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2010年12月 1日 (水)

日本にも氷河か?

昨日立山連峰の国見岳で新雪雪崩があり、スノボやスキーをしていた6人が巻き込まれて内1名が亡くなりました。一行は雪崩に備えて埋没時に位置を捜索できるビーコンを所持していましたが、雪崩のエネルギーが大きく犠牲者を出す結果となりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。降雪直後は雪面が不安定なので斜面への立ち入りは慎重にすべきではなかったかと悔まれます。

ところで、今朝の中日新聞が我が国にも氷河が存在するのかもと報じています。よく知られているように、氷河期には我が国の高山帯は氷河に覆われていました。穂高登山のベースで有名な涸沢、ロープウェイで誰もが簡単に行くことが出来る千畳敷カール、南ア仙丈岳の仙丈カールなど数え上げればきりがないほどその痕跡が残っています。しかし、氷河期が終焉した今日、我が国には氷河は存在しないと言うのが定説になっていました。

記事によれば、立山カルデラ砂防博物館の福井幸太郎学芸員が昨年9月に立山・雄山の東面にある御前沢雪渓を調査したところ、雪の下に長さ700m、最大幅200m、最大厚さ30mの氷体を発見しました。今年8月に雪渓表面に穴を開けGPSによる観測を行ったところ、10月までに最大30cmの移動を確認したと言うものです。氷河はこれまでロシア、カムチャッカ半島が南限とされており、今回の発見は画期的なものと言えるのではではないでしょうか。

P8184053

沢状になっているのが氷河によって作られた圏谷、カール地形で、かつて氷河があった証拠です。

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