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2013年7月 8日 (月)

それでも黒船は来る

パナソニックが発売した、テレビ放送とインタ-ネットの映像を同時に映す機能を持ったテレビのCMを民放各局が拒否していると伝えられました。民放側の言い分は、視聴者が混乱するからと言うものですが、額面通りには受け取れません。近年視聴率の低下が指摘されていますが、その原因のひとつにテレビからネットへの嗜好の変化が挙げられています。スマートフォンによるインターネット利用も益々盛んになっており、テレビだけが情報発信源でいられた時代は過去のものとなっています。

テレビ局は上質の番組を作って視聴者の期待に応えるべきで、今やドラマのネット配信などが普通に行なわれる時代に見せたくないものに蓋は通用しません。仮に我が国のメーカーが販売を手控えても、視聴者がそれを必要とすれば海外からの製品が入ってくるだけです。いくら鎖国をしても黒船は間違いなくやって来ることでしょう。

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