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2012年8月 3日 (金)

アサド政権終焉近し

平和の祭典ロンドンオリンピックが盛り上がっていますが、中東のシリアでは内戦で連日多くの人命が失われています。イスラム教少数派のアラウィー派に属するアサド政権は多数派であるスンニ派の市民を圧倒的な軍事力で虐殺してきました。このような野蛮な行為に正規軍からも離反兵が続出し、当初は劣勢でしたが次第に武力を増強しています。

政府軍はシリア第二の都市、アレッポで反政府軍を殲滅しようとしましたが、どうも全面的には上手くいっていないようで、市民を攻撃した戦車が奪取されたことが伝えられています。更には反政府派の戦車がアレッポ北方のメナグ空軍基地を攻撃したとのニュースも入っています。これらのことが直ちに反政府軍の優勢を示すものではありませんが、当初のように政府軍の攻撃を遮るものがない状態とは明らかに違います。かつてのように面での制圧でなく、自分たちの支持者の多い、拠点、拠点しか確保できなくなっているのではないかと思われます。

また、治安本部の爆破事件以来アサド大統領が表舞台に全く現れていません。映像としては伝えられているのですが、肉声が流れないということはその生存さえ疑われます。本来であれば自派の士気を鼓舞するため、味方を称え相手を非難する筈ですが沈黙を守り続ける理由が判りません。自身の安全の為、と言うのであれば彼の統治力はそこまで低下していることの証明になってしまいます。いずれにしてもアサドの落日はそう遠い将来ではなさそうです。

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