待たれる第二東名開通
台風12号の進行速度が遅く、長時間影響下に曝される状態が続いています。静岡市の東部、由比地区は海岸から山手まで1Kmほどの間にJR東海道線、新幹線、国道一号線、東名高速の4本の交通の大動脈が通る交通の要衝です。中でも東名高速は、一番後から出来た為に最も海寄りにあり、海が荒れると波しぶきが高架上の路面に達する為しばしば通行止めになります。先日も12号の接近で半日ほど通行止めになって一時解除されましたが、現在再び通行止めとなっています。
ところで、現在東名高速のバイパスとなる第二東名が山側の位置に建設中です。第二東名は渋滞の緩和や地震災害時に陸上交通路を確保するのが目的です。当初2013年3月末の開通予定予定でしたが、最近の発表では2012年初夏と予定が前倒しになっています。
2年前の静岡沖地震では牧ノ原SA付近で路肩崩壊があり、開通まで東西交通に大混乱をきたしました。日本の大動脈とも言える東名高速が台風の度に通行止めになるのはいかにも情けない話です。来年の部分開通が今から待たれます。
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