オウム高橋容疑者逮捕
いやあ、本当に驚きました。一連のオウム真理教事件で殺人罪などで指名手配され、先日潜伏先の建設会社の社員寮から逃走していた高橋克也容疑者が本日逮捕されました。17年間も逃亡を続け、すっかり人相も変わっていましたが、銀行や勤め先で撮影された最近の姿やバッグなどの所持品の映像が間髪を入れずに公表され、目撃情報が相次いだことから逃走路が限定され、ついに逮捕に至ったものです。
最近は街頭の防犯カメラの台数が増え、ひき逃げ事故でも防犯カメラの映像が決め手となって容疑者が逮捕されたりと犯罪の解決に役立っています。今回の高橋容疑者逮捕も、防犯カメラのこれだけの増設がなければ実現したかどうか判りません。近年は画像認識技術も発達して、あらかじめ特定の人相を登録しておけば雑踏の中からでもかなりの高率で似た人物を検出できるようになっており、先日の駅構内での傷害事件でも映像の分析から下車駅を特定するなどして犯人逮捕に結びつけています。
今回の実績から、防犯カメラの設置に拍車がかかることは間違いありませんが、一般市民の個人の権利が侵害されることがないよう、節度ある運用が求められます。
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