放鳥トキにヒナが誕生
環境省は本日、放鳥したトキにヒナが誕生したと発表しました。自然界のトキにヒナが誕生したのは1976年以来、実に36年ぶりのことです。トキと言えば、昨日に続いて今日も放鳥したトキが抱卵した巣がトビに襲われ、ヒナの誕生が絶望視されていただけに大変な慶事です。放鳥以来、毎年営巣しても孵化しないことが続いていましたが、やっとその時がやってきました。今年はあと10組程のペアが抱卵しているようですから、更にヒナが誕生する可能性が残されています。野生での繁殖は大先輩のコウノトリでは既に当たり前のことになっていますが、早くトキも自然界での繁殖が普通のことになって欲しいと思います。
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