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無責任な自民党

野田首相の問責決議案が自民党をはじめとする野党の賛成多数で可決され、国会審議がストップしています。問責の理由の一つが消費税の増税案成立としていますが、自民党は民主、自民、公明の3党合意で増税に賛成しており、論理が滅茶苦茶です。審議停止による重要法案の成立が見込めない中、本年度予算収入の柱である赤字国債の発行根拠である特例公債法案が成立しない場合、予算がショートすることになり支出を減らさざるを得ない事態となることが懸念されています。

具体的には金額の地方交付税交付金や政党助成金などが減額や執行停止となる見込みです。政党助成金は当然ですが、地方交付税交付金は地方自治体の運営に影響が大きく政治の責任として早急な解決が必要です。特に場当たり的な国会対策を行っている自民党の責任は重大で、自分たちの都合で与党奪還だけを夢見ていると国民のしっぺ返しがあることを自覚して欲しいものです。

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改正海保庁法がやっと成立

離島など陸上における警察権を認める改正海上保安庁法が29日、参院本会議で全会一致で可決、成立しました。海上保安官はこれまで洋上でしか逮捕権が認められず、先の香港活動家による不法入国でも魚釣島に上陸した彼らを逮捕したのは沖縄県警の警察官でした。

政治目的、軍事目的で強硬に領海進入、上陸しようとする相手に対し、海上保安官が現場の状況に応じて行動して拘束、逮捕するのは当然で、今まで放置されて来たのは政治の怠慢でした。ただ、これはやれなかったことが法的に出来る様になっただけで、政府の外交方針によっては抜けない宝刀になってしまう可能性もあります。現にこの事実もマスコミが大々的に取り上げることはありませんでした。政府は対外的に法律の成立を宣言し、今後は領海侵入や不法上陸に対し、逮捕で臨むことを宣言する必要があります。海上保安官が本来任務を迷うことなく行えるよう、今度こそ政府が責任を自覚し覚悟を決めなければならないのではないでしょうか。

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AAV-7水陸両用車両導入か

これも尖閣諸島余波なのかも知れませんが、複数の新聞が来年度に米国製AAV-7水陸両用兵員輸送車4両を導入予定と伝えています。AAV-7はアルミ装甲を持ったキャタピラー式の兵員輸送車で兵員25名を乗せて海上をボートのように航行でき、そのまま海岸に上陸出来る能力を持っています。

我が国周辺では中国が40Km沖合の艦船から発進して上陸する能力を備えている05式水陸両用戦車を配備しており、島嶼防衛に際しては考慮を払うべき兵器となっていますが、05式戦車が105ミリ砲を装備しているのに対し、AAV-7は兵員輸送車であり12.7ミリ機関銃しか装備していません。陸自がどんな目的で導入しようとしているのか判りませんが、4両と言う数はあまりに少な過ぎます。兵員輸送に限ればCH-47ヘリならば30名が輸送でき、しかも高速でピストンすれば更に多くの兵員を輸送可能です。

では、導入の本当の狙いは何かと言えば、全くの憶測ですが同種の車両開発の基礎データー収集用か、あるいはアグレッサーとして水陸両用車両のレーダー探知訓練用の目標ではないかと思われます。米国では既にAAV-7の生産は終了しており、後継として開発されていたEFVは開発が中止となっています。我が国が南西諸島の防衛を考えた時、地形を選ばず上陸可能な水陸両用車両の運用は大きな課題となっており、何らかの打開策を模索しているように思えます。

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15万アクセス達成、ご愛読ありがとうございました

本日、当ブログが15万アクセスを達成しました。当ブログは特にテーマらしきものもなく、その時々の中年オヤジの言いたい放題を好き勝手に記事にさせて頂いています。それでもありがたいことに、アクセスがゼロだったことはありませんでした。これまでのご愛読に深く感謝致します。

ブログ開設時のモットーとして、受けを狙わずに自分が書きたいことだけを書くことを心がけて来ました。そのような中で15万アクセスが達成できたことは望外の喜びです。今後も書きたいことだけを書くと言う我がままなスタイルを貫くつもりですが、自由な時間が取れた時にでもアクセス頂ければ幸いです。

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新兵器投入

歳は取りたくないもので、カメラを構える時は老眼が恨めしく思えます。それでもミラーレス1眼のE-M5の場合は電子ファインダーのおかげで、裸眼でもピントが判るので大変助かっています。もう一台のコンデジXZ-1はコンパクトで大変重宝しているのですが、ファインダーは搭載しておらず、背面のモニターはメガネなしでは役に立ちません。XZ-1には外付けの電子ファインダーVF-3があるのですが、そこそこのデジカメが買えてしまう価格なのでこれまで見合わせていましたが、最近思うところがあったので思いきって買ってしまいました。

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元々はミラーレス1眼用のファインダーなので、XZ-1に付けるとちょっと大きめです。

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VF-3はチルト式なのでローアングルも楽々です。

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こんな低いアングルもVF-3があればこそです。

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ワンコも今までは上から見下ろすアングルでしたが、同じ目線で撮ることが出来て、とても新鮮でした。ちょっと大げさですが新兵器の面目躍如です。

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緑陰散歩

我が家のワンコは暑さが大の苦手です。旺盛だった食欲もめっきり落ちてしまいました。日射しが強いこともあってワンコの遠出を手控えていましたが、車好きのワンコのために近場で木陰のある所へと出かけてきました。

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浜松城跡は一帯は浜松城公園となっています。北東部分はかつては市営プールや動物園として利用されていましたが、現在は丘陵を利用した緑地公園として再整備されています。

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公園内には自然を模したホタルも生育できるせせらぎが作られ、訪問者を癒してくれます。

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日向は30℃オーバーですが、木陰は汗知らず。ワンコもご機嫌です。

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公園内を一周して天守曲輪(くるわ)にやって来ました。今日は観光客も少なめでしたが、カメラ持参のお城ファンが多かったようです。

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浜松城には現存する建物は残っていませんが、今年度からここに天守門が再建されることになっています。

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天守門の復元工事のため、どうやら天守曲輪の樹木の一部が伐採されるようです。

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現在天守曲輪には多くの樹木が繁り、天守の撮影には邪魔になることもありますが、夏場には貴重な木陰を提供してくれています。果たしてこの木陰はどうなるのでしょうか。

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ハイテク醤油

ハイテクと言っても中身のほうではなくて、容器の話です。最近、開封後も液体を密封できる容器に入った醤油が売られています。詳しい構造は特許がらみか明らかではありませんが、空気に触れないフィルム状の容器に入っていて酸化を防止して長期間風味が変わらない事を売り物にしています。我が家でも食卓用に使っていますが、残念ながら私には塩辛く感じられて正直口に合いませんでした。ところが先日信州に出かけた折、夕食の買い出しに寄ったスーパーで刺身用の醤油を探していたら同業他社の製品を見つけました。

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刺身用と銘打っていますが、普通の醤油と同じで、味も塩辛く感じません。私的には断言こちらが好みです。そんな訳で現在我が家の食卓には2社の食卓用醤油が置かれています。

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KARAに竹島余波

竹島に関する野田首相の親書を巡って日韓外交当局のさや当てが続いていますが、何故か人気グループKARAに飛び火した模様です。日本で活動していたKARAが帰国した際の記者会見で竹島の帰属について韓国記者から質問され、直接的な回答を避けたことが批判を受けてしまったようです。一介の芸能人にこのような質問をするのもどうかと思いますが、政治信条は自由の筈で、期待する答えがなかったからといって相手を非難するのはマスコミとしていかがなものでしょうか。

竹島をめぐる一連の報道でも韓国マスコミは、権力へのチェック機関と言う立場を放棄し、政権の広報機関として躍起になっているように見受けられます。日韓双方にそれぞれの立場があるのは当然ですが、マスコミはマスコミとしての毅然たる姿勢が必要ではないかと思います。

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グローバルホーク導入か

海上自衛隊は現在哨戒機P3-Cを使って我が国周辺の洋上を監視していますが、政府が次期中期防衛力整備計画で、米国の高高度無人偵察機RQ-4グローバルホークの導入を検討していると伝えられています。RQ-4は約1万9000メートルの高度から広範囲をレーダーや赤外線探知装置で監視でき、連続35時間の飛行が可能です。グロホの導入についてはかねてから検討されていましたが、無人機の扱いをめぐる航空法の問題で、これまで導入が見送られてきました。

この解決策として米国領テニアン島に基地を設け、そこから発進させることで国内法をクリアしようとしているようです。グロホは長時間飛行する為、胴体に比較してグライダーのように長い翼を持っています。このため、強度的には大変弱く、ジェット後流に巻き込まれると破損して墜落してしまう恐れがあり、他の航空機が離発着する場所の近くでは運用できないとされています。今回の導入論は今回の竹島や尖閣諸島をめぐる動きの中から浮上したように思われますが、果たして日の目を見るのか注目したいと思います。

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韓国が野田首相の親書を突き返す

韓国の李大統領の竹島上陸に関し、野田首相が送った親書を外交儀礼に反し返送する方針を固めた模様です。正にやりたい放題、言いたい放題の様相です。竹島の帰属についての国際司法裁判所への共同提訴についても、日韓基本条約で取り交わした「紛争の解決に関する交換公文」に反して応じようとしませんし、友好国とは言い難い振る舞いです。政府は一時帰国させた武藤駐韓国大使を帰任させましたが、果たしてこのタイミングで良かったのでしょうか。

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やっと虫の音が

相変わらずの暑さですが、心なしか朝晩は少し凌ぎやすくなってきたような気がします。今朝はこの夏初めて虫の音に気が付きました。軽やかな虫たちのメロディが心地よく耳に響きました。今年は残暑が長引く予報ですから、涼しい秋の到来を期待するのは早計でしょうが、それでもとりあえず暑さの峠は越えたような気がします。

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ニャンコもこれからは快適な昼寝が楽しめることでしょう。

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信州城めぐり、~松本城編その2~

国宝の華麗な天守 群によって松本城は江戸時代の遺構が多く残されているように思われていますが、それ以外の建物はほとんど残されていません。本丸周辺の建造物も復元されたものばかりです。

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二の丸から本丸に向かう虎口は黒門と呼ばれていますが、この高麗門と奥の桝形塀は1989年に復元されたもので、若き日の私が訪れた時にはまだ存在していませんでした。本丸御殿は1727年に焼失して以来再建されず、明治維新以後は農事試験場や松本中学校の運動場として利用されたので、その頃に破壊されてしまったのではないかと思われます。

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黒門の桝形1の門である櫓門。 1960年に復元されました。門の支柱には場違いのような黒と金の飾り具が施されていますが、これは史実に基ずいていない物のようです。

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黒門東側の内堀です。石垣の色から櫓門から手前側が新しく築かれたものであることが窺えます。

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二の丸大手虎口の太鼓門で、手前が高麗門、奥が櫓門の桝形になっており、1999年に木造で復元されています。二の丸には一時期、地方裁判所の建物が建てられていましたが、1978年に移転されています。

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太鼓門の1の門である櫓門です。左側の大石が目を惹きます。

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天守の内部です。天守は重量物なので多くの柱によって支えられていることが判ります。

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天守最上階の天井部分。多くの梁が複雑に組まれ、神棚が祭られています。

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大天守から金網越しに見下ろした乾小天守。大天守の屋根に上田城の西櫓で見られたツララ落下対策用の瓦、「捨て瓦」が確認出来ました。

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おまけです。お堀脇の水路周辺にハスが植えられ、花が見頃となっていました。

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信州城めぐり、~松本城編その1~

8月18日信州城めぐりの最終地は国宝松本城です。松本城には若い頃に一度行ったことがありますが、およそ40年近く昔の話です。前夜は高速のSAで車中泊でしたが、時間を持て余したので早朝に松本城に来てしまいました。ところが困ったことに周辺の駐車場は7時半まで閉鎖となっていました。仕方がないので何とか時間をつぶしてさあ、松本城に登城です。

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埋門に通じる埋橋を前景とした乾小天守と大天守です。私同様やっと駐車できた観光客が先を争ってカメラを構えていました。

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早い時間なので光線の具合がイマイチですが、今日もいつ雷雨があってもおかしくない天気予報なので、とにかくまずシャッターを切ることにしました。

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本丸への入場は午前8時30分からです。大勢が列を作って待っていましたが開門が早まることはありませんでした。黒門からやっと入場して国宝の五つの建物群を一望できる位置からパチリです。

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月見櫓のせいか優美な印象の松本城ですが、大天守と小天守が重なると軍事施設の勇壮なイメージが感じられます。

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予報に反して思いの他天気が持ってくれました。時々雲がかかりますが、順光で撮影できるのはうれしい限りです。これで青空なら言う事無しなのですが・・・。

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現在の天守は1590年に入封した豊臣配下の石川数正によるものですが、その後に入った松平直政によって豊臣色が一掃され辰巳付櫓と月見櫓が付け加えられましたが、戦国の城らしいこのアングルが一番好きです。

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カメラのアートフィルターで絵画風に遊んでみました。素材がいいと何をやっても結果がいいようです。

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信州城めぐり、~松代城編その2~

松代は現在は長野市に編入されていますが、周囲を山に囲まれ明治以後は松代町として古い町並みを残してきました。

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真田家伝来の武具や古文書などを展示している真田宝物館を東側から見て。宝物館北側に無料駐車場があります。

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真田藩主の隠居所となった真田邸入り口付近。1966年に真田家から松代町に寄贈され、国指定の大名屋敷の史跡として現在整備が進んでいます。

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武家屋敷の様式を残している旧樋口家住宅。樋口家は目付役を務めた家がらで、幕末の石高が230石ですからそこそこの高官と言えるのではないでしょうか。この周辺は景観に配慮した街並みとなっています。

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真田邸北側の佇まい。正面突き当たりが旧樋口家住宅です。

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蔵が立ち並ぶ真田邸内部。

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藩校として1853年に開校した文武学校。すぐ隣が現在の松代小学校となっており教育県として有名な長野県らしい配置です。

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旧白井家の表門、文武学校前にあります。

松代の町並みを訪ねた後、宝物館横の観光物産館にある食堂で遅い昼食を採りましたが、メニューにざる蕎麦とカレーライスのセットがあり目が点に。勇気がなかったので無難にとろろざる蕎麦にしましたが、信州そばの本場だけあって結構いける味わいでした。

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信州城めぐり、~松代城編その1~

松代と聞いてまず思い浮かぶのは太平洋戦争末期に軍部が象山地下に築いた大本営トンネルですが、私の世代ではもう一つ松代群発地震です。1965年8月から約5年半に亘って6万3000回程の有感地震が頻発し、当時は良くニュースで取り上げられていましたが、松代の地名はその時に覚えました。
松代城は上杉謙信への備えとして武田信玄によって築城された海津城が、時を経て1622年に上田城から転封となった真田信之の居城となり、1711年に幕府の命によって松代城と改名されたものです。

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二の丸南門から見た本丸太鼓門です。海津城は明治に廃城となって、城域は大きく破壊されてしまいました。石垣は崩され、堀も埋め立てられてしまいましたが、2004年大規模な復元工事によって現在の姿に甦っています。

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復元された太鼓門と手前の高麗門。石垣が後ろのものより白っぽく見えるのは新しく積み直されたからです。なお、当時の橋は「引き橋」と言って有事の際は本丸側に引き込む構造となっていました。

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太鼓門の虎口。進入した敵を周囲から攻撃できる構造となっています。

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再現された太鼓門。文化庁は復元建築は原則として木造建築にしか認めない方針のようで、最近復元された建造物は全て木造となっています。

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本丸北西部に築かれた天守台です。真田氏の時代は二重櫓が天守の代わりをしたようですが、それ以前の田丸直昌、森忠政の時代には石垣の規模から天守が築かれていたのではないかと考えられています。

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本丸の搦め手となる北不開門で、外側に太鼓門同様に高麗門が設けられています。
松代城の石垣は総じて低めとなっていますが、元々千曲川の河原に建てられており地盤を考慮したものと思われます。

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二の丸北西の土塁に築かれたトンネル状の埋門。この土塁も復元されたもののようです。松代城は千曲川の地理的な要因があったためか北側の防備が薄くなっており、有事の際には埋めて通行不能に出来る様になっていました。

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信州城めぐり、~上田城編その2~

築城は地形をいかに生かすかが腕の見せ所ですが、上田城は小諸川を天然の要害とするなど自然の地形を巧みに利用しています。

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上田城で唯一現存する建築物である西櫓ですが、本来の石垣の下部にもう一段石垣が築かれています。ここは元々千曲川の流れが洗う尼ヶ淵と呼ばれた所で下段の石垣は防災用でした。

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本丸東側の内堀です。城は小高い位置にありますが、更に高い位置から水を引いて濠を満たしていました。

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現在は陸上グラウンドとなっているかつての百間堀。自然の河川を利用して作られたものと考えられていますが、これだけ広い堀があれば守りは鉄壁です。

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百間堀に水を送水した石の導水管。石垣は百間堀に架けられた土橋です。右手奥に北虎口の石垣が見えています。

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本丸から見た西櫓。右側の杭が打たれているあたりに防御用の構造物があったのではないかと思われます。付近の堀から金箔瓦が見つかっており、真田時代には天守がこの周辺にあったのではないかと考えられています。

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西櫓の庇に葺かれた瓦。浮いて葺かれているのはつらら除けで、冬季に落下するつららから瓦を守る役目をしているそうです。

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信州城めぐり、~上田城編その1~

今 年の夏休みは南アルプスの3000m峰を目指す予定でしたが、天候が不順なため急遽信州の城めぐりと計画変更です。信州は武田氏の本拠地だったこともあり、幾多の合戦が行われ、多くの城が築かれました。中でも真田氏の本拠地だった上田城は少数の兵で徳川の大軍を2度も撃退し、家康に苦汁をなめさせた天下の堅城との呼び声が高く、かねてより行ってみたい城の一つでした。

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二の丸東虎口。二の丸側から二の丸橋方面を見たところです。現在は自由に通行できますが、本来は桝形と言って敵が直進できないように必ず直角に曲げられていました。上田城は関ヶ原の合戦の後に家康によって徹底的に破壊されたため、当時の構造が良く判っていません。その後真田氏に代わって城主となった仙石忠政によって再築されかけましたが、2年後に忠政が急死してしまい再建の城は完成することはありませんでした。

上田市では城の整備に力を入れており現在二の丸にある市民会館を移転して、真田時代にあったとされる武者溜まり、三十間堀などを復元する予定のようです。

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二の丸の東側には堀が設けられており、二の丸橋の北側が水堀で南側が空堀と言われていますが良く判りません。現在はどちらもケヤキ並木の遊歩道となっています。

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本丸東虎口を守る南櫓と本丸御門。どちらも再建されたものです。本丸御門右側の石垣には有名な真田石が組み込まれています。右手には南櫓と対を成す北櫓(東櫓と呼ぶ説もあり、上田市では呼称がはっきりしないと現在のところ番号で表示しています)が建っています。

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本丸御門の本丸側。桝形になっていないのは後世になって手が入ったためだと思われます。

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櫓に設けられた石落とし。但し、なぜこの場所なのか疑問です。普通は石垣の角部分に設けるのが一般的です。

その2に続く。

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それ見たことか、尖閣上陸

香港の活動家を乗せた抗議船が、巡視船の再三に亘る警告を無視し、魚釣島に接近し7名が上陸を強行しました。7名は事前に上陸して待ち構えていた沖縄県警や海保保安官によって逮捕されましたが、事前に上陸を公言していた相手に上陸を許すのは大失態です。尖閣諸島は岩場が多く、接岸が極めて困難ですが過去にも同様の強行上陸事件が起きており、「予想外」の上陸とする海保の認識は厳しく問われるべきです。双方にけが人を出さないようにしたとのことですが、こうなるのは当初から予想されたことで、確信的に領海侵犯を行おうとしていた訳ですから接続水域に進入した段階で警告射撃を実施し、領海に侵入した時点で航行不能(逃亡阻止)にするため機関に実弾射撃が必要ではなかったかと思います。

この問題について中国との外交問題に発展させたくない政府は早くも強制送還で幕引きを図ろうとしているようですがこれも問題です。中国政府も無条件即時釈放を要求していますが、そもそも彼らの出航を黙認した時点で同罪です。彼らは尖閣を自国領土と主張しており、不法入国を認めておりません。出入国管理法違反は罰則として強制退去のほか三年以下の懲役若しくは禁錮若しくは三百万円以下の罰金を定めており、なあなあで済ます微罪ではありません。
強制退去にしても、彼らは自己の正当性の証として内外に吹聴するわけですから彼らが違法性を認めるまでは、拘留を解くべきではありません。今回彼らが不法入国を強行したのは、過去の例から我が国の出方を見切って、どうせ大した行動には出られないと舐めてかかったからです。この状況を放置すればいずれ武器を持った大量の兵士の上陸を許すことに繋がります。同様の事件の再発を防ぐ意味でも犯罪者として起訴し、公判の場に立たせるべきと考えます。

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中学生の遭難騒ぎ

教師に引率され奈良県の明神平に登山した大阪の中学生のパーティーが、下山中に道に迷い予定した時間までに帰らなかったとして捜索隊が出される騒ぎとなりましたが、翌日無事に発見され自力で下山となりました。当初、教師の自宅とは携帯電話によって連絡が取れていましたが、消息がつかめなくなってからは携帯が繋がらない状態となったままであったことから、余計に不安を高めてしまったようです。

一報を聞いた時から道迷い事故だと直感しましたが、正にその通りでした。発見現場の状況が全く報道されないことから「遭難」の位置が正確に把握できませんが、朝日新聞の略図から推測して薊岳西方の1300m(電子地図カシミールからの推定標高です)のピークを本来は西北西に下るべきところを真南に下ってしまったようです。この尾根は途中で二分していますが、傾斜からすれば南西に下った方が歩き易そうですが、林道で収容される映像を見る限りそのまま南に下って林道に達したようです。

記者会見での教師の説明によれば明神平には何度も登っており、7、8年前にも同じコースを歩いた経験があり、行動中はコンパスを使用して進行方向の確認もしていたとのことです。では何故道に迷ってしまったのでしょうか?

一つには昨年の紀伊半島一帯を襲った台風の影響です。現地周辺では風雨によって登山道の崩壊や倒木による通行障害が発生し、現在も復旧されないままとなっている所があるようです。1300mのピークがそのような状況であれば通過に際しより歩行し易い方向を選択し続けることによって進路を間違えた可能性が高いものと思います。

もう一つは行動時間です。教師によれば、道に迷った当日の午後4時にビバークを決意したとのことですが、計画では下山して大阪の私鉄駅で午後5時に解散となっていました。バスや電車の待ち時間や所要時間が全く分かりませんが、最低でも1時間前には下山口に到着している必要があったとすれば午後4時には下山出来ていなければなりません。おそらく道迷いによるロスタイムがあると思いますから、1300mピークに達したのは午後3時位ではなかったかと推測しますが、大又のバス停まで約1時間かかる位置です。全てに余裕をもって行動するのが山での鉄則ですが、少し時間に余裕が無かったように思われます。そして、もっと時間に余裕があれば、もっと早く間違いに気付いて引き返すことが出来たのではと思います。

校長によれば、今後は連絡を確保するために衛星電話を装備したいとの意向のようですが、まずは道に迷わないためのハンディGPSの携行が先ではないでしょうか。道に迷っても衛星携帯電話で救助を依頼すれば迅速に救助が期待できるかも知れませんが、多くの人に迷惑をかけることに変わりはありません。それよりも、まずは自分で出来ること、やるべきことをしっかりやらせることが教育者として必要ではないかと思います。

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うれしいカレー屋さん

家の近くにインド料理店を見つけました。カミさんに聞けば開店してからしばらく経っているとのことでした。以前はラーメン屋だったところで、良く通る道なのですが、あまり注目していなかったので私が気が付くのが遅かったようです。家に来た娘夫婦と昼食を取ることになったので、早速出かけてみました。
※調べてみるとラーメン屋の後に一度ネパール料理屋さんになり、その後に現在の店になったようで、私のアンテナは錆びついていたようです。

インド・ネパール料理店は地名や名所の店名のところが多いようですが、その店は「ナンセンター」とストレートで、ちょっと素っ気ない気もしますが、ナンのバリエーションが何種類かあるようなのでそれを店名にしているようです。娘達は既に来店したことがあるようで、あれこれ説目してくれました。ランチはカレーとナンにサラダとソフトドリンクのセットで700円。カレーは何種類かある中から自由に選べるのとナンは食べ放題とのことで、結構お得感があります。私はタンドリーチキンが食べたかったのでランチセットにタンドリーチキンが追加されたタンドリーセット1150円をたのみました。

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ドレッシングがいかにもと言ったインド風サラダです。フォーク、スプーンの他に箸が用意されていますが、お国柄か金属製でした。

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かなり大ぶりのタンドリーチキン。フォイルをつかんで食べようとしたら焼き立てなので熱くて持てません。紙ナプキンで断熱してやっと持てました。味の方は熱々なこともありグッドでした。

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マトンのカレー。辛さは、レベル0の甘口からレベル4の激辛まで5段階が選択できます。私はレベル3の中辛辛口をチョイス、ほどほどの辛さでしっかり汗をかきました。

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ナン1人前です。フォークと比較するとボリュームが判ると思います。やや甘い味付けとなっていますが、個人的には甘くない方が好みです。と言いながらしっかりお変わりしてしまいました。

カレーと言えばラッシーが付きものと思いこんでいるのでこの日のソフトドリンクはラッシーにしましたが、インドビールも置いてあるようなので次はこちらも楽しんでみようかと思っています。近場にカレー屋さんが出来てくれてこれからが楽しみです。

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韓国が日本を盗人呼ばわり

日韓で領有権を争っている竹島問題がヒートアップしています。竹島には江戸時代から幕府の許可を受けた我が国の漁民が渡航していた歴史があり、その後1905年に日本政府の閣議決定により国際的に正式に領有を宣言しました。それ以前1900年には韓国が大韓帝国勅令で石島(韓国側は竹島と主張)を韓国領としたことになっていますが、韓国領を東経130度35分からとしており、131度52分にある竹島とは別の島を主張したに過ぎません。その後日韓併合を経て、我が国が第二次大戦後の混乱期にある1952年になって突如李承晩によって軍事占領され、今日に至っています。

今回の李明博大統領の竹島訪問によって我が国は3度目となる国際司法裁判所への提訴を予定していますが、あろうことか韓国与党がこのことに対し、「盗人たけだけしい」と批判しているようですが、以上の経緯を見た時、まさに「お前が言うな」です。韓国側は我が国の漁船に対しても無差別に銃撃をして多くの漁民を殺傷していますので、泥棒どころではありません。過去2度の提訴に対して韓国側は同意をしなかったので、領土紛争として取り上げられませんでした。その後、外務省や自民党は韓国側との摩擦を避ける姿勢を続けてきましたので、韓国の不法占拠の固定化に力を貸す結果となってしまいました。

これまで親韓国と見られてきた民主党政権ですが、玄葉外相は「領土問題の存在を国際社会が知るところになる」と国際司法裁判所への提訴に前向きの姿勢を見せています。党内には親韓国派の議員が多数いますので紆余曲折が予想されますが、領土保全は政治の基本であり、一歩も譲ることなく主張すべきことを主張して欲しいものです。

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至福の時間

昨日から19日まで職場が夏休みとなりました。連続9日間と言うと随分贅沢な、と思われるかも知れませんが、年間休日105日なのでその分土曜や祝日に出勤となっています。特にここ最近は暑い日々が続きましたので、ちょっとお疲れ気味の自分に御苦労さまとご褒美をもらう事にしました。

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暑い時は平賀源内の宣伝のようにうなぎでスタミナもいいのですが、今回はちょっと趣向を変えてレストランに足を運びました。テーブルに着くとメニューに合わせてナイフやフォークがセットされています。複数のナイフやフォークを使うのは随分と久しぶり、ちょっと緊張してしまいます。

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前菜の季節のサラダです。流石レストランだけあって手前のミニトマトは皮がむかれるなどホテルのバイキングのものとは別格でした。

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野菜のスープ。ちょっと具が多めだったのが意外でしたが、インスタントのブィヨンとは別次元の控えめのすっきりとした味付けでした。

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海の幸のニース風焼き。見た目でも魅せてくれましたが、口に運んで海の幸を実感です。

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本日のメインデッシュ、ビーフシチューです。

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アップで。良く煮込まれたビーフは咬むと、とろける様に喉の奥に消えていきました。皿に残ったデミグラスソースをスプーンですくって味わいましたが、酸味が控えめな中に甘味があってバランスがいいとしか言いようがありません。

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冷たいデザート。合わせて出されたコーヒーが濃さ、味、香りとも申し分なく、多彩な味のフィナーレを飾るにふさわしいものでした。

定年前後の人物が第二の人生を歩む姿取り上げた人生の楽園と言うテレビ番組がありますが、味の世界を楽しむ人生の楽園を味わった一時となりました。

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ラプターがタイフーンに負けた?

少し前の話になりますが、米国が同盟国の空軍機と演習を行う「レッドフラッグ」でドッグファイトを行ったF‐22がドイツ空軍のタイフーンに撃墜判定されたと話題になっています。第5世代の世界最強のステルス機と謳われているF‐22が、4.5世代機のタイフーンに空戦性能で負けてしまったとセンセーショナルに伝えられましたが、その後続報がありません。

元々ステルス機は相手に探知される前に相手を攻撃するのを戦術ととしていますから、そもそもドッグファイトにはなり得ないとされています。タイフーンはF‐22の出す赤外線を探知してその所在を容易に把握できたと言うことですが、ステルス機は赤外線に対してもステルス性を確保しています。また、いかに友軍とは言えステルス性能を全てさらけ出すとも思えません。想像ですが、ある程度能力を隠した上で異機種格闘戦を行い経験を積んだと言うのが真相ではないかと思います。軍事機密ですからあまり期待はできないでしょうが、もう少し詳しい情報が待たれます。

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永田町、本日も国民不在なり

どうにも良く判らないのが今回の解散騒動です。法案の是非を巡って国民の信を問うと言うのなら判りますが、3党合意で法案に賛成しながら採決が遅いと言って内閣不信任案を出すと言うのは党利党略以外の何物でもありません。自民党は各種世論調査で、国民の支持率が民主党を上回っていることに自身を深め、早期の解散総選挙の持ちこんで政権奪還を目論んでいますが、民主党に対抗する明確なビジョンは打ち出されておらず、正直期待は持てません。参議院での審議もただ、一定の時間を費やしたと言うだけで社会保障の仕組みの見直しは手付かずの状態です。

医療費や年金に要する予算が青天井のままでは財政の再建にはなりません。ましてや自民党は増税分を新たな公共工事につぎ込もうとしており、社気保障維持の為ならと言う国民の気持ちをあからさまに裏切る行為です。仮に総選挙となっても今の有様では多党化のあおりで強力な与党の成立は望めず、混迷が続くのではないかと思います。震災復興、新たなエネルギー政策、景気浮揚対策と懸案が山積していますが、肝心の政界からこれらを打破しようと言う強い意志が感じられないのが残念でなりません。

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再突入試験に成功

JAXAは昨日午後4時30分、内之浦宇宙空間観測所から観測ロケットS‐310 41号機を打ち上げ、分離した再突入実験機から20分にわたりデーター収拾に成功しました。実験機は「柔軟エアロシェル」と呼ばれる耐熱材でできたバルーンを炭酸ガスで膨らませ先端部分をキノコ状にして大気圏突入時の発熱を和らげるのが目的で表面温度の変化や姿勢、画像などのデータを収集できました。

大気圏突入時には大気との摩擦で表面温度が高温になるため、スペースシャトルでは耐熱タイルが使用されましたし、はやぶさのカプセルでは中華鍋状の断熱材でサンプルを入れたカプセルを保護していました。今回の実験は再突入時の機体形状の多様性を探るためのものですが、耐熱のための構造を簡素化できれば軽量化につながり、その分他の機器の搭載重量を増やすこともできます。

昨日は2000億円近い開発費をかけた無人火星探査車の話題でしたが、それに比べればこの実験は大変地味なものです。しかし、このような地道な実験の積み重ねがH‐2A、Bロケットに結び付いています。現在は再突入で燃え尽きさせている、宇宙輸送機「こうのとり」の回収型の開発が計画されていますが、このような実験を繰り返して早く実現して欲しいものです。

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火星無人探査車が無事着陸

昨年11月に打ち上げられ、火星への着陸を目指していた米国NASAの無人探査車「キュリオシテー」が日本時間の6日午後、無事火星の表面に着陸しました。「キュリオシテー」は23億ドルをかけて開発された重量が900Kgもある大型の探査車で、土壌や大気の成分を分析できる機器を搭載しており、今後2年間をかけて生命の痕跡を探す活動をすることになっています。

天体に無人探査機を着陸させるのはこれまでもいくつも例がありますが、このような野心的な計画を立て、実現させる宇宙大国米国の底力を感じさせます。分析機器の進歩もあり、これから多くの成果のあることと思いますが、火星表面の映像を見るだけでも宇宙が身近に感じられます。今後の活動に大いに期待したいと思います。

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護衛艦「やまゆき」

清水駅から一般公開の会場である日の出埠頭までは徒歩で移動しました。地図で見る限りはそう距離があるようには見えませんでしたが、清水港の岸壁沿いには結構大きな工場が立ち並んでいるんで中々護衛艦の姿が見えてきませんでした。それでも係留されたヨットの向こうに護衛艦特有のシルエットが見えました。

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「やまゆき」は「はつゆき型」護衛艦の8番艦で1985年就役、艦齢27年の護衛艦です。「はつゆき型」は軽量を優先して上部構造にアルミ材を使用したそれまでの船体から、防御を考慮して鋼鉄の上部構造に転換した歴史的な艦です。
今回の展示では体験航海を行う事になっており、既に乗艦した人々で鈴なりの状態となっていました。

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対潜魚雷アスロックの8連装発射機です。「ひゅうが」のVLSと違って発射の方向に発射機を向ける必要があります。

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対艦ミサイルハープーンの発射機です。資料では4連装となっていますが、現在は2連装となっています。「ひゅうが」には対潜水艦の兵装がありますが、水上艦艇への攻撃手段は持っていません。航行中に攻撃してくる敵がいた場合は、この発射機からのミサイルが唯一の攻撃手段となります。

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68式3連装短魚雷発射管です。発射時には発射機を相手の方向に向けて発射します。

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護衛艦ひゅうがIN清水港

今週末は清水港でしみず港まつりが開かれており、イベントとして海上自衛隊の護衛艦「やまゆき」と「ひゅうが」が一般公開されています。特に「ひゅうが」は海自最大の戦闘艦で事実上のヘリ空母と言われています。潜水艦を探知する哨戒ヘリを多数搭載できますが、先の東日本大地震でも救援ヘリの前線基地として大活躍しました。

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清水港日の出埠頭に接岸した「ひゅうが」。海に浮かぶ巨大ビルと言った感じでした。各地の一般公開では乗船まで結構待ち時間があると聞いていましたが、5分程度の待ち時間で乗船できました。

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飛行甲板に駐機しているSH-60J哨戒へり。9人が搭乗でき、吊り下げ式ソナーやAN/ASQ-81 磁気探知装置で敵の潜水艦を探知します。
甲板はヘリが滑らないように凹凸が付けられた特殊な塗料が塗られています。パイロットの方に聞いてみましたが着艦時に滑ることも無く、地上と同じ感覚で着陸できますとのことでした。甲板の強度は大型掃海ヘリMH-53Eの最大離陸重量33.24トンに耐える仕様となっていますので、理論上はそれよりも軽い垂直離着陸機のハリアーやF-35Bの離着艦も可能と言うことになります。

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ローターを折り畳んだ状態のSH-60K哨戒へり。SH-60Jの改良型で12名が搭乗して哨戒活動に当たっています。

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接近した敵の対艦ミサイルを撃ち落とすファランクス機関砲。360度を探知出来、機関砲上部のレーダーで探知すると自動追尾し、1秒間に50から75発の機関砲弾を自動的に発射して防御します。

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甲板最後部に設置されたVLS(ミサイル垂直発射装置)、16基の発射筒を備えています。ここに対潜魚雷をロケットブースターで発射するアスロックや対空ミサイルのシースパローを格納しています。
日章旗の左側に雪がすっかり消えた富士山が映っていますので、興味のある方は写真をクリックして拡大して見て下さい。

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甲板下にある格納庫。この中でヘリコプターの重整備が出来、浮かぶ整備工場となっています。災害時には避難民を多数収容することも可能です。

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潜水艦攻撃用のHOS-303 三連装短魚雷発射管。舷側に開いた窓から覗いていました。

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満載排水量19000トン、全長197mのDDH-181「ひゅうが」の全景です。海自は艦種をDDH(ヘリコプター搭載型護衛艦)としていますが、ヘリ空母と呼んで差し支えない大型艦です。夏雲から頭を出した富士山とのツーショットを狙いましたが、ちょっと間延びしてしましたので掲載は見合わせです。

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引き分け狙いは許されるのか

ロンドン五輪、女子バトミントンのダブルスで、決勝リーグで有利な対戦相手を引き当てるためにわざと試合に負けようとした中国、韓国、インドネシアの4組に失格の処分が下されました。この余波を受けて同じく決勝トーナメント進出を決めていた日本チームは、繰り上げで勝ち上がったカナダチームに勝利し、史上初の銀メダル以上を確実にしました。

わざと負けようとした行為は論外ですがサッカー女子では、なでしこジャパンが対戦場所を有利にするために引き分けを選択したことが改めて論議を呼んでいます。サッカーでは戦術として、リスクの多い勝ちに行くゲーム運びを避け、勝ち点1を確実に取る戦法が用いられます。このことがスポーツ精神に反するとの非難になった訳ですが、そもそもルールとして引き分けが認められている以上、敢えて勝ちに行かない戦法も認められていると考えられます。特にサッカーの場合は、実力が下位のチームが上位のチームに勝つことが良くあります。確実に勝つために一定の条件の中で、引き分け止むなしの戦法を取ることと、故意に試合に負けようとするのは全く別の行為です。何にしても最後は実力の勝負になる訳ですから、誰もが納得するゲーム展開を期待したいと思います。

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アサド政権終焉近し

平和の祭典ロンドンオリンピックが盛り上がっていますが、中東のシリアでは内戦で連日多くの人命が失われています。イスラム教少数派のアラウィー派に属するアサド政権は多数派であるスンニ派の市民を圧倒的な軍事力で虐殺してきました。このような野蛮な行為に正規軍からも離反兵が続出し、当初は劣勢でしたが次第に武力を増強しています。

政府軍はシリア第二の都市、アレッポで反政府軍を殲滅しようとしましたが、どうも全面的には上手くいっていないようで、市民を攻撃した戦車が奪取されたことが伝えられています。更には反政府派の戦車がアレッポ北方のメナグ空軍基地を攻撃したとのニュースも入っています。これらのことが直ちに反政府軍の優勢を示すものではありませんが、当初のように政府軍の攻撃を遮るものがない状態とは明らかに違います。かつてのように面での制圧でなく、自分たちの支持者の多い、拠点、拠点しか確保できなくなっているのではないかと思われます。

また、治安本部の爆破事件以来アサド大統領が表舞台に全く現れていません。映像としては伝えられているのですが、肉声が流れないということはその生存さえ疑われます。本来であれば自派の士気を鼓舞するため、味方を称え相手を非難する筈ですが沈黙を守り続ける理由が判りません。自身の安全の為、と言うのであれば彼の統治力はそこまで低下していることの証明になってしまいます。いずれにしてもアサドの落日はそう遠い将来ではなさそうです。

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あちゃぁ、記事が消えちゃった

暑さのせいでもないのでしょうが、パソコンが不調です。せっかく書き上げた記事が途中でフリーズしたまま、消えてしまいました。トホホです。今朝予定していた記事は今夜アップするつもりです。

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防衛白書に中国が反発

政府が先月31日に発表した12年版防衛白書で、周辺国の情勢分析として中国の国内情勢に触れた部分に関して中国政府が過敏に反応して我が国を非難しています。我が国が財政問題から防衛費を圧縮しているのに対し、中国は年々軍事費を増大し空母を始め、海軍艦船を増強し海洋紛争の地域に派遣しています。いくら他国に脅威を与えるものではないと強弁しても実際は軍事力に劣る他国の領海に進入し、砲口を突き付けて自国の領海としての既成事実を積み重ねるやり口は砲艦による侵略そのものです。自身はこのような野蛮な行為を続けながら、毎年防衛予算が減り続ける我が国に対しては軍拡していると非難するのは噴飯ものです。

いわれのない言いがかりに対しては断固再反論すべきですが、どうも我が国政府の対応は弱腰のようです。尖閣問題についても中国は海軍の所管海域であると公言していますので、いずれ双方の艦船が対峙する事態も予想されます。中国がどんな言い回しをしようとも侵略行為に対しては断固たる意思の表明と行動が必要です。事が起こってからでは遅いので、今からあらゆるケースにたいしての対応策を考えておくべきです。

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熱中症と電力供給

連日の猛暑で熱中症の救急搬送が急増していますが、とうとう同僚が熱中症と診断されました。同僚は頑強な体格の持ち主ですが意識が低下して汗が全く出なくなり、暑さの感覚さえ麻痺してしまったということで、自主的に受診しました。病院は同様の熱中症の患者で一杯だったということです。点滴を受けて落ち着きを取り戻しましたが、一旦症状が出ると再び熱中症の症状が出やすくなるそうなので注意が必要です。

熱中症対策と言えば冷房が頭に浮かびますが、そうなると安定した電力が必要です。大飯原発の再稼働によって電力危機は一旦回避できましたが、ひっ迫した状況が続いています。折からインドでは大規模な停電が続いていますが、需要が供給を上回れば我が国でも大規模停電になりかねません。夏場の危機を乗り越えるためにも当面は原発による安定した電力供給が必要なのではないでしょうか。

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