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2013年8月30日 (金)

どうなるシリア情勢

シリアのアサド政権は反政府の立場を取る国民を敵対勢力として一方的に虐殺する行動を取っています。自国民に対し、武力によって容赦なく殺戮する行為に対して軍の一部が離反し、自由シリア軍を結成して政府軍に対抗しています。圧倒的な軍事力を誇る政府軍は、一般市民に対し、航空機による爆撃や砲撃、弾道ミサイルまで使えるものはすべて使って反対派をねじ伏せようと躍起になっています。これまでの戦闘で双方の死者は10万人を超えるとも言われています。このような中、かねて心配されていた化学兵器が政府軍によって使用され、300名あまりの死者が出たと伝えられ、国連の調査団も現地を調査するに至りました。

このような事態に対して欧米各国は巡航ミサイルによる報復攻撃をする構えを見せており、シリア周辺の海域に自国の艦船を集結させてその時を待っています。米国のオバマ大統領は既にアサド政権側が化学兵器を使用した証拠を掴んでいるとされ、同盟国の足並みが揃うのを待っている状況です。国連安保理は政権側を支持する中・露の拒否権によってシリア攻撃の決議が可決される可能性は全くありません。このような中、英・仏が自国内の政治的な手続きが必要になったことから、今日にも行われると言われていた攻撃はしばらく見合わせられることになっています。

アサド政権がこれまでの立場を変えない限り、攻撃は時間の問題と思われますが、限定的な攻撃となることが予想されるため、政権側にどこまでダメージを与えられるかは未知数ですが、一日も早い内戦の終結を願って止みません。

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