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2010年10月17日 (日)

F‐X雑感

1972年から日本の空の守りについているF‐4EJファントムですが、今も百里基地の第302飛行隊と新田原基地の第301飛行隊でF‐4EJ改が現役で頑張っています。世界の流れが第4世代機から第5世代機に向かいつつある中、如何に装備を近代化したとは言え第3世代機であり流石に老朽化の感は否めません。このまま行けば、更新がないままF‐4EJ改は全て退役してしまうことになりますので後継機の導入が急がれるところですが、F‐22の獲得に失敗して以降空自は次善の策を決められないまま、思考停止に陥っています。

昨今の周辺海域の緊張状態を考えると早急に事態の解決が望まれるところですが、こんな方法もあるのではと考えました。それは・・・・。

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      T-4練習機

我が国の戦闘機生産はずっと三菱重工が担ってきました。ところがF‐2の早期打ち切りとF‐Xの遅延によってこのままでは空白が生じることが心配されています。また、現行のジェット練習機T‐4は量産から20年を過ぎましたので、いずれ後継機が必要になります。そこで、次期練習機(以下T‐X)を開発し、かつてT‐2高等練習機に付したように、有事には支援戦闘機として転用できる仕様にしておくというものです。勿論その分機体は大きくなりますし、コストも練習機に特化するよりも高額になります。お隣の韓国ではT‐50練習機をこのような構想で開発しましたが、米国との共同生産と言うこともあって機体価格は40億円程度と言われています。T‐4は全部で212機生産されましたが、T‐Xも同じ位の数を揃えるのであれば、100機程度を戦闘機仕様とし、残りは装備を減らした単純な練習機仕様とすればコストアップを最小限にすることも可能です。

我が国が航空機を作る際に最大のネックはエンジンでした。しかし現在IHIもそれなりに力を付けF5エンジンを開発していますので、これに手を入れれば用途的には十分です。F‐Xを自力開発した場合、開発に12年程度かかると想定されていますが、T‐X200機の生産でこの間を食いつなげば航空産業の打撃は最小限に留められる筈です。1石3鳥くらいは価値はあるのではと妄想するのですが・・・。

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