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2013年6月 2日 (日)

こんなところにもジャパンクオリティ

職場での水分補給に、片手で開けられるステンレスの保温ボトルを使っています。四季を問わず中身は冷たい飲み物なので、そこそこの保温性があればと言うことで、低価格の中国製品を使っていました。これはこれで満足して使っていたのですが、1年程使ったところで蓋の部分をロックする機構のプラスチックが割れてしまいました。割れてから見てみるとプラスチックの肉が薄く、あまり耐久性を考えた造りではないことが判りました。

仕方がないので新しいものを買おうと店で品定めをすると、いわゆるメーカー品と格安品(中国製品)との間にはかなりの開きがあります。勿論、高い分だけ保温性も優れています。少々迷いましたが、毎日使うものなのであまり短期間に壊れるものは止めて、メーカー品を買うことにしました。

で、使用感ですが、やはり高いだけのことはあると言うのが結論です。問題のロック機構ですが、以前のものとは根本的に形が違っており、経時劣化によって割れるような構造とはなっていません。このあたりは特許などで他メーカーは勝手に使えないのかも知れません。
また飲み口の構造ですが、割安品では洗浄がし難い形状の部分があり、水垢などが溜まってしまいましたが、メーカー品ではパッキン部分が分離する構造になっており、汚れが洗いやすい構造となっています。製品自体の重量もかなり軽量となっており、製品として非の打ちどころがありません。

消費者としてはメリット、デメリットを秤にかけて購入すれば良い訳で、私が欠点と思ったところも、気にならない人もいると思います。ただ、たかが保温ボトルですが、細部にまで日本人の細やかな物造り観を感じさせてしまうところがジャパンクオリティだと思いました。

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