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2013年5月30日 (木)

小学生の遭難騒ぎ

滋賀県、赤坂山で起きた小学生2名の遭難騒ぎは翌日昼前に、自力で下山したところを警察官に保護されて無事解決となりました。遭難の届けを受けてヘリコプターや陸上自衛隊員など200名の体制で捜索しましたが、発見できず疲労の色を濃くしたところに当人たちが自力下山してきたものです。

情報が錯そうしていますので、誤報も含まれている可能性もありますがこの遭難にはいくつかの疑問点が残ります。
まず、第一は何故捜索隊が発見できなかったかです。遭難者は自ら道に迷ったことを悟り、元来た道を引き返して生還出来ましたが、その途中で誰にも遭遇しなかったことが信じられません。報道では当初行動を共にしていた別の二人は途中で引き返したとされており、当人たちの情報で、どの枝道に入ったかは把握できたはずです。上手く行けば、当日の夜、遅くとも翌日朝には発見できたものと思われますが、なぜこのルートが放置されたのか全く理解できません。

第二に引率の仕方です。80人の児童を6つのグループに分けて行動させるところまでは問題ありませんが、結果としてグループ単位で行動しておらず、個人行動を許してしまっています。もし、集団で行動していれば誤った道に踏み込まなかった可能性もあったのではと思います。引率者は先頭と最後尾の他、中間部分にも配置されていたということですが、児童の統率がとれていなかったのではないでしょうか。

第三に、一行にはガイドが参加していたということですが、何故枝道を封鎖、または人員を配置しなかったのでしょう。初期の情報ではロープで仕切られていたとされていましたが、その後この点についての言及がありませんので、ロープはなかったのかも知れません。山道では登りでは上へ、上へと登って行くのでまず迷うことはありませんが、下りの場合は勢いで、あらゆる方向に行ってしまう可能性があります。特に迷いやすいポイントには人員を配置するか、間違った方向に進まないように標識などを設置すべきだったのではと思います。

今回は幸いにも最低限の装備があり、天気にも助けられましたが、今後の再発防止のため、徹底した事実関係の調査及び公表が必要だと思います。

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