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2012年5月24日 (木)

どうなる夏の電力

原発再稼働は未だ不透明です。政府の基本方針がはっきりしないのが最大の原因ですが、外野の主張も一貫性がありません。最大の電力不足が予想される関電の筆頭株主である大阪市も言う事がコロコロ変わっています。橋下市長は思いつきで発言しているのではないかと思われてしかたありません。今まで、原発が稼働しなくても関電の電力供給力に問題はないと言っていたかと思えば、政府の関西での電力制限令を見送り、計画停電で対応する方針に対し、電力制限令の発動を見送るのはけしからんと言い、更には電力不足に対応する為に夏だけ原発を動かせばいいではないかと言い出す始末です。また、古賀特別顧問は電力危機をアピールするために、関電が火力発電所の故障を利用して故意に電力不足を作りだすのではないかと妄想を公言し、関電がそのような事実はないと公式に否定するなど行政にあるまじき失態の連続です。

関西の企業は節電のため、生産活動を他の地域に移したり、自家発電の導入を図ったりして対応しようとしていますが、企業に負担を強いることになり、業績に影響が出ることは必至です。今後の雇用や採用に影響を及ぼすことも懸念されますので、当事者はもっと真剣に取り組んで欲しいものです。

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