アイドリングストップ車
最近アイドリングストップ機構を組み込んだ低燃費車が好調のようです。特に軽自動車では30Km/L以上とハイブリッド車並みとなっています。再始動するのに余分な燃料を使うので5秒以上の停止に効果があるそうですが、ある疑問が・・・・。
それはバッテリーやセルモーターの寿命はどうなのか、と言うことです。このへんはあまり詳しく知らされていないのですが、以前頻繁にエンジン停止をする宅配の配達車はすぐにバッテリーが駄目になると言う事を聞いたことがあるからです。で、調べてみるとやはりです。アイドリングストップは一定の速度以下になった場合、エンジンを止めて加速や発進の操作で再始動しますので、バッテリーへの負担が大きくなります。ハイブリッドの場合は大きなバッテリーを積んでいるので問題ありませんが、アイドリングストップの場合は容量を倍にしたり、2個使ったりして解決しています。
つまり、バッテリーの分だけランニングコストがかかってしまう訳で、燃料は節約できるのですが、バッテリー代が上乗せされるので、計算上は節約した燃料以上の費用がかかってしまうようです。このあたりはハイブリッド車でも同じことで、車体価格の上昇分の方が節約できるガソリン代よりも高くなってしまいます。エコロジー、必ずしもエコノミーではないということです。
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