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2010年9月 4日 (土)

相次ぐへり墜落事故について

このところヘリコプターの墜落事故が続いています。昨年末に海上自衛隊のSH-60J哨戒ヘリコプターが海上に墜落して乗員2名が亡くなる事故があったと思えば、7月には埼玉県の防災ヘリが山岳救助中に墜落し、消防隊員ら5人が亡くなりました。そして先月、瀬戸内海で海上保安庁のベル412EP「あきづる」が送電線に接触して墜落、乗員5名が亡くなっています。

この事故では6管本部が事故の経過発表について事実を故意に隠蔽する行為があったとして、本部長ら2名が更迭されましたが、新たな事実としてそれまで修復できないとされていた墜落8分前までの飛行データーが無事であったことが明らかになりました。海保のヘリは10分毎に方向、高度、速度などの飛行データーを記録媒体に保存していましたが、機体の破損状況がひどくデーターの取得はできないとされていました。これは新たな隠蔽工作とも言えるものですが、しかし今時10分毎しか記録できないシステムなど時代遅れもいいところです。精度に問題があるかも知れませんが、市販のハンディGPSでもリアルタイムで高度、方向、速度を記録でき、パラグライダーの飛行記録を取って活用している愛好家もいるほどです。おそらく、搭載の記録装置は百万円単位のものだと思いますが、肝心の墜落時の情報が残せないのであれば何の意味もありません。

先の埼玉県での墜落もヘリの直前の姿勢が問題となっていましたが、GPSの記録が残っていれば原因の究明に役立ったのではと思われますが、この機体には飛行記録装置が一切ありませんでした。正規外の民生用の機器の安易な使用については問題があるのかも知れませんが、役に立たない装備に頼っているのはもっと困りものです。早急に使える装備に更新する必要がありますが、それまでの間は民生品で穴埋めすることも必要ではないかと思う次第です。

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