花灯路を彩る生け花たち
嵐山花灯路は名刹と紅葉、竹林と生け花、そして灯りのコラボレーションです。暗い灯路を辿っていると突然明るいライトに浮かび上がる先鋭的な生け花が印象的です。ライティングはちょっと強すぎるきらいがありますが、まあこれはこれでこのイベントの味付けなのかも知れません。
生け花はだいたい門前に飾られているのですが、ここは竹林の途中におかれています。しかも強烈な色彩で観光客の度肝を抜いていました。
常寂光寺前の作品。上部が暗いのに対して下部が白いので完全に白の部分が飛んでいます。ライトをもう少し上に当てればまた違った印象になったのではないでしょうか。
長神の杜に飾られた作品です。全体のバランスは良かったのですが、ライトが画面に入ってしまうのが残念でした。
重厚な二尊院総門に華やかさを添えていた作品です。背景が良いのか、作品をバックに記念写真を撮る人たちが絶えませんでした。
おまけです。二尊院でライトアップされていた散り残りのモミジですが、技巧をこらした作品に少しも負けていません。自然の巧みさは偉大です。
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