公明党山口代表が尖閣棚上げ発言
公明党の山口代表は本日中国を訪問する予定ですが、それを意識した発言が波紋を呼んでいます。山口氏は習近平主席との会談を望んでいるようなので、少しでも心証を良くしておこう意識が働いたのかも知れません。
山口氏は香港のテレビのインタビューで「尖閣上空に双方の軍用機が入らないと言うことを理解し合う必要がある」と発言しましたが、言うまでもなく尖閣諸島は我が国固有の領土です。自国の領土に侵入しようとする国籍不明機に対し、スクランブルをかけるのは国際的にもごく普通に行われている行為で、なぜこれを問題にするのか訳が判りません。尖閣の領有権については周辺の海底に石油資源の埋蔵が確認されるまで、中国は言及してきませんでした。それが石油資源の埋蔵が明らかになった途端、唐突に自国領土だとの主張を始め、海鳥保護法と言う法律で自国領土であることを法的に主張してしまいました。
中国は尖閣国有化を挑発的と非難していますが、海鳥保護法の制定の方がはるかに早く、事を荒立てたのは中国の方です。このような中国に対して何故「配慮」が必要なのでしょうか?相手に「配慮」することはそれだけ相手の主張を受け入れることにつながってしまいます。我が国の権利は正当に主張し、行使しなければなりません。どうやら山口氏は政治家としての国家観をお持ちではないようですが、一体習主席と何を語りたいのでしょうか。反日暴動、チベット人権問題、北朝鮮に核実験など言わなければならないことは沢山あるはずですが、まさか写真撮影だけが目的ではないことを願うばかりですが・・・。
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破壊されるデパート側から撮った映像
反日で暴徒化 日系デパート破壊・略奪の一部始終
http://www.youtube.com/watch?v=X0rz5q7LHks
投稿: | 2013年1月22日 (火) 07時21分