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2012年10月28日 (日)

地震予知は可能か

今日カナダ西海岸で強い地震がありましたが、イタリアでは先頃地震予知に失敗した責任を問われた地震学者が禁錮刑の実刑判決を受けて波紋を呼んでいます。以下引用です。

多数の犠牲者が出た2009年のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断し、被害拡大につながったとして、過失致死傷罪に問われた同国防災庁付属委員会メンバーの学者ら7人の判決公判が22日、最大被災地、ラクイラの地裁で開かれ、同地裁は全員に求刑の禁錮4年を上回る禁錮6年の実刑判決を言い渡した。被告側は控訴する方針を明らかにした。 ~10月23日 Web版 産経ニュース ~

私の住んでいる静岡県は東海地震の震源域であるため、1976年の駿河湾大地震説の発表以来地震対策に取り組んできました。住民への啓もう活動や公共施設の耐震強化、自治会の自主防災隊を中心にした非常食や防災用品の備蓄や防災訓練の実施などです。また国が中心となって地震予知のための観測網の強化も行われて来ました。

東海地震は100年から120年の周期で起こると考えられ、その震源域が1854年の安政大地震以来158年間地震の空白域となっていることから明日起きても不思議ではないとされて地震予知に向けて観測が続けられて来ました。ところが阪神淡路大地震や東日本大地震が何の予兆も無く発生したことから、改めて地震予知の難しさが浮き彫りになり、予知そのものが不可能ではないかとの見方が強まっています。

そのような中でのイタリアの判決です。この判決については内外の関係者から強い反発が起きています。現在の科学で、どこまで地震の予知が可能かは神のみぞ知る領域なのかも知れませんが、被害を少しでも減らすために地道な研究・観測は必要です。地震学者にはこの判決に臆せず、研究に邁進して欲しいと願うばかりです。

Pa281920

記事とは全く関係ありませんが、秋が深まった今朝も咲いていた朝顔です。

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