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2012年5月 7日 (月)

東北旅行・二本松編

東北地方には桜の名所が沢山あるようです。弘前城や三春の滝桜は特に有名ですが、二本松市の「合戦場のしだれ桜」を見てみたいと思っていました。幸いなことに今年は全国的に桜の開花が遅れ、GWに何とか見られそうなので初日に行くことにしたのですが、交通の便に恵まれ無い場所なので、郡山からレンタカーで駆けつけました。

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当日の予報は晴れ、時々曇りだったので天気を気にしながらの到着でした。連日気温の高い日が続いたので少し散り始めてしまいましたが、何とか満開と言える範疇でした。

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折角やって来たのに雲っていたので、小一時間晴れを待って撮ったのがこの写真です。やはり桜には青空が一番です。この地方では桜の下に菜の花を植えるのが一般的なようで各所で見かけました。

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三の丸の高石垣。二本松市には別名霞ヶ城と呼ばれる二本松城があり、現在は県立霞ヶ城公園として整備されています。

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復興された箕輪門。昭和56年に二本松市によって復興されましたが、見栄えを良くするためか古絵図に描かれた姿とは違う様式となっているようです。彦根城の城門に似ているような気がします。

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箕輪門に正対する石垣。安土城の総普請奉行を務めた丹羽長秀の孫光重によって江戸時代に入ってから築かれたもので、曲線が見事です。

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本丸の石垣。最上部が再建された石垣で、写真中央が当時のままの部分です。二本松城は元々は山上に築かれた山城で、本丸を囲む曲輪は土塁で守られていましたが、本丸は石垣が築かれていました。戊辰戦争以後は荒れるにまかされていましたが、最近になって発掘され、天守台も再建されていましたが、昨年の地震で損傷箇所が発生し現在は立ち入りが禁止となっていたので、残念ながら遠くから眺めることしかできませんでした。

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