油断大敵、ご用心
家を一歩出ると外には7人の敵がいると心得よ、と昔の人は油断を戒めましたが、この言葉は現代にも十分通用します。先週登った麻布山の野鳥の森登山口には昨年秋に登山したまま現在も行方不明となっている登山者の捜索を呼び掛けるポスターが貼られていました。登山道が設けられている山では、要所要所には大抵赤ペンキや赤布のルート表示がありますからまず迷うことはないのですが、不測の事態はどこに転がっているか分かりません。
写真は馬の背状の尾根道ですが左側は土砂が崩落して木の根がむき出しとなっています。
上の写真のアップです。誰かが注意喚起で赤布を付けてくれましたが、あまり目立ってくれません。登山道の下は根が張り巡らされて強度が保たれているようですが、実は半分から左側は雪屁のように空洞になっています。
自然の中では何があるか分かりませんので常に足元に注意することが必要です。少しでも不安を感じたらその場を迂回することも決して恥ずかしいことではありません。安心、安全を心がけ、無事の帰宅が一番です。
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