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2012年5月30日 (水)

GPSを使っても遭難?

GPSは元々米国が軍事利用を目的として構築した位置情報システムですが、今やカーナビやスマートフォンなどの移動端末や地形の変化を捉えて防災に活用したりと私たちの生活になくてはならないものとなっています。登山でも積雪期や悪天候時のルートや位置確認に利用する人が増えています。ところで、GPSを使っているのに遭難する人がいるとの記事があったのどういう事かと調べると、そもそも登山の仕方が間違っている人たちでした。

GPSはある地点の位置情報をかなり正確に教えてくれます。標高についてはGPSの表示と国土地理院の地図と比較したことがありますが、常に誤差は5メートル以内でした。これを利用して地図の標高と照らし合わせればかなり正確に地図上の位置を特定できます。あらかじめ頂上や登山口の位置を登録すれば向かうべき方向を常に教えてくれるので、登山道が不明瞭な山では道迷いを防止できます。

遭難の事例ではGPSで位置を把握しながら、登山道をショートカットして急な斜面に入り込み身動きが取れなくなって救助を依頼したもので、GPSの活用以前の問題で無謀登山の類でした。記事は機械に頼り切って地図を軽視したり、地形から現在位置を把握する登山技術の取得などに警鐘を鳴らしたものと思われますが、レベルの低すぎる相手に果たして伝わるのか心配です。これからアウトドアで活動する機会が増えますが、自身の能力を自覚して無理のないアウトドアライフを楽しんでもらいたいと思います。

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