イプシロンロケット移送完了
運搬車両の故障により宇宙空間観測所の手前の国道448号線え立ち往生していたイプシロンロケット1段目は、車両の修理が終わり5日に観測所へと移送が完了しました。運搬車両は重量が100トンもあり、故障した場合は他の車両による牽引などができなかったもので、事前の車両管理に問題があったのではないかと思われます。移送中の1段目には固体燃料は積まれておらず、今回のトラブルが8月の打ち上げには支障がない見込みです。
新型ロケットにトラブルは付き物ですが、こんなトラブルは過去に例が無かったのではないでしょうか。とにかく早期に解決してめでたし、めでたしです。
※6月8日追記: 一段目には燃料が充填済みでした。従来は法規制のため、一段目の母体となった固体ロケットブースターSRB-Aは発射場のある種子島で充填していましたので、当然内之浦で充填するものと思っていましたが、法改正によって充填済みの機体の陸上輸送が可能となっていたようです。
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