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2010年8月10日 (火)

命のリレー

本日早朝、昨日脳死と判定された青年から移植用の臓器提供が行われました。この7月17日に施行された改正臓器移植法では家族の同意によって移植が可能となり、15歳以下の子供の臓器移植にも道が開かれていましたが、今回は本人がドナーカードを所持していない初めてのケースとなりました。

家族は、生前に本人がもしもの時は臓器移植に協力したいと言っていたことから移植に同意したものですが、英断に敬意を表したいと思います。今回はそれぞれの臓器が5人の患者に移植される予定ですが、1人の人間の命が5人に引き継がれるのは大変素晴らしいことだと思います。

我が国では臓器移植に反対する意見が根強く残っていますが、移植以外に助かる方法がない患者が適切な方法で提供された臓器を移植することは至極当然のことで、提供したくない人はその意思を明確にすれば良いだけだと思うのですが、脳死移植そのものを否定しようとする考えが理解できません。もし手順や運用方法に問題があるのであれば、その都度改善すれば良いだけです。
幼児の臓器提供についても虐待と結び付けて反対する意見がありますが、一定期間遺体や血液サンプルの保存を義務付けたり、詳細な写真を残せば、後日再検証が必要になっても十分対応ができるのではないでしょうか。また摘出手術によって臓器の状態が直接確認されますから臓器提供によって虐待が隠蔽されることはあり得ないと思います。

新制度の新たなスタートとなった今回の事例ですが、何とかドナーを待ちわびている幼児の心臓移植にもつながって欲しいものだと思っています。

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