物足りない
ヤマハが電動バイク「EC-03」を9月から発売すると発表しました。サンヨー製の50Vのリチウムイオンバッテリーを搭載し、30km/h定地走行で43Km走ることが出来、価格は25万2000円で1回当たりの充電コストは18円と言うことです。ヤマハは以前にも電動パッソルや「EC-02」を発売しましたが、リチウムイオンバッテリーの安全性の問題などから市場から撤退していました。昨今のエコブームで、EV人気が高まったので再参入に踏み切ったようです。原付に代表される小型2輪車は手軽に乗れる反面、以前は図体に似合わず汚い排ガス源でもありました。EVは無公害なので時代に合った乗り物と言えますし、ランニングコストの安さでエコノミーでもあります。
ただ、航続距離43Kmでは構内での移動や通勤駅までと言った近距離用途に限定されてしまいます。また、折角のEVなのにスタイルにインパクトがありません。機構的にデザインの自由度は広く取れると思われるので、プリウスのように一目でそれとわかる、もっと未来を強く感じさせるスタイルが良かったのではないかと思います。
辛口コメントになってしまいましたが、ヤマハでは今後数機種を発売する予定のようです。EV2輪のパイオニアとして未来に向けて順調に離陸できることを期待したいと思います。
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