2大臣に問責決議
参議院は9日、一川防衛相、山岡消費者担当相に対する問責決議案を賛成多数で可決し、閉会しました。山岡氏のマルチ商法業者との関わりは以前から国会議員として不適切と指摘を受けていましたから、いかに党内融和のためとは言え、こんな人物を入閣させた野田首相の責任は極めて重いと思います。
一方の一川氏についても適格性を考えれば、小沢派に対する配慮を最優先した結果であり、国防と言う国家の大事をないがしろにしたツケが回った形です。一川氏にたいしては前原政調会長からも不勉強との批判がありましたが、国会議員は国防、外交、財務について最低限の知見を備えることは議員活動をする上で必要不可欠で、大臣の資質と言う観点からすれば退任は仕方ないでしょう。これからF-X選定、24年度予算審議と重要案件が控えていますから早急に適格者を選任して、国政の遅れを挽回して欲しいものです。
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