護衛艦「やまゆき」
清水駅から一般公開の会場である日の出埠頭までは徒歩で移動しました。地図で見る限りはそう距離があるようには見えませんでしたが、清水港の岸壁沿いには結構大きな工場が立ち並んでいるんで中々護衛艦の姿が見えてきませんでした。それでも係留されたヨットの向こうに護衛艦特有のシルエットが見えました。
「やまゆき」は「はつゆき型」護衛艦の8番艦で1985年就役、艦齢27年の護衛艦です。「はつゆき型」は軽量を優先して上部構造にアルミ材を使用したそれまでの船体から、防御を考慮して鋼鉄の上部構造に転換した歴史的な艦です。
今回の展示では体験航海を行う事になっており、既に乗艦した人々で鈴なりの状態となっていました。
対潜魚雷アスロックの8連装発射機です。「ひゅうが」のVLSと違って発射の方向に発射機を向ける必要があります。
対艦ミサイルハープーンの発射機です。資料では4連装となっていますが、現在は2連装となっています。「ひゅうが」には対潜水艦の兵装がありますが、水上艦艇への攻撃手段は持っていません。航行中に攻撃してくる敵がいた場合は、この発射機からのミサイルが唯一の攻撃手段となります。
68式3連装短魚雷発射管です。発射時には発射機を相手の方向に向けて発射します。
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