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嗚呼、ブーメラン

北アフリカのチュニジアに端を発した、民主化を求める大きなうねりがイスラム諸国を席巻しています。エジプトでは30年に亘って強権力を固持してきたムバラク政権があっけなく崩壊してしまいました。イスラム勢力が国家を牛耳っているイランは、当初快く思っていなかったムバラク氏の敵対勢力である民主勢力を支持する立場を鮮明にしていました。しかし、ムバラク大統領が辞任に追い込まれ、民主化勢力が勢いづいてイラン国内でも民主化要求が高まると、今度は一転して民主化運動を公然と弾圧する姿勢を鮮明にしてきました。

イランの現体制にとって、民主化は絶対に受け入れることができない危険な思想です。それならば、民主化要求に対して当初から一貫した姿勢が必要だったのですが、敵の敵は味方の論法で、つい民主化要求グループを支持してしまったようです。イラン当局は問題の本質を見ずに、安易に民主化勢力を支持してきましたが、まさかブーメランのように自分を傷つけることになってしまったのは皮肉としか言いようがありません。

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