« 命のリレー | トップページ | 遭難救助は誰の役目か »

顔の見えない政府

この暑さで政権中枢も麻痺状態に陥っている訳でもないのでしょうが、どうもその素顔が良く見えません。
消費税の問題も、自民党政権時代から自分の内閣では実施したくないと先送りにされ続けたと思えば、参院選の直前になって突然取り上げられた挙句、選挙に負ければすっかりトーンダウンの有様です。早期のプライマリーバランスの均衡が急務であるのは素人の私にも分かりますが、とうとう国債の残高が900兆円を超えてしまったと言うのに、このことについて民主党内(自民党は戦犯ですから発言の資格なし)から全く発言がないのは情けないと言う他はありません。
まさか、財務官僚に任せておけば何とかしてくれると思っているのではないと思いますが、消費税についての発言をみると国の行く末よりも自党の消長の心配ばかりで「選民」ではなく、「賎民」としか思えないのが残念です。

昨日日韓併合100年に際しての首相談話が発表されましたが、どうも仙石官房長官の個人的な思いを投影しているような体裁で、予想通り中国国内に韓国向けだけなのはおかしいと言った反発を呼んでしまいました。
仙石官房長は1965年の日韓基本条約によって、既に法的に解決されている戦時賠償の問題について唐突に見直しをするかのような外交常識から外れた発言をしていますが、よりによってかの国が政治的に最も熱くなるこの時期にい言うとは無分別にも程があります。

また、我が国の平成22年度防衛白書の閣議了承を日韓関係の観点から見送りしておきながら、韓国中日大使と竹島の記述について会談していますが、自国政府の刊行物の記載内容をあろうことか、竹島を不法に占拠している当事国に相談するなど政府要人としての神経を疑います。
そもそも竹島については日韓基本条約において紛争処理事項として棚上げ(解決しないことによって解決とする大人の論理)することで合意していたのに、政府自らが教科書問題などで日本側の主張にことごとく抗議を繰り返すのは重大な信義違反なのに、そのことについては何の言及もしないのはどうしてでしょうか。

他国には心を配る割に、自国民については最小不幸化と言うばかりで、幸福の片鱗さえ語ってくれない政府というのも困りものです。まさか来月の代表選のことで頭がいっぱいなのではないでしょうねぇ。angry pout

|

« 命のリレー | トップページ | 遭難救助は誰の役目か »

コメント

あの国に外交的信義を求めるのは何とかに真珠の例えの通りみたいですね。

本人は蛙の面に何とやらでしょうが、仙石官房長官の責任は重大です。世が世であれば・・・。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100811/plc1008111201006-n1.htm

投稿: 雨辰 | 2010年8月11日 (水) 18時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/171584/49122039

この記事へのトラックバック一覧です: 顔の見えない政府:

« 命のリレー | トップページ | 遭難救助は誰の役目か »