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和製チェンバレン

菅内閣がどうもいけません。仙石官房長官は外交的センスが全くないのが既に露呈していますが、ひたすら中国に譲歩を繰り返すだけでこの国の行く末などまるで眼中にないようです。

第二次大戦がひたひたと迫っていた頃英国のチェンバレン首相はナチスドイツの周辺国併合政策を是認し、ひたすら対決を避ける宥和政策を取り続けて、ナチスの台頭に手を貸す結果となりました。チェンバレンの方針については、仮にドイツの進出に対抗したとしても早晩第二次大戦への突入は防げなかったと擁護する意見もありますが、英国が自国の命運をナチスに委ねてしまったことに変わりはありません。仙石氏はどう見ても和製チェンバレンをひたすら目指しているようで、「戦略的互恵関係」を念仏のようにひたすら繰り返しているのみです。では対中的にどんな戦略を持っているのかと思っても、一向に明らかにならないところを見れば、そもそもそんなものは存在していないのでしょう。

では形の上では仙石氏の上に立つ菅総理は、と見れば今まで何の指導力も発揮していません。この人は権力志向が大変強いそうですが、権力の座についてもそれをどのように行使したらいいのか全く分からない状態に陥っているようです。本来国民に向けられるべき指導力も専ら自己を正当化することに汲々としているようで、巡視船のビデオは見ていないとか温家宝首相の面談は偶然だったとか本質とかけ離れた瑣末な事柄ばかりを気にしています。

先の代表選では国民の多くも菅氏の続投を支持しましたが、それは積極的な支持ではなく、対外的な国益を考慮した消極的なものと景気回復への一縷の望みからでした。
しかし国会での居眠りのように、いつまでも国民にその存在感を示せないのであれば、次の首相にチェンジしてもらうしかありません。菅氏が棚ぼたで政権を手にした幸運だけが取り柄の政治家であるならば、その命運が潰えるのも意外と早いのかも知れません。

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