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2010年12月 3日 (金)

備えあれば

北朝鮮による砲撃を受けた、黄海における米韓合同軍事演習が1日終了しましたが、明日から今度は日本西方地域の侵攻阻止を目的とした大規模な日米合同演習が始まります。我が国は従来、北海道への侵攻を想定した防衛力を整備してきましたが、中国の海軍力の増強を受け、今後は次期防衛大綱以降沖縄南西諸島への防衛力を強化する方針のようです。

ところで韓国延坪島の砲撃事件では、配備されたAN/TPQ-37対砲レーダーが当初上手く作動せずに反撃が遅れたことが明らかになっています。AN/TPQ-37は我が国が開発したアクティブ・フェイズドレーダーを装備したJTPS-P7対砲レーダーを参考に米軍が開発したものですが、JTPS-P7が同時に4目標に対処できるに対して2目標にしか対応できません。更にJTPS-P7の後継である現行のJTPS-P16では同時に18目標に対処可能と言われていますからその性能差は明らかです。

自衛隊の装備は、とかく費用対効果の面で悪口を言われてきましたが、このような事件が起きてみると自国の防衛に特化した我が国の装備体系の方針が決して間違っていなかったことがより鮮明になってきたのではないかと思われます。四方を海に囲まれた我が国は常に侵略の危険にさらされていますが、自衛隊の不断の努力によって平和が維持されていることをもっと評価すべきではないでしょうか。

Pa162514

弾道ミサイル対処用PAC-3のフェーズドアレイレーダーです。

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