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2012年4月17日 (火)

春の関西おまかせ旅行~堂島川クルーズ編~

大阪と言えば水の都です。その昔は川や水路が縦横に巡っていたことから八百八橋の異名が付きました。今でも市の面積における橋の割合は日本一だそうです。その大阪の街を水の上から眺めたら…と言うのがなにわのクルーズです。

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クルーズに使う船はこんな形をしています。水面からの高さが1メートル15センチと随分とペシャンコな形ですが、これには理由があります。それは大阪の橋はどれも水面からの距離が低いので、背の高い船では通過出来ません。できるだけ背が低い方が安全に航行できるのですが、必要に応じて船室の高さをせり上げることもできる様になっています。

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安治川にあるユニバーサルシティポートを出港して大川沿いの造幣局付近まで遡りますが、満潮時に水面との高さが一番低くなる橋では1.5メートルしかないそうです。橋の天井には擦った傷があちこちに付いていました。

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赤レンガが美しい中央公会堂です。東京駅と同じ設計者の手になるそうで、外観に似た雰囲気を感じます。

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橋ごとにそのデザインが違います。レトロ調であったり、モダンであったりその時々の最先端のデザインが取り入れられた結果なのでしょう。こうして橋の形を楽しむのもクルーズの醍醐味です。

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満開の桜をバックに大型の観光船がすれ違って行きました。なにやらセーヌ川を思い起こさせる光景です。

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直線と曲線が融合したシンメトリーな世界です。レンガ造りがあったかと思うと超高層ビルがあったりと見る者を飽きさせぬ不思議な世界が続いています。

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難波橋と中央公会堂が重なると日本とは思えぬ風景となります。新旧の建物が混然一体となって建ち並ぶのがいかにも大阪らしい光景です。

~続く~

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