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理念なき迷奏

この暑さで民主党の議員も錯乱してしまったようです。税収不足で国債を大量発行しなければならないにも関わらず、効果の検証もできていない子供手当を増額しようとするのは正気の沙汰とは思えません。しかも小沢軍団や鳩山グループなど首相と距離を置く議員達は、消費税率改定反対の大合唱で呆れてしまいます。早期に財政収支の改善を図らなければ、またたく間に国債発行残高は1000兆円を突破してしまい、償還不可能、債務不履行となって国家財政の破綻を来たしてしまいます。もし、そうなれば市場は敏感に反応し雪崩を打って外資の引き上げが始まることでしょう。

税率をアップすれば直ぐにも景気が後退するかのように言われますが、引き上げ前には駆け込み需要が必ず発生しますので、それによって十分体力は蓄えることが可能になるものと思われます。
諸外国の税率を見ても、現在の税率は中途半端であり、いたずらに財政運営を混乱させるだけです。社会福祉目的に限定して聖域化するのではなく、将来の国債利払いを少しでも軽くしておかないと理屈の上では利払いだけで税収を食いつくす時代が来てしまいます。
消費税の増税に反対する人たちは、数字に基づいた財政改革の道筋を明らかにする義務があるはずですが、どこからもそんな説明は聞こえて来ないのは無責任としか言いようがありません。国家百年の大計ではなく、選挙に勝つことだけで政策を論ずるのは愚の骨頂であり、国民の負託に背を向ける税金泥棒の行為です。

いい加減目先の議論は止めて、せめて10年後の国家のビジョンを示して欲しいものです。

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