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市議会議員は貴族か?

今、名古屋市が燃えています。民主党の衆議院議員から名古屋市長に転身した河村たかし市長が、住民税の1割引き下げや議員の歳費を1600万円から800万円に減額しようとしたところ、議会から猛反発を受けて議案をことごとく否決されてしまいました。

市会議員選挙の後に当選した河村市長が最新の民意となるのでしょうが、市議会側は市長の横暴として市長提案を認めませんでした。しかし河村市長が事態の打開策として請求した市議会リコールの住民署名は必要とする36万6000人を上回り、最終的に40万人に迫る勢いです。議会側は年額1600万円の議員報酬は議員活動の経費を考えれば当然と既得権を主張していますが、給与所得者の平均年収が406万円となった現在、市民感情としてとてつもない割高感は否めません。議員活動は事務所経費一つとっても自宅で済ます議員から、事務所を借り上げる議員まで様々ですから、一律の歳費で済まそうとすることに無理があるのではないでしょうか。しかも寡聞ながら、選挙区が限られる市議会議員の秘書と言うものに今までお目にかかったことがないのですが、議員活動の実態事態を明らかにしようともしない議員側の姿勢は如何なものかと思います。

また議員側は活動経費を主張していますが、仮にそうであるのならば実際のかかった経費に対して補填される制度のの方がはるかに透明性が確保されますが、とにかく金をよこせではあまりに乱暴な議論としか言いようがありません。今回のリコール請求に対して40万近い市民の賛成が何よりの証左です。河村市長の主張が全て市民に受け入れられている訳ではないのでしょうが、どちらがより丁寧に市民に説明しているかを見れば、議員の側に正当性がないのは明らかです。どこかの独裁国家のように世襲を当然のこととして胡坐をかくのではなく、市民のために身を投げ出す姿勢が見られないのであれば、再選挙での市民の支持は得られない事を肝に銘ずべきではないでしょうか。

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