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2011年4月12日 (火)

ダメージコントロール

大震災から一月が経ち、復興に向けてさあこれからと言う時に大きな余震が止まりません。折角復興したライフラインが再被災するなど被災者の方々には、しばらく試練の日々が続くことになってしまいました。ところで、昨日の余震で福島第一原発の注水用電源が途絶して注水ポンプが50分停止してしまったニュースには我が耳を疑いました。

そもそも、津波襲来が想定される臨界臨海地域に立地しながら津波へ備えが考慮されずにこれだけの被害が出て、多層的防御の必要性が叫ばれているのにどうしたことでしょう。聞けば、非常用発電設備やポンプ車などが配置されていたのに、津波注意報によって要員が避難したため、稼働できなかったとのことですが、こうした事態は当然予想された筈で手抜かりとしか言いようがありません。災害を受けることから逃れることは出来ませんが、被害を最小限にしたり、新たな被害を生まないよう事態をコントロールすることが求められます。ダメージコントロールです。有名な例ではアポロ13号のトラブルですが、深刻な爆発事故にもかかわらず、適切な対処によって遠く離れた宇宙空間から乗員を無事生還させました。

原発の安全性が大きく問われている現在、安易な対処は今後に大いに禍根を残すこととなってしまいます。関係者の一段の努力を望みます。

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