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2012年2月11日 (土)

メタンハイドレート試掘始まる

東北大震災以降、電力の大半は火力発電によるものとなっていますが、発電コストの上昇を招いています。また、イランが核兵器開発を露骨に目指していることからそれに圧力をかけようとする欧米各国との摩擦で、原油輸出の生命線となっているペルシャ湾の緊張が高まっています。もし、ここで武力衝突が発生すれば世界中にエネルギー危機が発生することになります。そんな中で我が国周辺の海底に存在するメタンハイドレートの採掘に期待が高まっています。

メタンハイドレートは可燃性ガスであるメタンが高圧・低温化で安定的な固体状となっているもので世界中でその存在が知られ、我が国周辺でも現在の原油や天然ガスの消費量100年分に相当する埋蔵量があると言われています。しかし、海底深くの地下にあり、しかも固体の状態で存在するので採掘するには気体に戻す必要があり、大変なコストを必要とします。今回実施される試掘は愛知県渥美半島沖にあるメタンハイドレートを地球深部探査船「ちきゅう」を使って試掘して、将来の商業ベースに乗せる可能性を探ろうとするものです。

原油の採掘も最初は自噴かそれに近い状態からスタートし、現在では地下深い所にある油田に水を注入して押し上げる方法で従来不可能とされる場所にある原油も採掘できるようになっています。メタンハイドレートについてはコスト的に商業ベースには乗らないとする否定的な意見がありますが、自前のエネルギーを放置する必要はありません。商業化には時間がかかるかも知れませんが、今後の技術開発の発展を待てば展望が開ける可能性がありますので、今回の試掘に大いに期待したいと思います。

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