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妄想議員

民主党の川内博史議員が26、27日に沖縄を訪問し、日米合意に反対の立場の伊波宜野湾市長と会談する計画であることが明らかになりました。川内議員には「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」のメンバーら約20人も同行するとのことですが、伊波市長は普天間飛行場移転問題を争点に今秋の沖縄県知事選に出馬を予定していますので、この行動は問題の解決をややこしくするだけでとても賛成できません。

伊波市長は沖縄の海兵隊部隊はグアムに全面移転するので、辺野古沖に滑走路の建設は不要であると市のホームページに掲載し、対外的に主張しています。しかし、これは全くの思い込みで、ヘリ部隊の大半は沖縄に残留することが明らかになっていますし、鳩山前首相とオバマ大統領の会談の経緯を見ればそんなことはあり得ないのは明白です。

一方の川内議員ですが、海兵隊のグアム・テニアンへの全面移転を主張していますが、当の米国が物理的に無理だとしていたのに加え、最近になってグアム当局者が社会的インフラ整備の問題から14年までの受け入れを断念することを表明しています。これに対して「グアム・テニアンは日本側からの働きかけを待っているのではないか」としていますがご都合主義の能天気にも程があります。
そもそも自国の迷惑施設を経済的利益を理由に他人に押し付けるのでは、自分達の主張に正当性はありません。

川内議員は奄美の地域振興を謳った「奄美版マニフェスト」をブチ上げていましたが、党の正式な承認手続きを経ておらず、4月20日の参議院外務防衛委員会で自党である北澤防衛大臣の答弁でウソ扱いされたばかりか、同日の衆議院国土交通委員会の場で地元選出の自民党の徳田議員からもウソつき呼ばわりされており、どうも自分勝手に都合よく物事を考え過るきらいがあるようです。

このような川内議員が、鳩山前首相の思い込みから混迷を深めてしまった普天間問題に首を突っ込むことは百害あって一利なしです。来月の代表選の争点化して小沢前幹事長の復権に結び付けるのが狙いのようですが、はっきり言って迷惑です。妄想するの勝手ですが、それは頭の中だけに留めておいて頂きたいものです。

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