韓国衛星打ち上げ中断中
韓国はロシア製の一段目を使った2段式のロケットで人工衛星の打ち上げを目指していますが、打ち上げ間近の先月26日に機体に異常が見つかり打ち上げが中止されました。その後の調査で、機体制御用のヘリウムガスの注入用のロシア製の部品が破損していることが判明し取り変えることになっています。当初今月中旬までに再打ち上げされるのではないかと見られていましたが、その後打ち上げ日程に関する正式な発表はないようです。
韓国のロケット技術については、とても人工衛星を打ち上げるレベルではないと言われてきましたが、打ち上げ直前の状態の機体について打ち上げ日程が示せないのはどうにも理解出来ません。せめて再開できるまでにどのくらいの期間が必要かぐらい明らかに出来ないようでは話になりません。誤作動の防止と言うことでしょうが2段目の指令爆破機構が取り外されたと言うのもあり得ない話です。他国の打ち上げについてあまり干渉めいたことは言うべきではないかも知れませんが、、飛行コースが我が国の領海上を含んでおり、コースがそれた場合は陸地への影響も無いわけではありませんので、出来るだけ早く再打ち上げ計画の公表がされることが望まれます。
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コメント
2回連続の失敗で宇宙事業の予算を大幅に減らされていますからね、今回の打ち上げは韓国にとって正念場でしょうね。
投稿: furu | 2012年11月14日 (水) 13時26分
furu さん、コメントありがとうございます。
>2回連続の失敗で宇宙事業の予算を大幅に減らされていますからね
韓国は技術は先進国から安直に手に入れるものと言うのが国是のような国で、巡航ミサイル技術までロシアから不正に入手しましたから弾道ミサイルに転用可能なロケット技術を封印されたのは自業自得と言うものです。本当は急がば回れ、地道が一番なんですがね。
※11月17日加筆
韓国が不正に入手したのは弾道ミサイル 「玄武」であって巡航ミサイル「玄武」では ありませんでした。訂正いたします。
投稿: 雨辰 | 2012年11月14日 (水) 21時19分