暴力団、特例法必要では
北九州市で、長年暴力団取り締まりの陣頭指揮を取っていた、定年退職した元警部が何者かに拳銃で銃撃されました。九州では銃器を使った犯罪が多く、入院患者が誤認して殺害される事件も起きています。また、暴力団との関わりを拒否した建築関係者を銃撃するなど有無を言わせず力によって市民を屈服・従属させる意図が明白です。今回の事件も自分たちに敵対する者に対し、例えそれが警察であっても公然と制裁しようとしたものと思われます。
このような相手に対して何が出来るかと言えば徹底した取り締まりしかありません。警察庁は今回の事件を受けて全国の警察から応援を派遣する方針を固めたようですが、既存の法律をフル活用して、組織の解体を目指して欲しいものです。ただ、それでは犯罪が起きてからしか対処出来ませんし、暴力団を武装犯罪集団として見れば、その存在が許されていい筈はありません。組織暴力に対しては、その存在を許さないためにも構成員であるだけで罪に問えるような特例法が必要ではないでしょうか。社会に対する公然とした挑戦を許すべきではありません。
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