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問責可決

昨夜の参議院本会議で自民党提出の仙石官房長官と馬淵国交大臣の問責決議案が可決されました。問責決議には法的拘束力はないのですが、参議院の決議として当該大臣に事実上の不信任を突き付けた訳で、参院では少数与党となる政府は一段と苦境に立たされることになりました。但し、仙石長官は人を小馬鹿にしたその言動や対韓土下座志向、尖閣問題での誤った指導性で問責も止むを得ないところもありますが、馬淵大臣については問責を問うほどの問題点はありませんでした。

最近の野党、とりわけ自民党は国会論戦を見ても言葉尻の追及に終始しており、今回の問責も政権に打撃を与えたい一念だけで政権奪取の戦力性は全く見られません。自民党は下野以来、政権返り咲きの具体的な方針も与党に対抗する前向きな政策も打ち出せていません。
年明けには来年度予算の審議入りが待ち構えていますが、問責を盾に参院への出席拒否を宣言しており、国民生活の安定よりも党利党略を優先しています。

もし菅首相が閉塞状態を打開する為に解散に打って出た、あるいは追い込まれて止むなく解散したとしても、このような自民党が圧倒的な勝利を得ることは考えられません。勿論現在のような状況を招いた民主党は大幅に議席を減らすことでしょうが、議席が各党に分散して勝者なき戦いとなる公算が高いものと思われます。そうなれば国会運営は更なる混乱を来たし、幾度となく選挙を繰り返すことにことになるのではないでしょうか。

現在、中国とロシアのあいだで領土問題の悪化が懸念されていますが、このような政治状況が好ましい結果を招く筈がありません。今こそ党利党略を捨てて国家の利益、国民生活の安定・向上のために活動すべきで、つまらぬ言葉遊びにうつつを抜かしている暇はありません。もし自民党が今のスタンスを続けるようなら国民からの非難は避けられないでしょう。政権担当能力にノーを突きつけられながら、出直し出来ずに批判しかできないのであれば自眠党と呼ばれても仕方ありません。

Pa100015

国会議員には居眠りをせずしっかり働いてもらいたいものです。

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コメント

尖閣諸島沖での反日中国船による意図的な衝突事件をめぐる一連の政府対応が不適切だとして
野党は仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の問責決議案を提出し、売国政党である社民党を除く野党の賛成多数で可決した。
赤い政権はその言動によって蟻地獄に落ちた。民主党支持率は、今年中に20%以下になる。
政権にしがみつく赤い菅直人総書記は、嘘つきルーピー由紀夫との会談で支持率が1%になっても辞めないと語った。

投稿: 盗っ人・メドベージェフ | 2010年11月27日 (土) 20時53分

盗っ人・メドベージェフさん、コメントありがとうございます。民主党政権に失策が多いのは確かです。しかし、防衛費の削減問題にしても年々前年比以下に削り続けてきたのは自民党政権です。東シナ海のガス田開発でも対中国強行論を唱えたのは故中川昭一議員などごく一部で、日本側の試掘申請は時の政府によってことごとく退けられてきました。

つまり現在の国難の大半は自民党政治の長年による膿が溜まりに溜まって噴出したものです。安倍元首相も威勢の良いことを言っていましたが、竹島問題でも韓国側の武力行使の恫喝に屈して周辺の日本側EEZ内の調査さえ見送っていたことを最近になって本人が明にしています。尖閣問題で改めてクローズアップされましたが、中国艦船が領海を侵犯しても武力行使を受けなければ我が国には直接取り締まる法律がありませんがこれも自民党政治の怠慢によるものです。

仙石官房長官の言動には多くの問題点があることには私も同意しますが、であるならば歴代自民党政権の失政についての総括も合わせて行われるべきで、歴代首相の責任についても俎上に上げられるべきではないでしょうか。

投稿: 雨辰 | 2010年11月27日 (土) 22時38分

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