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2012年3月25日 (日)

海抜3.6メートル

東日本大震災では未曾有の大津波が沿岸地域を襲い、大きな被害をもたらしました。かねてから東海、東南海、南海の3連動地震の可能性が指摘されている東海地方ではこれまでの津波被害の想定を見直す動きが出ています。私が居住している静岡県西部地方ではこれまで津波の高さはそれほど高くないと想定されていましたが、今回の震災の被害から津波の想定の見直しが始まっています。

この地域では過去には明応7年(1498年)に大地震があり、それまで淡水湖だった浜名湖が外海と接することになりました。またこの時の津波被害で甚大な被害を受けた村が引っ越しを余儀なくされ、村越(むらこし)が転訛して村櫛(むらくし)になったと伝えられています。また、宝永4年(1707年)には紀伊半島沖を震源とするM8.6の宝永地震があり、湖西市白須賀で9メートルの津波が来襲して集落を洗い流し、現在の地よりも東側にあった新居の関所も3メートルの津波で流出しています。

このような過去の歴史から、浜松市では予想される津波の高さはそれほど高くなく、海岸の砂丘で十分食い止められると想定してきました。しかし、今回の震災でのあまりの津波の高さに、想定の見直しをすることになったものです。先日公表されたシミュレーションによれば、高さ2メートルの津波は海岸から約4Kmの地点にあるJR浜松駅まで到達する可能性があるとされています。

ところで最近各地の自治体で津波来襲時の備えとして、その地点の海抜高度を表示する動きがありますが、海岸から2Kmほどの所にある私の住む町内にも標識の設置がありました。これまでハンディGPSによって自宅の高度はある程度把握していましたが、今回設置された標識によれば海抜3.6メートルでした。最近になって、予想される東海地震が3連動型の巨大地震になる可能性が高いとされていますが、最悪を想定した十分な備えが必要であることは間違いないようです。

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