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2011年11月26日 (土)

女性宮家に賛成

宮内庁が首相に対して女性宮家の創設の検討を依頼しました。現在の皇室典範では女性皇族は結婚とともに一般人となって皇室から除籍されてしまうため、少子化が著しくしかも男子の誕生が40年間で秋篠宮家の悠仁親王ただ一人と言う状況では、いずれ宮家が途絶えてしまう事態に陥ることは容易に想像されます。
何時見ても緊張感の感じられない官房長官は型どおりの会見を行い、政府として優先課題として取り上げる姿勢を見せませんでした。

何時まで経っても政治が未成熟な我が国にとって、今回の大震災や外交などの重要な局面で社会の安定のために皇室が果たしている役割は極めて大きなものがあると思います。女性宮家についても、女系天皇制同様に反対の意見がありますが、もし将来悠仁親王が即位したとしても親王が誕生しなければ、その時点で天皇家は途絶えてしまいます。英国王室で女王の即位を認めているのは、このような問題に対する極めて現実を直視した制度を受け入れたからで、つい最近では王位継承に関し男女の別なく誕生順にする制度が認められています。

現在でも遅きに失したきらいはありますが、国民の多くが支持している現在の天皇制を維持する為には早急にこの問題を解決する必要があります。最近、決断力に疑問符を付けざるを得ない首相ですが、この問題は自身の内閣で解決する気概を持って事に当たって欲しいものだと思います。

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