許せん!
各地で猛威をふるう鳥インフルが養鶏業者の経営を脅かしています。そんな中で移動禁止の措置を受けていた豊橋市の業者が今日から卵の移動を許可され、出荷を再開しました。ところが、この養鶏場の出荷量の1/3を占める主要取引先であるスーパー2社が、「鳥インフルエンザの発生があった豊橋産は扱えない」取引の中止を通告してきたそうですが、とんでもない暴挙です。
行政は、仮に鳥インフルに感染したニワトリや卵を摂取したとしても人間に感染することはないとしています。それなのに感染したこと、それだけを理由に取引を中止することは、行政の見解に反する行為で、風説の流布に相当するのではないでしょうか。県生活衛生課は「適切な判断ではない」と指摘していますが、官民挙げて鳥インフルに立ち向かっている時に、このようなスーパーの姿勢は消費者に誤ったシグナルを送ることになってしまいます。
スーパーの行為は消費者保護などではなく、見苦しい自己保身としか思われません。スーパーが姿勢を変えなかった場合、愛知県は業者名の公表をすべきではないでしょうか。
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