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2011年4月13日 (水)

未成年者の脳死移植

臓器移植法の改正以来臓器提供の件数が飛躍的に高まってきましたが、いまだ乳幼児レベルの移植は国内では行われていません。これまでやむを得ず海外で移植手術を受けてきたのですが、海外で高額な手術代を払って移植手術を行うことは一種の臓器売買ではないかとの批判も強く、WHOも禁止の方向を打ち出しています。家族にしてみれば、かわいい盛りの幼子の臓器を提供することには強いためらいがありことは十分理解できますが、今まで赤の他人である日本人の乳幼児に提供してくれた多数の海外の善意があることを思えばなんとか国内で解決される日が来ることを切望しています。

昨日10代前半の少年が脳死と判定され、両親が臓器移植に同意したと伝えられましたが、これを機にこのような動きが乳幼児にまで届くことを期待します。

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