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2011年12月 9日 (金)

安倍元首相の見識に?

安倍元首相が女性宮家の設置問題について、「皇室の根本原理が崩れる危険性があるのではないかと心配する」と批判的な発言をしましたが、認識の無さに失望しました。思想的に男系天皇制論者であることは分かっていましたが、未成年の男子が悠仁親王しかいない現状では近い将来、宮家の断絶は必至であることが未だに理解出来ないようです。

天皇制を存続させるがための女性宮家の設置案なのですが、現実が見えないのは政治家として致命的な欠陥です。一般人であれば、個人的な感情で持論を展開しても許されますが、大所高所、ましてや首相経験者として皇室の直面する実情が理解できないのは驚きでしかありません。仮に女性宮家の創設を見送った場合、20年後の宮家がどうなっているのかさえ分からず、理想論だけをぶっているのは夢想家としか言いようがありません。

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