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8の字軌道の謎

GPS測位衛星みちびきが準天頂軌道に投入され、本格的な運用への準備が整いました。準天頂衛星は日本の真上付近の高い位置に衛星を配置できる軌道を飛行しますが、そのためには8の字を描く軌道を取る必要があります。ところが私にはどうしても何故8の字飛行が可能なのか理解できませんでした。人工衛星は地球の周りを円または長円の軌道で周回している筈です。8の字で飛ぶ為には頻繁に軌道修正を繰り返すのか、と思いましたがそうではありませんでした。

通常静止衛星は赤道上の正円軌道にありますが、これに対して角度の付いた別の軌道を設定し、日本の位置から見れば円軌道にありながら8の字を描いているように見えるのだそうです。事実は意外とシンプルでした。みちびきの場合は衛星の位置を最適化する為に傾斜角41°となり、若干の長円軌道となっています。

準天頂軌道は天頂付近に衛星を配置出来るのですが、静止衛星ではないので1日のうち8時間程しか真上付近にいられません。24時間常時1基を利用する為には3基体制が必要になるのですが、予算が都合出来ず今後の目途が立っていません。みちびきは本来通信機能も持たせて、野外や移動体での通信を発展させる目的もありました。災害時や海上など携帯電話の使いにくい状況でも、直接衛星経由で通信が出来ればその利便性は大変大きなものです。官民が協力し、早急に後継機を打ち上げて、システムとして完成させて欲しいものです。

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所得低迷とマイカー

昨日2009年の民間平均給与額が発表されましたが、前年より23万7千円減の406万円でした。2008年は前年比7万6千円減で429万6千円でしたから2007年は437万7千円だった訳ですが、この2年間で実に31万7千円も目減りしたことになります。月額にすれば2万6千円ほどの減になりますから、ビールから発泡酒にシフトするのも無理からぬところです。

その一方で大企業各社は順調に利益を上げていますが、国民の所得が減少の一途では消費拡大など望めないのは当然です。企業は高収益の手法として労働集約的な作業をアウトソーシングしたり、正規雇用を抑制して非正規雇用のウェイトを高めて来ましたが、社会構造に大きな歪を生むことになって、自分の首を絞めることになったのは皮肉としか言いようがありません。

中でも乗用車の落ち込みは深刻です。環境に対する意識の変化や少子化による需要層の減少もあるのでしょうが、1990年と2007年を比較すると新成人が26.5%の減少に対し、普通乗用車の販売台数は30%減と人口減を上回っています。今後少子化傾向に歯止めがかからなければ更に市場は縮小することになります。

そんな中で今日、トヨタが軽自動車の販売に乗り出すことを明らかにしました。新車販売の落ち込みを、価格・維持費でアドバンテージのある軽自動車で少しでも埋めようと言う作戦ですが、さながら自動車版の発泡酒と言えるでしょうか。同じく軽自動車を作っていない日産は既にOEMによって参入を果たしています。これで我が国の自動車メーカーが全社軽自動車を販売することになるのですが、なんだかなあとしか言いようがありません。

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伝統美

我が国では実用の中にも美しさを追い求めてきました。例えば、風呂敷はただの1枚の布切れですが、実に多彩で美しいフォルムを提供してくれます。手ぬぐいも同じです。本来手や体を拭く為の1枚の布ですが、こんな美しさも持っています。

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祇園祭りで寄付金集めに売られている手ぬぐいですが、室内装飾用として立派に通用しています。

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こちらは上棟式で撒かれた手ぬぐいですが、松竹梅と鶴と亀、目出度いものを染め上げていて、最早単なる布ではなくなっています。最近ではバンダナが服飾用として良く使われていますが、美的感覚からすれば手ぬぐいの方が歴史が長い分だけ上回っているように思います。

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今為すべきこと

どうも南西海域の緊張が解けません。このような場合、相手をむやみに刺激することはありませんが、相手が安易に手を出せば手痛い反撃を加えることが可能な備えがあることを知らしめる必要があります。毎年行われる富士総合火力演習などは我が国の火力投射能力の一端を示して、抑止効果を狙ってもいるのですが・・・。
そこで有効かつ可能と思われる方策をちょっと妄想してみました。

現在開発中のC-2輸送機は兵員なら110名程度、軽装甲機動車なら3台を空輸可能です。南西諸島が不穏な空気に包まれた時、いち早く兵員を空輸する為には最低でも10機程度が必要です。H23年度の調達価格(以下同様)で、1機192億円です。

また、領海警備や対艦攻撃に大きな働きをするP-1哨戒機は当面P-3Cとの併用になりますが、20機程度あれば1機当たり8発のASM-2が搭載可能なので、対艦ミサイル160発の攻撃が可能となります。F-2戦闘機も80機x4発で、320発のASM搭載が可能なので、現有のP-3C搭載用のASM-1Cと合わせれば我が国領海への侵入阻止に大きな役割を果たすことになります。1機184億円です。

押し寄せる敵の揚陸艦も洋上で撃破してしまえば無問題です。現在新しい超音速対艦ミサイルXASM-3を開発中ですが、現行のASM-2も遷音速ながら電波妨害を受けない赤外映像シーカーを搭載し、100発100中の命中精度を誇ります。現在の備蓄が300発程と考えられますので、新たに200発程度の上積みが必要でしょうか。1発約1.5憶円です。

これらの装備を新規調達した場合の総額は5700億円です。決して安い金額ではありませんが、90兆円の予算規模からすれば決して捻り出せない金額ではありません。絶対譲れない国家権益を守りたいのであれば、早急に決断する必要があるのではないでしょうか。

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上棟式

妹の所が家を建て替えることになり上棟式に招かれました。地域や施主の考え方によってそのやり方は様々なのでしょうが、私の住む静岡県西部地方で見聞きをする範囲では投げ餅をするのが一般的のようです。

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現場はこんな具合でした。最近はクレーンを使って部材を吊り上げるので、以前に比べて棟上げまでの進行が格段に速くなりました。

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屋根の仕様とは関係ないのですが、素人が大勢上がるので滑り止めの横木を打ちつけてくれています。

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投げ餅もクレーンで吊り上げるので安全です。

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餅は以前はむき出しの状態で投げたのですが、地面に落ちることもあるので衛生上の観点から最近は袋に入れられています。

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子供用の袋菓子もこんなに沢山用意されていました。

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梵天と呼ばれる飾りが上がると上棟式の始まりです。上棟式は棟梁が仕切り、無事工事が終わるようにお神酒と塩と洗米が奉納されます。

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梵天が上がると近隣の人々が餅拾いのために集まって来ました。空模様が心配されましたが、つつがなく無事上棟式が取り行われました。

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不信感の極致

検察への信頼はどこに?

厚労省村木元局長事件での証拠捏造  ⇒  まさかそんなことが

           ↓

尖閣諸島中国漁船の船長の突然の釈放 ⇒  まさかと思ったがやっぱり

           ↓

押尾事件で検察控訴断念の方針固める ⇒  保護責任者遺棄 → 国民は捨てられた

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自民党の怠慢でした

尖閣諸島の領海侵犯事件を機に適用される法律面について調べてみましたが、法整備が全く出来ていない事がわかりました。これではいくら巡視船や護衛艦を配備しても、有効な対応が出来ません。早急な整備が必要です。

現在の法律ではこの手の相手に対しては漁業法か入管法しか適用出来ません。しかし、相手が漁船以外であれば適用すら出来ません。一方の入管法ですが、こちらは個人レベルの密入国程度しか想定していないので罰則も極めて軽く、3年以下の懲役、禁錮若しくは300万円以下の罰金又はその併科でしかありません。これでは国家レベルで侵犯の意思を持った集団には全く対処出来ません。お隣の韓国では北朝鮮と休戦中とは言え戦時下にあるため、国家保安法が制定され罪状にもよりますが、最高刑は死刑です。

一般人の密入国と軍人またはそれに類する構成員が領土・領海に侵入したり侵攻することは全く別の行為です。相手が戦車で上陸しているのにパトカーで駆けつけ、機関銃を持った兵士に職務質問するのはナンセンスです。自民党政権は安全保障について利権のからむ装備の導入には熱心でしたが、周辺の法整備についてはずっと放置してきました。情報管理についても未だにスパイ防止法は手つかずで、外国スパイの跳梁跋扈を許しています。

四方を海に囲まれた我が国では、領海警備が即、国の安全に直結するのに何とも心もとない状況です。林子平が海国兵談で国防の重要性を説いたのが18世紀の末のことでしたが、200年以上を経てもちっとも進歩しない国家・国民と言うのも困ったものです。現在の状況は長らく政権与党であった自民党の責任が大ですが、民主党も政権交代してもう1年になるのですから責任を問われても仕方ありません。領土・領海保全法のようなものを設定し、侵犯してくる相手には厳罰を持って臨める体制を整えるのが急務です。

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思い出したこと

防衛省ではUAV(無人飛行機)の運用形態としてTACOM(多用途小型無人機)を開発しており、昨年から硫黄島近海で試験運用をしていますが、今年になってエンジントラブルにより相次いで2機が墜落(発射母機による指令処理)しています。この無人機は偵察用としてジェットエンジンで音速に近い速度で飛行するものですが、地上からの操縦ではなく、あらかじめ指示されたプログラムによって自立飛行し、自動直陸するものです。エンジントラブルが苛酷な試験内容によるものかは分かりませんが、墜落の内容に気になる項目がありました。

それはジェットエンジンでの飛行のため「クリプトンガス」を搭載していたと言うものです。クリプトンは不活性目的に電球に封入されて使用されますが、核反応によっても生成されるため、核実験の証拠として取り扱われるものだからです。自衛隊の無人機がどうしてクリプトンを搭載するのかその理由が分かりませんでしたが、最近その謎が解けました。

無人機はF-15戦闘機の主翼に吊り下げられて離陸し、飛行中に上空で発進させるのですが、この時エンジンの始動用にクリプトンレーザーが使用された可能性が高いと考えられます。ミサイル類の点火にレーザーが使われていることは知っていましたが、まさかクリプトンがレーザーの光源に使われていたとは知りませんでした。どのような理由によってクリプトンレーザーが使われたのかは分かりませんが、墜落機に搭載されていた訳はこれ以外に考えられません。

防衛省のUAVに関してはあまり明らかにされていませんが、偵察活動などの危険を伴う任務などについては人命尊重の観点から大いに推進されるべきと考えますのでこれからの展開が待たれます。

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画像は防衛省技術研究本部の提供によるものですが、この機体はペイロードが小さいので攻撃用途は向いておらず、あくまでも偵察用として開発された模様です。

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更なる能天気男

>鳩山由紀夫前首相は「私だったら事件直後に、この問題をどうすべきか中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」と述べ、政府の対応を批判した。 ― 25日付け産経新聞より

もういい加減消えて欲しいと思うのは私だけだろうか?

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愚かなり菅首相、政治主導が聞いて呆れる

>「検察当局が事件の性質などを総合的に考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」と述べた上で中国は「国際社会に責任を持つ重要な隣国であり、戦略的互恵関係を深めるため冷静に双方が努力していくことが必要だ」と中国政府を刺激しないことを最優先させる考えをにじませた。

馬の耳に念仏との諺があるように無頼者集団に道理を説いても仕方ありません。菅首相は事ここに至っても、まだ国益を大きく損なうこのような認識を垂れ流すとは愚かとしか言いようがありません。大将が先陣を切って突進するから鼓舞された軍勢が続くのであって、臆病に駆られて物陰から号令を発しても誰も従う筈がありません。政権が取った無様で誤った外交政策を検察に押し付けて何の責任も取ろうとしないその姿勢を国民がしっかりと見ています。無責任極まりないこの体たらくでは政治主導が聞いて呆れます。 ┐(´д`)┌

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お口直しに

昨日から厭な出来ごとが続いて頭に血が上っていましたが、庭に出れば秋の花が日射しを浴びて風にそよいでいました。

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花々を眺めていると荒ぶれた心も何だか落ち着いてきます。

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昼間から盛んに鳴いている虫の音に一人静かに耳を傾けながら本日2本目の更新です。

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いい加減敗戦ボケから脱する時期では

菅首相の「戦略的互恵関係」の相手の仕打ちがこれですからその認識の甘さが知れますが、仙石氏の陰謀にはどうやら前原外相も加担しているようで、民主政権の幼稚さに失望です。外交は駆け引きですから押したり引いたり、時には譲歩も必要ですが戦略的譲歩は絶対にすべきではありませんでした。日本側にはカードがないかのように言われますが、台湾関係や天安門事件、チベット問題など触れて欲しくない問題はいくらでもあります。相手の出方によってこちらもカードをちらつかせなければ話になりません。

政府はレアメタルレアアース(広義のレアメタルに含まれますが、特定の元素類なので表記を改めます)の禁輸や邦人拘束事件を理由にしていますが、禁輸問題ではWTOに提訴すれば100%勝てると言われています。また邦人拘束事件が悪化するようであれば中国は危険な国家として邦人渡航中止勧告をすべきでした。経済界には中国での活動を優先すべきとの考えがありますが、陰謀や事件のねつ造など当たり前の大変危険なカントリーリスクの国だと言う認識の元に行動すべきです。

現地石垣島では政府の無能ぶりに市民に不安が広がっているようです。我が国では未だに憲法9条を金科玉条の如く考える勢力がありますが、いくらこちらに理があっても相手が無法な振る舞いに及べば、国民の生命を守ることが出来ないことを示す好例でした。
軍事技術が発達した現代ではミサイルなどで先に攻撃を仕掛けた側が圧倒的に有利で、専守防衛では座して死を待つだけで国は守れません。国民の財産・生命を守るためには相手の武力行使に対して応戦するのは当然で、衝突必至になれば我が方の要員の安全の為、先制攻撃も認められてしかるべきです。力に対しては力で応じることの出来る体制を構築した上での外交努力でなければ、今回のような苦汁を何度でも飲まされ続けることになるだけです。早急に9条を改正し、国家として当然の自国を守る権利と義務を明記すべきではないでしょうか。

それにしても中国は早速監視船(偽装軍艦)を尖閣諸島の領海線まで進出させて日本側の動きを探る挙動を見せていますが、少しでも領海を侵犯すれば今度こそ領海侵犯で拿捕し、我が国の主権を明確に主張すべきです。

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海上保安庁1000トン級巡視船 PL05でじま です。

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売国官房長官

那覇地検は「日中関係を考慮した」として、尖閣諸島で領海侵犯の上に巡視船に当て逃げしようとした中国人船長を釈放すると発表し、仙石官房長官は卑怯にも地検の判断で了とするコメントしましたがとんでもない詭弁です。検察は捜査機関であって外交のような政治判断など出来る筈もなく、仙石氏が後ろで糸を引いていることは容易に想像が付きます。

そもそも公務執行妨害での逮捕・送検が間違いで、領海侵犯(不法入国)・器物破損が相当でした。今までも不法上陸者を拘束しても拘置・起訴さえして来ませんでした。このようなことを繰り返していれば、法的手続きが取れないのは領有に正当性がないからだと相手に有利な政治的成果を与えてしまうだけなのは明らかです。

よくテロリストの要求には再発防止の観点から決して応じるなと言われますが、熨斗をつけて身代金を差しだすようなもので、こんなことでは今後あらたな侵犯事案が発生しても我が国の取る得る方策を大きく拘束しかねませんがそのことさえ分かっていないのではないでしょうか。

仙石氏は元々全共闘の出身で、政治的に中国・北朝鮮寄りの思想の持ち主のようですが、こと国家の領土問題については個人の思想を持ち込むことは断じて許されません。中国の温家宝首相は「領土・主権問題で絶対に譲歩はしない」と言明しているのにこの有様では日本は世界の笑い物です。

首相、外相が国外にある時留守を守るべき官房長官がこの体たらくではどうしようもありません。仙石氏は弁護士資格を持ち、あの福島瑞穂氏と同じ弁護士事務所に所属していたそうですが、とんだ法の番人もいたものです。この人は韓国併合100年の首相談話でもとんでもない迷走をしてくれましたが、国家運営に私見を持ち込むのは国民を愚弄するもので、とてつもない越権行為です。外交感覚を持ち合わせない国会議員など害あるだけなので、鳩山由紀夫氏と共に一刻も早く政治の表舞台から退場して欲しいものです。angry angry

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彼岸花が咲きました

昨日はお彼岸の中日でしたが、例年お馴染みの彼岸花を見ることはできませんでした。猛暑の影響で各地で開花が遅れているようで、さみしい気分でいたところ咲きました。今朝ワンコの散歩から帰って見ると我が家の彼岸花が1輪咲いていました。

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流石彼岸花の面目躍如。その名に恥じない見事な仕事ぶりです。

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暑さ寒さも彼岸までとは言い古された言葉ですが、今年ほどそのことが感じられた年はありません。今朝の室温は25℃と、この秋一番の涼しさで、まさに諺どおりの気候です。

いやあ、自然って本当に不思議なものですねぇ。

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アニマルトンネルの設置

先日浜名湖沿岸の主要道路でタヌキの轢死体を見かけました。現場は車の通行量が多く、一見タヌキが生息しているようには思われない所でしたが、夜間か早朝の比較的通行量の少ない時間帯に道路を横断しようとして轢かれたものと思われます。最近はどこも都市化が進んで野生動物の生息域は急速に減少しているように思いますが、タヌキは下水溝等を利用して結構しぶとく生き延びているようです。

しかし、近年は特に車の静穏化、高速化によって犠牲になる野生動物が増えているように思います。本来は一つのエリアであったものが開発によって分断され、道路を横断中に事故に会うパターンが多いのではないでしょうか。そこで提案なのですが、一定規模の開発の場合には環境アセスメントに野生動物の生息の有無の項目を加え、周辺域に生息が認められる場合には一定間隔で動物が安全に横断できる「アニマルトンネル」の接地を義務付けてはどうでしょうか?

当然工事費はUPしますが、これによって一定数の野生動物の保護が期待できることや現在問題になっている過去に例のない突然の水害に対しても、流水路としての役割を果たすことが出来るものです。残念ながらよほどの保護区域でない限り開発そのものを制限することは難しいと思いますが、少しの努力で野生動物の生息を守ることが出来るのであれば、生物の多様性の観点から検討されてもよいのではないかと考えます。

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武田の名折れでは

甲斐の国のみならず、南信州から駿河、遠江、奥三河までを支配した武田氏は一朝有事に備えて、山上の各所に狼煙台を築いて敵の侵入に備えていました。最近、先人にちなんで狼煙をリレーするイベントが武田氏を偲ぶ団体などによって開催されています。

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関係する各地にはこのような幟が翻ってイベントを盛り上げていました。

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ところで、これはどうしたことでしょう。ここは南アルプスが望める蛇峠山頂上付近にある展望台ですが、「狼煙」に使った焚き火跡がそのまま残されています。しかも現場はヘリポート(付近に雨雲監視レーダーがあるのでその補修用と思われます)と思われるサークル内です。
本来山中では直火を避けて焚き火台を使用すべきでした。それなのに地面で直接火を焚いて、燃え残りをそのまま放置するとはどうしたことでしょう。山に囲まれ、山の地形を利用することによって戦国の一大勢力となった武田氏を偲ぶのであれば、このような振る舞いは許される筈もありません。また、これから訪れる不心得な登山者に要らぬ情報を与え兼ねません。今後はもう少し環境面への配慮を求めたいと思います。

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見かけ倒れの温家宝

中国の温家宝首相はもう少しまともな人間だと思っていましたが、見かけ倒れでした。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/japan_china_relations/

今まで数少ないまともな知識人と思っていましたが、アホとしか言いようがありません。立場上発言を強いられたのかも知れませんが、発言は発言です。
所詮中国にはこんな人材しかいないのでしょうか?

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民度が低すぎる中国

尖閣諸島における中国漁船の我が国巡視船への損傷事件は、当局の差し金によって上海万博に招待された日本の大学生1000人が前日にキャンセルされるなど日に日に波紋を広げています。中国政府の副報道局長は具体的な状況を把握しているのか疑問ですが、海保の撮影したビデオの公開を要求していますが、我が国もかつてオホーツク海で操業中の漁船がロシア側から銃撃を受けて抗議したところ、その後漁船が義務付けられていたGPS位置発信器を故意に停止させて越境操業していたことが分かり、気不味い思いをしたことがあります。まず事実の把握が何より大切です。
海保の姿勢もどうかと思うのですが、例え映像を公開しても証拠能力にいささかの問題が生じるとは思えません。もし、どうしても懸念が残るのであれば、複数の静止画像でも十分その目的は果たせると考えます。

それにしても海保の及び腰は情けない限りです。現場海域では数十隻の中国漁船が恒常的に違法操業を繰り返していたそうですが、何故今まで拿捕してこなかったのでしょうか。黄海を挟んで中国と対峙している韓国では違法漁船は容赦なく拿捕していますが、韓中間で外交問題化することはありません。相手に譲歩すれば、益々増長させるだけで、それだけ国益を損じます。今後は違法行為があれば即拿捕すべきです。

一方中国の民度の低さも呆れるレベルです。中国政府の国民欺瞞の政策の為せる結果ではあるのですが、もし本当に尖閣諸島の帰属が中国にあるのなら領土について貪欲な中国政府が今のように手をこまねいているかどうか少し考えれば分かりそうなものです。1970年以前に領有について何の表明もしてこなかったのに、石油埋蔵の可能性が判明してから急に領有を主張し出すなど呆れるにも程がありますが、嘘も百回言って既成事実化を図るお得意の術策なのです。

殊更事を荒立てる必要はありませんが、事態の鎮静化を狙って相手に譲歩するのは相手を利するだけで逆効果でしかありません。我が国は正当な権利を堂々と主張して、相手がそれでも非礼な行為に及べば、毅然としてこれを退けるだけです。これには当然軍事的行動も含まれます。我が国は国際紛争の解決の手段としては軍事力を行使しませんが、守るべき国営のためにはいかなる行動も躊躇うべきではありません。

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豊かな社会とは

江戸末期から明治初期にかけて我が国を訪れた西洋人は、民衆の貧しい生活の中にも高い徳を持って識字率の高いことに皆驚いたそうです。貧しい暮らしをしているが決して貧困ではないと。

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写真の建物は長野県最南部を走行中に道路脇にたまたま見つけた桧原分教場跡です。現在のように交通の便が良くなかった時代ですが、人家が少なく山深い集落にもこのような学び舎があったことに驚きました。

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建物の大きさからも決して多くの子供達がいたわけではないことは見て取れます。しかし時の政府は次代を担う子供達の教育のため、乏しい国家財政にもかかわらず資財を惜しまず全国各地にこのような建物を沢山作ったのでしょう。

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今日児童数の減少から多くの小学校が閉校となっています。大都市の中心部でさえも例外ではありません。少数の子供たちのため、貧しかったこの時代に出来たことが現代で出来ないはずが無いと思うのですが、今は誰もそのことに汗をかこうとはしません。
街には物があふれ、豊かになったと言われる昨今ですが、この分教場の時代と比べて本当にそうかと問われれば、私は黙って下を向くしかありません。

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高原で出会った花々

やって来たのは蛇峠山の林道終点。周囲の天気はどこも晴れなのに何故か気圧の谷の影響で雲が多く、一時にわか雨の天気予報にがっかり。でも雲は高く結構遠くの山も見えているので気を取り直して車を後にしました。

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ナデシコが1輪だけ咲いていました。

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アキノキリンソウが咲きだすところでした。

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マツムシソウはちょうど見頃。行く先々で見かけてはカメラに収めましたが、何故か最初のが一番上手く撮れていました。

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ウメバチソウその1。意外だったのがウメバチソウがあちこちに咲いていたことです。今までこんなに沢山のウメバチソウを見た記憶がないので何だか得した気分です。

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ウメバチソウその2。最初は他の草の陰になっているのを苦労して撮っていましたが、次から次と咲いているのが見つかったので、少々食傷気味になっていたら極め付けがありました。この山はマイクロウェーブの中継局がいくつかあるのですが、その構内一面に白い花がびっしりと咲いていて流石に仰天です。自然破壊なのか、保護なのか微妙なところです。

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ウメバチソウその3。ウメバチソウの種子が実っていました。

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夏の名残りのツリガネニンジンが所々で見られました。今年は強い台風が来なかったので花持ちが良かったみたいです。

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道の駅で一泊

高速料金の休日割引実施以来、3連休の渋滞発生がニュースで良く取り上げられるのでつい遠出も腰が重くなってしまいます。それでも折角の晴天続きなので、秋の高山植物を見に行こうとワンコを連れて日曜の午後から出かけました。ただし、高速は使いません。その日は目的地近くの道の駅で1泊する目論見ですが日帰り温泉の併設なのですごい人出でした。

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ワンコ同伴なので混雑を避け、少し離れた所に駐車スペースを見つけてヤレヤレと思ったら、スズメおどしの爆音機の音にワンコがすっかりおびえてパニック状態です。トイレの事を考えるとここしか適地がないので、とりあえず車にカンヅメにして温泉に行くことにしました。今まで日帰り入浴したことはありましたが、暗くなってから入るのは初めてでした。
車に戻るとキャンピングカーを連ねたグループが宴会の真っ盛りでした。

いつもはワンコは最前列に寝かせるのですが、今回は仕方がないので特別に後ろのシートで一緒に寝ました。いつもはぺろぺろと顔を舐めにくるのですが、大人しく寝てくれたのでこちらも熟睡できました。それにしてもワンコ連れの車中泊の多いこと。やはり宿泊先の問題で車中泊を選ばざるを得ないのでしょうか?

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朝起きるとまず、コーヒーです。今回はワンコ連れとあって手軽にインスタントですが、こんな朝はレギュラーの香りを楽しみたいところです。カップは新調のチタン200cc。今までは300ccを使っていましたが、良く考えれば300ccの容量の必要がないのとジフィーズを作る時に210ccの計量が仕易いのでこれにしました。

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右が今までの300ccのカップです。大は小を兼ねるので不要じゃないかと思われるかも知れませんが、コーヒー等はどうしても入れる量が多くなってしまっていたので、私的には大変気に入っています。

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田代まさしのまたかと何故?

元タレントの田代まさしが深夜に職務質問を受けた際に不審な挙動を見せ、手荷物検査の結果コカイン所持が発覚して逮捕されました。田代まさしは以前覚せい剤の所持で逮捕歴があり、薬物は違いますが再犯となります。

先日は清水健太郎が同じく覚せい剤所持で薬剤事件として5度目の逮捕となるなど薬剤事件での再犯が目立ちます。この時も田代容疑者の周囲では風貌の激変ぶりに不信を抱いていたようですが、本人が強く否定したことから見逃す結果となってしまいました。違法薬物は常習性が強く、服役などによって強制的に中断されても社会復帰と共に再び手を染めてしまうようです。逮捕・服役によって家族や収入を失い、本人は大変つらい思いをしたはずなのに、再びその虜となってしまうところに違法薬剤の怖さがあります。

現在の制度では違反者を逮捕して一定期間刑に服させますが、満了後は本人の自覚に100%任され、再び逮捕のイタチごっことなっています。しかし、再犯率が高いことを考えれば、一歩踏み込んである程度の期間監視を続けることを考えても良いのではないでしょうか。具体的な方法については議論があると思いますが、例えば定期的に尿や毛髪などを採取して薬剤に手を染めていないかを検証すれば、抑止効果が期待できますし、仮に再犯しても極初期に発見が可能となります。

現在のような機械的な対応だけではこの種の犯罪の抑止になり得ていないことを、はからずも田代容疑者が身をもって立証したのは皮肉としか言いようがありません。

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備えあれば憂いなし、備えなければ・・・。

尖閣諸島問題は日中間に新たな火種を提供し、中国国内に不穏分子大量発生させることとなりました。この問題の帰着がどのようになるのか、全く想像ができませんが、中国側の武力侵攻の可能性があることだけは胸に刻んでおくべきだと思います。

自衛隊は専守防衛を基本として、攻撃的な兵器は協力持たない方針を貫いてきましたが、その弊害が浮き彫りとなってきました。日本は多くの離島を抱えていますが、その島々が他国に侵略を受けた場合、奪回のための兵力を揚陸しなければなりません。しかし、揚陸能力は他国への侵攻の証とするおかしな勢力に遠慮したのか、海自の輸送能力は誠に持ってお寒い状況となっています。

全通甲板を持つことから、ミニ空母ではないかと騒がれたおおすみ型輸送艦は74式戦車12両と普通科部隊の兵士300名を輸送できますが、わずか3隻しか保有していません。
この他、小型の輸送艦としてゆら型2隻、輸送艇一号型2隻を保有していますが、全て合わせても戦車36両、人員1270名を揚陸するのがやっとです。

これに対し、台湾侵攻をもくろむ中国海軍は一度に戦車400両、兵員1万1800名を揚陸することが可能です。この差は実に10倍に当たるものです。実際には点検や修理による欠員が生じるのですが、この数字は実に威圧的です。現在心配される先島諸島に中国軍が上陸した場合、これを殲滅するのにはかなり苦しい戦いが強いられる見通しです。

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改めて地図を掲載しますが、中国が外洋に進出しようとした場合、我が国の南西諸島がいかに邪魔になるか一目了然だと思います。中国が今、何を考えているかは誰も分かりませんが、我が国に侵攻する能力を保有している限り、その能力に対処することを想定しておくことは極めて重要なことでは」ないでしょうか。

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さわやかな朝

最近朝晩がやっと凌ぎやすくなりました。今朝の起床時の室温は28℃、本来ならそれほど涼しさを感じるほどではないのですがあの暑さを体験した後では本当に涼しく感じられます。わずか2、3℃のことなのですがこの差がとても大きく感じられます。happy01

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改めてクレージーキャッツを想う

クレージーキャッツの一員だった谷啓が急逝しました。最近ではNHKの「美の壺」に出演して味のある語り口を好演していましたが、やはり年齢によるものか少し痩せた感じがしていました。そしてその後、草刈正雄に交代してからはその姿を見ることはありませんでしたが体調不良で自宅で静養していたようです。

このようなことになって各局から在りし日の映像が紹介されましたが、これまでハナ肇、植木等の陰に隠れた第三の存在との認識でしたが、パワフルな谷啓の存在の大きさを再認識することとなりました。一流のトロンボーン奏者でありながら、コメディをこなし、かつ俳優やトークにおいて少しの嫌味も誇張もなしに十分な存在感を示すのは稀有な才能だったと改めて知らされた思いです。

これは図らずもクレージーキャッツ全体に言えることですが、今から思い返してもすごいとしか言いいようのないグループでした。スタートはジャズバンドでしたが、メンバーすべてが一流のプレーヤーで演奏だけでも大したものでしたが、「シャボン玉ホリデー」でいかんなく発揮された洗練されたエンターテイメントは今なお越える者がない存在でした。殿様キングス、ドンキーカルテット、ビージーフォーと音楽とギャグを売り物にしたグループはいくつもありましたが、すべてにおいてクレージーは別格でした。

60年代、NHKは「夢であいましょう」にデュークエイセスや坂本九、梓みちよや九重祐美子と言ったメンバーを起用し、今思い起こしても素晴らしく良質なバラエティ番組を作りましたが、クレージーキャッツとザ・ピーナッツが出演した「シャボン玉ホリデー」も双璧とも言える素晴らしい番組でした。どちらも若い才能を登用した素晴らしい番組でしたが、シャボン玉で作家として活躍した青島幸男や前田武彦がその後大ブレークしたのも番組の持っていた大きなエネルギーの故ではなかったかと思われます。

昨今タレントと称する薄っぺらなテレビ演者が多数存在しますが、クレージーキャッツこそが才能あふれる者達の集団、「芸の壺」だったんだなと改めて思い知らされました。残るメンバーは犬塚弘、桜井センリの2人だけになってしまいましたが、この素晴らしいグループを何時までも語り続けていって欲しいものです。

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中国の恫喝に屈するな

尖閣諸島周辺で不法操業し、停船を命じた巡視船の指示を無視して船体に損傷を与えた事件で、石垣海上保安部は中国漁船の船長を公務執行妨害で逮捕拘留し、9日に那覇地検に送検しています。尖閣諸島は我が国固有の領土であり、本来は領海侵犯事案になるのですが、敢えて大人の対応をして直接行為の公務執行妨害(器物破損)で対処しているのですが、頭の悪い国には通じていないようです。

中国政府は中国時間の12日深夜0時に丹羽駐中国大使を呼び付け、中国政府の「重大な関心と厳正な立場」を表明し、漁船と船員の即時引き渡しを要求したとのことですが、外交的に非常に失礼な話です。情けないことに民間登用の新米大使は直ちに本国政府に報告すると回答してしまったようですが、『日本政府も「重大な関心と厳正な立場」で自国の法に基ずいて処理を行っている。麻薬密輸事件で貴国の取った態度をお忘れか』ぐらいは言って欲しかったものです。

更に我が国の国際的に認められたFEZ(排他的経済水域)で海底の地質調査活動をしていた調査船に対して中国の監視船が中止を要求してきましたが、国際法を無視した不当な要求です。これに抗議したところ今度は日中中間線でのガス田開発交渉の延期を通告してきましたが、まるで子供のケンカです。中国は政府への国民の不満を外部に向ける政策を取り続けてきましたので、今回の事件に対しても国内世論が武力行使を唱えるなど強行論が渦巻いており、政府も国民の声に押されているフシがありますが、だからと言ってこちらが折れる必要はありません。
これまで散々事を荒立てない事を最優先してきたのが、そもそも間違いで、今度もしそのようなことをすれば取り返しのつかない事になってしまいます。

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上の地図は中国側から見た南西諸島ですが、我が国から見れば南の小さな離島も大国中国が太平洋に進出する場合に実に邪魔な存在になっていることが良く分かります。従って、これからも難癖を付けて少しでも自国領域を広げる活動を仕掛けて来るのは間違いないと思われます。
ここは正当な我が国の領土・主権を守る正念場なので、今度こそ変な妥協はせずに筋を押し通す必要があるのではないでしょうか。もしここで中国の脅しに屈すれば、アジアにおける我が国の信用が失墜することだけは間違いありません。

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オスプレイ沖縄配備について

>沖縄県の仲井真知事は10日、沖縄の米軍基地にオスプレイが配備される可能性があることについて、「ある時期、墜落事故を起こした機種だ。基本的には勘弁してくれという感じだ。県民が『分かりました』とはなかなか言える種類のものではないと思う」と述べ、不快感を示した。 (9月10日付毎日新聞より)

感情論としては分からないではありませんが、これは正しい理解ではありません。確かにV-22は開発段階で4回の墜落事故を起こし、開発にかかわった多くの人命が失われていますが、航空機開発では珍しいことではありません。特にV-22はチルトローター機と呼ばれる従来にないタイプの機構をもった航空機なので、解明されていない飛行特性もありました。また機体も実際に飛行することで改良すべき点が見つかるのも普通のことで、革新的な要素を織り込めば旅客機でさえも開発に苦労する事例が多々あります。最近ではボーイング787が再三開発遅延に見舞われて、ANAへの引き渡しが既に2年以上も遅れていますが、不完全な開発のまま量産されることこそ許されません。

最後の墜落は2000年の12月でしたが、これらの事故を徹底的に解析することによって機体特有の問題があることが明らかになり、安全性についての改良が加えられた結果、飛行の安全性については大統領を搭乗させらるまでに高められています。
また搭載するエンジン出力が従来機よりも大きいことから、一部の人たちが騒音がひどくなると訴えていますが、米軍の騒音測定の結果、全ての飛行形態において従来機を下回る結果となっており、全くの間違いです。一般的にヘリの騒音はエンジン音に加えてローターが空気をかき回すことによって発生し、特に離陸時に最大となりますが、V-22のローター直径はヘリよりも小さいために騒音もヘリよりも小さくなるのです。また、飛行速度がヘリの1.5倍と速いので地上に騒音を及ぼす時間も少なくて済むのです。

つまり配備反対派は印象や思いこみだけで判断し反対していますが、実際は負担軽減となる訳で反対のための反対と言われても仕方ありません。また、現行のCH-53は1966年の運用開始、CH-46は1962年初飛行で2014年退役予定となっている老朽化が心配される機体です。最新型のV-22の配備が遅れれば、これらの機体が飛び続けることになる訳で、普天間飛行場の危険性を指摘しながら、これもどうもおかしな話です。

外務省も早くから米国から通知があったにも関わらず、変に隠しごとをするから事態がややこしくなるのです。最初に申し入れがあった時点で公表しておけば火に油を注ぐことにはならなかった筈で、現在の混乱の責任の一端は外務省にあるのは明らかです。配慮の向け先がおかしいのはいつもの事ですが、またしても国益を損なってくれたのは間違いないようです。

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猛暑も一服

台風9号は静岡県東部地方に甚大な被害をもたらしました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

猛烈な雨は家屋や道路、橋を流すなど大変な災害となりましたが、一方で焼けついた大地をクールダウンする役割も果たしてくれました。それまで、朝起きると室温が既に30℃となっていましたが、昨日は28℃、今朝は27℃と大変凌ぎやすく感じられました。今日は外気も32℃とさすがの猛暑も一服した形です。

夕方になって窓際でツクツクホウシが鳴くのを今夏になって初めて聴きました。何時もなら8月下旬に鳴いて、9月の到来が近いことを教えてくれるのですが、猛暑の今年はセミの出番まで狂わせてしまったようです。sun

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ROE(交戦規定)

尖閣諸島が、にわかにきな臭くなって来ました。1970年に周辺域の地下に豊富な石油の埋蔵が有力視されて以来、中国が突如領有権を主張し出しましたが、1895年に我が国が領有権を主張して以来、台湾、中国も正式な異議を唱えておらず、1970年以前の中華人民共和国発行の社会科地図でも明確に日本領土として記載されています。また、サンフランシスコ講和条約による米国の沖縄統治、および返還に伴う我が国への再帰属についても何の発言もしておらず、我が国の領有の主張は国際的にも揺らぎないものとなっています。

しかし、歴代自民党政権や外務省は中国との軋轢を恐れてこの問題について及び腰の対応を取り続けてきました。中国は南シナ海でも周辺国と領有権の問題を抱えていますが、武力を背景に紛争地域の一方的占拠を強行し、実効支配を続けて既成事実化を狙っています。今回の問題でも中国政府は、尖閣諸島は自国領土なので我が国の法律適用は違法であるとの声明を出していますが、これこそ我が国の主権の明確な侵犯です。少なくとも領有権を争うのであれば、相手国に対してそれなりの対応が求められますが、中国が武力をちらつかせて勝手な主張を押し通そうとするのは、かつてあんなに非難し続けてきた帝国主義そのものです。

外務省は相変わらず弱腰ですが、自国領土の保全は独立国として当然の権利であり、国民に対する義務です。我が国の憲法は国際紛争解決の手段としての武力の行使を禁止していますが、国際紛争解決の手段として武力を行使する相手に対しての武力行使までは禁止していません。守るべき一線を越えられれば、当然力による排除が必要で、これを躊躇えば相手につまらぬ隙を与えることになります。かつて竹島に対して犯した失敗を繰り返すべきではありません。優柔不断な官僚の判断を待っていては事態の深刻化を招くだけなので、海上保安庁はREO(交戦規定、相手の行動に対し、あらかじめ決められた行動基準)に基づいて断固たる処置を取るべきです。

中国は軍艦を改装した例の漁業監視船を派遣したようですが、当方にも同等の機関砲を装備した世界最大の巡視船しきしまがあります。国家権益のため、海賊まがいの恫喝に屈せず一歩も引かぬ態度が必要です。

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毀誉褒貶は

毀誉褒貶は人の世の常とは言うものの、これには流石に呆れてしまいました。コレステロールは健康の大敵だと言うことで、健康管理の常識として極力摂取を控えるように言われていたかと思えば、ある時期から一変してコレステロールには善玉と悪玉がありイカやタコは必ずしも控える必要はないことになりましたが、それでもコレステロール値は低い方が望ましいとされてきました。

ところが今度は「コレスレロール値が高い方が長生きする」って一体何ですか?自慢じゃありませんが、私はコレステロール値を下げる薬剤を医師から処方されて永いこと服用してきましたが、これってわざわざお金を使って寿命を縮めていたことになるのでしょうか?

それにしても、まともに臨床例を調べていればもっと早く傾向が明らかになっていたのではないかと思うのですが、どうしたことでしょう。健康に関する常識がある日突然真逆になることは以前から無かった訳ではありませんが、それにしてもこれは酷すぎます。

私の手元にはコレステロール治療薬があるのですが飲むべきか、飲まざるべきか本当のことを教えて欲しいところです。

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原口大臣は辞職すべきです

日本国民は思想信条の自由を憲法によって保証されています。しかし、現職閣僚が首相の対立候補に支持を表明するのは許されることではありません。何故なら閣僚の任命権者は内閣総理大臣だからです。自分を大臣に任命した総理に背いて、その対立候補に明確に支持を表明するのは、古い言い方でいえば逆臣であり、今の立場を保ったままそんなことをする神経が分かりません。閣僚である以上は首相を支えるのは当然の務めであって、政治姿勢に100%同調できないのであれば、口をつぐんでいれば済む話です。それを敢えて対立候補の側に立つのであれば閣僚を退いてからするべきであって、まともな人間のすることとは思えません。

原口氏はかねてから将来の首相候補の一人と言われていましたが、まさか論功行賞に目がくらんだわけではないでしょうが、内閣の一員としてこんな信義を欠く有様では将の器とは思われません。さっさと辞表を出して霞が関から去るべきですね。

┐( ̄ヘ ̄)┌

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民主党の金まみれ醜聞は誰の責任か

民主党議員にまた醜聞です。先日、会計責任者の買収問題で九州選出の後藤英友氏が議員辞職したばかりですが、今度は大阪府選出の中島議員に政治資金を巡る疑惑が深まっています。2009年の衆議院選挙に関し、小沢前幹事長の選挙区訪問に合わせて党側から振り込まれた300万円が政治資金収支報告書に未記載となっています。当然支出についても未記載で、よからぬ用途に使われた可能性が強まっています。
また、衆議院選挙があったにも関わらず、前年は900万円程あった中島議員の後援会の2009年度の政治資金の収支報告が0となっており、どう考えても不正な経理が横行しているとしか思えません。

思えば、小沢氏が幹事長になって以来この種の醜聞が続出していますが、これらは全て小沢氏が幹事長時代に選挙責任者として取り行った結果で、北教組の小林元議員の選挙違反事件と言い、かつての自民党並みの金に物を言わせた旧態依然としたやり口は小沢氏の政治手法そのままです。先の参院選の結果について小沢一派は菅総理や枝野幹事長の責任を問題にしていますが、何のことはない、小沢氏の旧悪について選挙民が鉄槌を下しただけで、これだけを見ても小沢氏の政治家としての資質がいかに劣悪かと言うことが歴然としています。

自民党の金権体質を非難してきた民主党ですが、その体質そのままの小沢氏には批判出来る資格がなかったことが明らかになりました。民主党には自らの手で自浄作用を見せて欲しいものですが、そうでなければ支持者の厳しい批判にさらされることを覚悟しなければなりません。今回の代表選挙は正にその好機と言えるのではないでしょうか。

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避暑キャンプ

毎年この時期に閑人倶楽部のキャンプをしているのですが、計画した時点ではまさか暑気払いの会になるとは思ってもいませんでした。当日は朝からグングン気温が上がり、午前中に車の車外温度計は35℃、午後になると36℃の猛暑でした。

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会場はとある秘所地。現地に着くとさすが避暑にふさわしく、気温は23℃と冷涼感満点。夜間はさらに下がって20℃と、熱帯夜とは別世界の快適さでした。

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我が家のワンコは気温が30℃を越えると呼吸が荒くなってしまいますが、この涼しさにほっと一息。家とは別人別犬のようにハツラツとしていました。

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食材は各自持ち寄り、飲み物も各自持参が閑人流です。集まったのは15人ですが、流石暇人ではなく、忙中閑ありで必死でスケジュールを調整した結果です。

まずは肉。おいしいローストビーフを焼いています。

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魚はコールマン2バーナーの成果、クロダイの蒸し料理です。天然アユの炭火焼も絶品でした。

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菜、青シソ1枚をまるまる使ったシソ餃子です。さっぱり感が好評でした。

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夜は満点の星空でしたが、明け方近くになって雲が覆ってしまいました。ところが現在の小笠原高気圧の威力は超強力でした。日の出の頃から雲が切れて御覧のようなご来光を望むことができました。

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ウォーキングの途中で見つけたススキの穂。秋の訪れを告げる秋の使者とも言える植物ですが、しっかり穂を付けてくれていました。これが銀色に光る頃に里にも秋がやって来ます。

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ヒメキンミズヒキみたいですが?

ススキの根元付近で見かけました。黄色の小花も秋のしるしのような気がしますがこじつけでしょうか。

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相次ぐへり墜落事故について

このところヘリコプターの墜落事故が続いています。昨年末に海上自衛隊のSH-60J哨戒ヘリコプターが海上に墜落して乗員2名が亡くなる事故があったと思えば、7月には埼玉県の防災ヘリが山岳救助中に墜落し、消防隊員ら5人が亡くなりました。そして先月、瀬戸内海で海上保安庁のベル412EP「あきづる」が送電線に接触して墜落、乗員5名が亡くなっています。

この事故では6管本部が事故の経過発表について事実を故意に隠蔽する行為があったとして、本部長ら2名が更迭されましたが、新たな事実としてそれまで修復できないとされていた墜落8分前までの飛行データーが無事であったことが明らかになりました。海保のヘリは10分毎に方向、高度、速度などの飛行データーを記録媒体に保存していましたが、機体の破損状況がひどくデーターの取得はできないとされていました。これは新たな隠蔽工作とも言えるものですが、しかし今時10分毎しか記録できないシステムなど時代遅れもいいところです。精度に問題があるかも知れませんが、市販のハンディGPSでもリアルタイムで高度、方向、速度を記録でき、パラグライダーの飛行記録を取って活用している愛好家もいるほどです。おそらく、搭載の記録装置は百万円単位のものだと思いますが、肝心の墜落時の情報が残せないのであれば何の意味もありません。

先の埼玉県での墜落もヘリの直前の姿勢が問題となっていましたが、GPSの記録が残っていれば原因の究明に役立ったのではと思われますが、この機体には飛行記録装置が一切ありませんでした。正規外の民生用の機器の安易な使用については問題があるのかも知れませんが、役に立たない装備に頼っているのはもっと困りものです。早急に使える装備に更新する必要がありますが、それまでの間は民生品で穴埋めすることも必要ではないかと思う次第です。

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絹雲を見ました

猛暑、猛暑と言うのも流石に言い疲れた気がしますが、とにかく暑い日が続いています。もう、いい加減秋の気配がしてもいいだろうと思っていたら、今日稲刈りをしているところ見ました。出勤途中に田んぼの稲が青から黄色に変わりつつあるなあと思っていたのですが、帰りにそことは別の場所で稲を刈っていたのです。この時期ですから早稲の品種なのでしょうが、その昔に我が家が稲作をしていた頃は稲刈りは10月に入ってからだったと思いましたので、随分と早くなったものだと思わずにはいられませんでした。

これで何とか秋の訪れが実感できたと思っていたら、夕方の空に絹雲が見られました。絹雲は秋に限った訳ではありませんが、秋に良く見られる雲です。良くほうきで掃いたようなと表現されますが、青空によく映える雲です。
まだまだ残暑が続くようですが季節は着実に秋に向かっているようです。cloud

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小沢氏の大嘘

民主党の代表選挙が告示され、汚沢小沢、菅両候補の公開討論などで舌戦が熱を帯びています。そもそも小沢氏は、不透明な政治資金の問題あの鳩山氏からも指摘されて、幹事長職を辞任したのに、3ヶ月も経たない内に臆面もなく代表選に打って出ようなどとは神をも恐れぬ不届き千万な所業です。

更に許せないのは、件の政治資金収支報告書の未記載問題で嫌疑を受けて強制捜査を受け、秘書が3人も起訴されているのに、捜査の結果自身は何の罪もないことが明らかになったと公言しましたが、これは検察の捜査事実に反しています。2004、2005、2007年にそれぞれ4億円と言う巨額の金額の入出金が未記載となっており、収支報告書の作成に直接関わった秘書だけが起訴され、小沢氏本人がこれを秘書に指示した「明確な証拠」が得られない事から不起訴になっただけですが、秘書が政治家の許諾がないまま政治資金を動かすことなど100%あり得る筈がなく、小沢氏の関与は明白です。
ただ、現実的には録音テープのようなものは発見できず(私は秘書が後日のために録音していた可能性は大いにあると思っていますが)、その主従関係から従属的な立場の秘書からは小沢氏に不利な証言が得られないだけであって、政治資金規正法違反と言う犯罪行為が実在しなかった訳ではありません。政治家の分身とされる秘書が犯罪を犯しているのに、自身が清廉潔白などと主張するのは大嘘つき以外の何物でもありません。

検察上層部が勝訴に疑念があるとして、強引に不起訴としただけであって検察審査会では再び起訴相当の判断が下されることは必至です。更に小沢氏はこの検察審査会制度についても「素人集団」と批判していますが、自分に敵対する存在を許さないその思想は政治家として致命的な欠陥であり、そのことだけでも立候補の資格はありません。

また、代表選にからんで沖縄駐留米軍に関して、普天間代替は県外にと言いながら「腹案はない」ではこれまた大嘘つきと呼ばれかねません。しかも、駐留は第七艦隊だけで十分で海兵隊は不要と要らぬ発言をしていますが、この第七艦隊のワプス級強襲揚陸艦「エセックス」に1800名、オースティン級輸送揚陸艦「デンバー」には900名の海兵隊員が上陸要員として乗り組んでいますが、この事実を全く知らないようです。
また、有事には米本土から要員を空輸すれば事足りると考えているようですが、C-17輸送機は最大189名の兵士を運ぶことができますが、西海岸から沖縄まで10時間以上を要します。勿論一回の飛行で済む筈がなく何回も往復する必要がありますが、整備等を考えれば1日1往復がせいぜいで、30機を投入しても5600人しか運ぶことが出来ません。これでは緒戦に必要な兵員の確保に重大な支障が出る可能性があり、このことは相手に乗じる隙を与えてしまうことに繋がりかねず、一国のリーダー足らんとする政治家の認識としてはいかがなものかと思われます。

このような小沢氏に未だ指導者の幻影を抱く人が結構いるようですが、仮に先の疑惑の4億円が小沢氏個人の所持金だったとしても一介の政治家が当たり前に蓄財できる金額ではありませんし、西松建設からの闇献金問題との関連も憶測されているにもかかわらず、職務権限論で逃げようとしていますが、合理的な納得いく説明もされていません。
一つの嘘をつく人は、その陰で何百倍の嘘を隠していると見るのが妥当です。菅氏がこの国の指導者としてふさわしいかは別として、小沢氏が不適格者であることだけは間違いありません。

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備えなければ憂いあり

我が国では周辺国への「配慮」という思慮のない政治家の誤った理念から離島への自衛隊部隊の配備や訓練を行って来ませんでした。相手が嫌がることをすべきでないというのがその根拠です。しかし、台湾の武力併合を公然と主張している中国では、侵攻時の主力兵器として500mmの装甲を貫通できる105mm砲を備え、10kmの沖合から時速40Kmで航行できる05式水陸両用戦車の配備を進めています。

実際に中国が武力侵攻するかどうかは時の政権や社会状況によってどうにでもなるので、誰にも分かりませんが、もし台湾有事となった場合、中国は米国の干渉を排除したいと思っており、空母を含む機動艦隊や航空機の来援を何とか阻止したいと考える筈です。その場合、我が国の先島諸島を占領して対艦ミサイルや対空ミサイルを配備して米軍に対抗することが十分予想されます。また、中国が言う所の第一列島線は我が国の主権を無視するかのように南西諸島上に設定されており、軍事上の観点から尖閣諸島などを手中にに収めて自由航行権を得たいとの思惑も否定できません。要はその能力があれば、何が起きるか分からないので、事前にそれに対する方策を考えておく必要があると言うことです。

もし、これらの離島が武力侵攻された場合、我が国が取り得るオプションはあまり多くありません。今現在離島には戦車が全く配備されていないため、侵攻部隊が小規模であれば、護衛艦の艦砲射撃や航空機からの対地攻撃の後、陸自部隊を上陸させて相手を殲滅させるのが一般的なシナリオです。しかし、もし侵攻部隊に対艦ミサイルを装備した77式装甲車や携帯式対空ミサイルが含まれていると厄介です。護衛艦が搭載する5インチ砲の射程は約20Km程ですから、仮に対艦ミサイルの射程が20Km以上であれば島に接近できなくなります。また最近の携帯式対空ミサイルの有効射高は5Km程ですから、これ以下の高度での飛行は出来ません。米国のスティンガーが1発300万円程とされていますから、もしこれで1機120億円もするF-2戦闘機が撃ち落とされたとすれば、とてつもない一方的な損害となる訳です。

そこで、我が国も米国などのように陸・空・海の兵力を一体的に運用できる海兵隊のような部隊が必要ではないかと言う声が上がっています。米国の海兵隊はAV-8BハリアーⅡやF/A-18A-Dホ―ネットを運用し、M1A1主力戦車で敵陣に殴り込みをかけることが可能ですが、現在沖縄に駐屯する陸上自衛隊の第15旅団は戦車はおろか迫撃砲等の軽火器しか配備されておらず、一朝有事の際でも相手を圧倒する火力には程遠い状態です。このような状態では奪還しようにも勝負にならず、相手に一方的に攻撃されるしかない有様です。

相手に組み易しとの印象を与えず、武力侵攻を思い留ませるためには、それ相応の兵力・火力が必要です。かけがえのない国土を守るためにも05式水力両用戦車に匹敵する火力を相当数装備する必要があるのではないでしょうか。

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命のリレー、この流れを定着に

7月に臓器移植法が改正されましたが、本日改正後5例目となる脳死による臓器移植が行われることが明らかになりました。1997年に臓器移植法によって脳死による臓器移植がスタートしましたが、この13年間で行われた臓器移植は87例で、1年あたりに換算すると平均で6.7回となります。これは従来の法律では生前の本人の意思表示が厳格に求められたためで、移植以外に助かる道の無い患者達が海外で移植手術を強いられる元になっていました。

しかし、現地の立場からして見れば貴重な移植用の臓器が自国民ではなく、海外からの外国人に提供されることに強い反発を生じることは無理からぬことです。またWHOでも臓器売買禁止の立場から、移植は自国民に限るように働きかけていました。こうした意味合いから自国での臓器提供の機会を増やそうとした今回の法改正は、わずか2ヶ月足らずでほぼ1年分に匹敵する5件の臓器提供という予想以上の成果を挙げたことになります。

提供側の家族にしてみれば、最愛の家族の死の向こう側で、臓器提供を待ちわびる人たちが存在していることは、さぞ複雑な思いであったことと思いますが、限られた時間の中で苦しい決断をされたことについて心から称賛したいと思います。当初、改正によって臓器提供が強制されるのではと言った危惧する意見がありましたが、これまでの家族のコメントの多くが、「誰かのためになり、何らかの形で生き続けていて欲しい」と」言った人間愛にあふれるものであったことが、これに対する明確な反論になったように思います。

これまでは全て成人が対象でしたが、今後は全ての年齢で、助けることが出来る命が救える機会が与えられるよう祈らずにはいられません。

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