ファルコン9打ち上げ成功
打ち上げ延期となっていた米国スペースX社のファルコン9、3号機の打ち上げに成功しました。今後は搭載したドラゴン補給機を国際宇宙ステーションにドッキングすることになっています。スペースX社は民間会社ですが、NASAの全面支援を受けており、搭載するマーリン1Cエンジンもアポロ計画で使用されたサターンロケットのエンジンを再設計したものと言われています。そのせいか、ファルコン9の打ち上げコストは日本円で43億円とH-2Aの半分ほどです。H-2Aもエンジンを簡略化した低コストタイプに移行することを計画しているようですが、製造・打ち上げを担当している三菱重工も大いに見習って欲しいものです。
| 固定リンク
« 金環狂想曲 | トップページ | どうなる夏の電力 »
コメント
ドラゴン宇宙船が昨夜、見事ドッキングに成功しました。ドッキングの姿勢制御には日本のHTVの技術が採用されているようです。これで、ISSへの物資補給の手段がまた一つ確保されました。次は有人飛行を目指すようですが、日本も頑張って欲しいものです。
投稿: 雨辰 | 2012年5月26日 (土) 06時56分