補が選ばれる傾向がありました。引き合いに出される米国大統領の場合、党内の予備選挙を勝ち抜き、更に全米各州の指示を得なければなりません。特に予備選挙は長期間に亘り、その間起きる様々な問題について質問が集中します。公開討論会もしょっちゅう開かれ、自分の意見を自分の言葉で即答出来る能力を磨かれるのです。

こうして最終的に選ばれた大統領がタフで、雄弁なのは当然なのです。今更言っても仕方ありませんが、首相選出方法については本当に有能な候補が選ばれるような、何らかの方法が必要と思われます。選挙後には小沢氏の逆襲も噂されていますが、国民に説明を全くしなかった小沢氏の首相就任など民主主義の軽視と言うべきで、あってはならない話です。
菅首相は敵に後ろを見せずに、堂々と党首討論に参加して増税論議を始め、国民が注目する政策について積極的に応ずべきです。さもなくば、あれだけ批難してきた難問に直面して逃げ出した自民党総理経験者から同じ言葉を帯びせられることを覚悟すべきではないでしょうか。

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後半戦突入

今日から7月、早いもので今年の半分が終わってしまいました。政治と金の問題や、普天間返還問題とそれに伴う政権交代、大問題になってしまった口蹄疫と難問の連続でした。早々、先日ははやぶさ大フィーバーもありました。
今月は参院選があり、その結果によっては一波乱も二波乱もあることが予想されます。さあ、後半戦はどうなるのでしょうか。

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ところで今年の梅雨は陽性型で西日本を中心に降雨が続いています。日本は必要とする水資源の多くを梅雨の雨に頼っていますので適度な降雨が必要です。梅雨空で稲が順調に育ちつつある水田に今年もカルガモのお客様が。

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どうやら去年と同じグループのようです。

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生育の邪魔になる雑草を食べてくれるので、稲作にとっても歓迎されるお客様です。

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早朝にもかかわらず、元気いっぱいです。我々も彼らを見習って、今年の後半戦を乗り切らなければいけませんね。

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